散歩道でいつも何気なく眺めていた「ツユクサ」です〜が、この日、旧村の田んぼ脇の空き地に群生する「ツユクサ」の写真を撮って眺めていると「雄しべ」の並びがちょっと違う。ネットで検索すると「雄しべ」は3種類ある。これは初めて知りました💦
又、自家受粉もするそうです。
撮った写真をベースにちょっと調べてみた。
錯誤があればご容赦ください
接写レンズないので上手く撮れませんが・・💦
ありふれた雑草の花にも色々と知らない仕掛けがあるのには驚きました〜🎶🎶
旧村の歩道脇の空き地に群生する「露草」です〜雑草です〜
日本では古くから知られ、万葉集にも登場する。
◉朝露に濡れながら咲き、昼には閉じるというので名前が付いた「ツユクサ」です〜
→花は、1つずつ苞の外に出て咲く。
◉別名→ボウシバナ
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今朝の「ツユクサ」を見ると雄しべの姿がちょっと違うので調べてみたら
◉雄しべは6本
→上側に3本
→下側の中央に1本
→下側に2本
◉花序は2つ折りになった舟形の苞に包まれている。花は1個ずつ苞の外に出て咲く
◉外花被片(萼)は3個、半透明で小さい。
◉内花被片(花びら)は3個、上側の2個は大きく、下側の1個は白色で小さい。
→小さくてかななか確認出来ません💦
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写真にコメントを挿入してみた
◉写真にコメント挿入してみた
⚫︎花弁は→3枚あるが1枚は小さくて白く見えない(分かりにくい)
⚫︎花弁に近い雄しべ→3個 →X字型と呼ばれる
⚫︎中央の雄しべ→1個 Y字型と呼ぶ
⚫︎先端の雄しべ→2個 O字型と呼ぶ
3種類の形態の雄しべがあるとは知らなかった💦
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◉花弁に近い雄しべ、X字型は仮雄しべと呼ばれている
研究では、花粉はあるが結実はしない空っぽの花粉だそうです。雄の機能を持たない
→「仮雄しべ」
→この役割は、昆虫の餌ではないかと推測される。
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◉中央のY型花粉については
→少量の花粉が付着している
→研究の結果、この花粉から結実したと結果報告があり、正常な花粉だそうです
仮雄しべとの情報もあるが、仮ではない雄しべです〜
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◉先端のO字型雄しべ2本
→花粉を沢山放出しますので、本来の雄しべの機能をO字型雄しべが担っている
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◉「ツユクサ」は一日花です〜
→苞葉に沢山の花が仕込まれていて、次の日にはまた別の花が咲くというのを繰り返します
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◉「ツユクサ」は、花粉を虫にも運んでもらいますが、自家受粉の仕組みを持っています
◉研究では、3段階もの受粉をしている
朝1番
A) つぼみの段階で→「つぼみ受粉」する
午前中
B) 昆虫による他家受粉をする
午後1時以後
C) 雌しべ、雄しべが巻き戻り、再度自家受粉する
子孫を残る万全の仕組みです〜この作業で花は咲き終わります、
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◉苞の中には、明日咲く蕾が覗いている
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◉苞に包まれているのは何かなぁ?もしかして「果実」でしょうか?
恐らく果実?
→果実が熟してくると、果皮がぱかっと開いて種子を弾き出すそうです
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◉苞の上部から蕾?かなぁ?こんな咲き方もある
蕾です〜ねー? 違うかなぁ?
咲き終わってしまった後かなぁ?
◉「ツユクサ」には開かない花があるそうです。閉鎖花と呼ぶそうですが、研究では自家受粉で結実したそうです。
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◉この日見た「ツユクサ」は、全て、花柱も突き出る「両性花」ばかりだったが、雌しべの花柱が短く花の中に隠れるケースもあるらしいです〜
◉ツユクサの種類は?
→苞葉に毛が多いものを「ケツユクサ」
→葉裏に毛があるものを「オニツユクサ」「ヒメオニツユクサ」
又、花色の薄い品種を「ウスイロツユクサ」
と、分けられるそうです〜
以上 ツユクサの素人談義🎵でした
短い花の命です〜が、次々と咲かせる「ツユクサ」に、知らない仕掛けがある花でしたー
雄花が3種類・自家受粉の仕組み等、知りませんでした💦
2023/8/29
追伸
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午後から柱頭を巻き戻すとの話しなので花を摘んで持ち帰って試してみる!
◉8月29日
自宅に持ち帰った時の姿 am11:37
水さしに差して様子を見る
徒歩🚶♀️20分ほどです〜摘んだ時より少し巻いているかなぁ?と思います♪
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食事を済ませて確認したら巻き戻しています
◉pm 12:22. 随分と巻き戻しています
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◉pm 12:51. 花びらが縮んできたなぁ
こんなに巻き戻れば自家受粉はできるなぁ
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◉pm 13:34. 微妙に変化している
雌しべが伸びてきた?何故かなぁ。
そうか、霧吹きをかけてみたからかなぁ?
◉その後の状態は
苞の上部へ変化している
これで咲き終わり苞に果実へと成長する?
2023/8/29. 雄しべ・雌しべの巻き戻しているのを確かめてみると確かに巻き戻している。別の一輪も巻き戻している。
以上です〜
知らないことばかりでした🤗💜