広島市植物公園の日本庭園の奥でヤマアジサイ、エゾアジサイ、それらの栽培品種が咲き始めています。
咲き始めでまだ咲いていないのは紹介できませんのでまたの機会に。
ヤマアジサイ.エゾアジサイ.それらの栽培品種
七段花 シチダンカ
ヤマアジサイの一種で、ドイツの医師・博物学者シーボルトが「フローラ・ヤポニカ」(日本植物誌)で紹介した植物です。 しかし、その後は実際に発見されずに「幻のアジサイ」と呼ばれていましたが、昭和34年に六甲山で発見され話題になりました。
伊予獅子手まり イヨジシテマリ
愛媛県伊予地方で自生する野生種
秋まで次々と花を咲かせる。
秋篠手まり アキシノテマリ
ヤマアジサイのテマリ咲
命名は秋篠宮様の婚礼の日に発見されたことによるという。
藍姫 アイヒメ
徳島県の剣山系
白鳥 ハクチョウ
自生地 富士山麓
深山八重紫 ミヤマヤエムラサキ
京都府北方、美山町の堀越峠で発見された。
エゾアジサイの一種との説もある。
桃色に咲かせた品種は「花笠」
と呼ばれることもある。
祖谷手まり イヤテマリ
徳島県南西部の祖谷渓の産
子持ち七段花 コモチシチダンカ
コモチシチダンカ
小さな八重花が子供のようにつく品種。
瀬戸の月 セトノツキ
コガクウツギとヤマアジサイの自然交雑種
丸花弁の花は上品で可憐で湖上の月を思わせるとのことでこの名がついたようです。
九重山 クジュウサン
葉全体にクリーム色の斑が入る。
大分県の九重山に自生しているためそのまま山の名前がつかられたようです。
土佐神楽 トサカグラ
高知県産の額咲き品種
装飾花は用土により薄水色、薄いピンク色。時に筋が入る。
弁数3〜6枚。
葉に黄色の小さな斑が入ることもある。
咲き進むと装飾花の花茎が伸びて舞っているように見えるということで「神楽」の名がついたよう。
清澄沢紫陽花 キヨスミサワアジサイ
千葉県の清澄山の産
額咲きで白い萼片の縁に紅色の斑が入る。
また健丈なので園芸品種の母種にされることが多いようです。
荒谷の子守唄 アラタニノコモリウタ
広島市の荒谷山で発見された。
ハート形の花弁がギザギザなので荒谷の子守唄(仮称)
あのチェッカーズの
ギザギザハートの子守唄
からの命名ですか?
土佐緑風 トサリョクフウ
単の額咲きアジサイ。
緑色で咲き始めて青く色づく特徴的な咲き方をする。最終的には青くなる。
両性花は緑と青が混じり合い青色になっていく。
赤倉甘茶 アカクラアマチャ
淡い蒼色〜蒼紫色の額縁咲き
先の丸い細い花弁が幾重にも重なります。
両性花も八重咲きで退化脱落が早い。
剣の舞 ツルギノマイ
淡い青色〜青紫色
八重の額縁咲き、先が丸くて細い花弁が幾重にも重なって咲く。
両性花も八重咲きだが退化脱落が早い。
肥後絞り ヒゴシボリ
熊本県産
青に白の絞りが入っているのが特徴
黒姫 クロヒメ
薄墨の滲んだような青紫色、葉茎ともに黒っぽい色をしている。
山地などの来歴は不明のようです。
東雲 シノノメ
滋賀県信楽の原産
大島敏郎氏と神館シノブ氏が発見とある。
花色が明け方をイメージさせることから命名されたよう。
星型半手まり咲
淡青色、弁の重なり少なく細い、ややそり返る。
綾 アヤ
ユキノシタ科
アジサイ属
エゾアジサイ
石川県 山中温泉南方で発見されたといわれている。
半手まり咲き。
ヤマアジサイ
白縞 シロシマ
アジサイ園芸品種 のタグがありました。
調べましたが詳しいことはわかりませんでした。
素朴で可憐な山紫陽花に魅せられています。
素敵なまとめ、ありがとうございました🙇♀️