ニコライバーグマン氏のつくる庭は、自然の中にうまく溶け込みながらも彼ならではのテイストやエッセンスを散りばめていました
驚きと緻密さと遊び心と心地よさと
あのフラワーボックスがオンならば、ココは彼のオフの姿なのかも
花いっぱいのガーデンではありません
季節を感じて自然と触れ合い、何かを見つけて立ち止まったり思いを巡らせる
眺める庭ではなく、色々なものを感じる庭でした
Don’t look, Feel !
https://x.gd/WGwLZ
箱根の奥の奥、強羅の先の山の中にそれはありました
ナビが無ければきっと辿り着けない💦
いや途中、ナビを疑ったほど
こちらがエントランス
今月は園内がハロウィン仕様になっています
正面に見えるのは併設のカフェ NOMU hakone
右手こちらでチェックイン
ネットで購入したチケットバーコードを見せて入ります
階段からもう可愛い🎃🧡
園内は整備されてますがこんな感じのウッドチップ敷き
さくさく響く足音と柔らかな踏み心地
並ぶ切り株にうながされて先のパビリオンへと向かいます
その切り株には、あらキノコ
ここにも
たーくさん
可愛いー
最初っから足元に生えたキノコたちに目を奪われて、、
ぜんぜん前に進んでません
いかんいかん💦キノコの森ではないのだ
とりあえずいったん回ろ
このガーデンは山の自然を壊さぬように最小限に切り開き、所々に大きなガラス張りの温室、パビリオンが点在してます
これら中にアーティストとしてのニコライ氏の作品が
最初のパビリオン
テーマはシックなホワイト&グレイのハロウィン
落ち着いた色味のドライアレンジやシルバーリーフの鉢物でまとまっていました
園路と植栽の境界は伐採した材を置いたり組んで使い、いつかは自然に還るように
次のパビリオンはビビッドなハロウィン
リースなスワッグ
秋色な実モノのドライアレンジメント
左のたくさんの枝を組んで作るオブジェ
こういうの得意ですよね
枯れてなお、の存在感
おもちゃ箱みたいにカラフル
ここまで緻密に作り込むのが凄い
少しずつ登っていきます
正面に見えるのはハロウィン柄のアートウォール
ニコライバーグマン氏自らがステンシルで描かれたようです
Happy Halloween!
https://x.gd/4zxpO
ここは唯一のショップ
園内で使われている植物やオブジェがたくさん
訪れた人達は皆、自宅に同じような景色を作りたくなるのでしょうね
大きな松ぼっくり、ひとつ250円也
こうなると拾う方も楽しいだろうな
、、250、500、750、1,000、1,250円🎶
あんな感じのベンチやテーブルが、園内のあちこちに点在しています
エントランスにあるカフェでフードをテイクアウトするとバスケットに入れてくれるので、気に入った場所でピクニック気分を
訳:入り口にある喫茶店で軽食をお持ち帰りにすると手提げカゴに入れてくれるので、、笑
そしてまた歩く
木の枝を組んでサークルを作った中にはイワヒバとコケが
巣篭もりスタイル
あちこちに散らばるこんな仕掛けがニコライ氏らしくて
お!またキノコ、秋色〜🍂
あら、なんか可愛らしいゲートが現れましたよ
手付かずの自然の中に突然こうして現れるサプライズ感
ニコライ氏の仕掛けは訪れる人を笑顔にします
ご本人が一番ワクワクしながら創っているのだろうなと
鳥の巣?
小さな枝がたくさん集まって
覗き込むと、、小さな地図を見つけた!
道に迷わないアイテムをゲット
ちょうど道が二手に分かれている
あの地図を広げてみる
どちら側から回るべきか、、
右を選んだ
なんだろう、コレは
小さなレンガと苔むした樹皮が貼られ、そこに生えるソラナム・パンプキン
、、、何かのメッセージだろうか
みたいな、RPGぽくもあり
一番の高台、ビューポイントへ向かいます
ゆるやかな階段、その先には
キノコもハロウィンカラー🧡
だいぶ昇って来ました
振り返ると、、ここ戻るのは大変だ💦
ぐるりと道なりにまわり込むと
視界が開け、見晴らしのよい場所に
ここにもパビリオン
ふわふわススキのアレンジ
豆さや?のツリー仕立て
こゆの好き🤎
こちらは何の集合体だろうか
そしてここから下り坂
この庭は山の斜面を切り開き、頂上に向かって反時計回りにぐるりと登って降りる散策路を設けたような造りです
右側は急斜面、手付かずの山のまま
一帯は雑木の林、下草はクマザサが一面に蔓延って
こう見るとわかりますね
散策路の部分だけ木々を伐採しクマザサを刈り込んだ
、、笹の根留めはどうしたのだろう
刈っただけではこうは行かぬ
草丈1.5m以上
元の林は鬱蒼として陽が差し込まず、クマザサ達は太陽光を求めここまで伸びたのであろう感
トントントンと降りてゆくとまた次のパビリオンが見えてきて
足元には藁が敷き詰められています
ぬくぬく巣箱のような可愛らしさ
小枝で出来た立方体
のとこのコーナーを曲がると
彼らしさ満点の大きなオブジェが
実モノと細竹
これならうちでも作れそうだわね
わが庭ニコライバーグマン化計画、その①
散策路には鉢植えが置かれています
花苗だけで無く樹木も地植えはせずに鉢で
これには何の意味があるのだろうと
新たな植物を山に持ち込まないため?
生育環境や管理の問題?それともデザインなのか
大きな鉢に単植
あれこれ寄せない、ただ一品種だけを
だからこその存在感
美しい
こうしてぐるりと散策は終わりを迎え
スタート地点のカフェの裏手へと出てきました
本当にお花ほぼ無しでした
見られるのはパビリオン内や園路沿いに花の鉢植えとして置かれたものだけ
これらは動としてニコライ氏が手を加えた部分
に対しての静、花ばかりではない庭こそが箱根の山における本来の姿なのだなと
ただ紫陽花だけは特別なよう
園内にはあらゆる所に紫陽花が植えられています
エントランスまわり、散策路沿い、鉢植えにして置かれていたり、色も形も様々
きっとこの土地に合っているのでしょう
クマザサ同様、景観によく馴染んでいます
夏前の花の時期だけでなく、秋から冬も花殻そのまま味わい深く
皆さま、こんなに長いまとめを最後までありがとうございました
一緒に散策した気分になっていただければと思い、道中の写真ほとんどを並べてみました
パビリオンという形で彼の作品も楽しめますが、全体のコンセプトとしては何かを見てもらうのでは無く、訪れた人々がガーデンの中を自由に歩きまわり、立ち止まったり考えたり心に留めたり気付いたり
何かを感じるためのヒントやアイテムがたくさん散りばめてありました
それプラス、この自然の中に身を置いて自分なりの心地よさと満ち足りた気分で今を楽しもうよという空間
デンマーク出身である彼のヒュッゲという概念を大切にされているのが根本にあるのだろうなと
このまとめを見て行きたくなるか、行ったつもりとするかはあなた次第
お疲れサマでした🎶
🍂の音👣香り~五感が研ぎ澄まされそうです😌🫧美しく整備されて 遊び心もあって たっぷり 楽しぃ〰時を過ごせそうです〰️💓💃🏻💕🥂
素晴らしい 編集に感謝です〰✧◝(⁰▿⁰)◜✧💐