クリスマスローズのハーバリウムの大まかな作り方と、ちょっとしたコツをご紹介いたしますのでよろしければご覧ください✨
はじめに
ハーバリウムの作り方ですが、ドライフラワーを瓶の中に入れてから、オイルを注ぐというのが一般的です。
しかし、その作り方では花材が瓶の口よりも小さくなくてはならず、瓶のデザインや花の種類、大きさが限定されてしまいます。
そこで、今回は瓶の中でドライフラワーを作ってからオイルを注ぐ方法でハーバリウムを作ってみました。
用意するもの
●クリスマスローズ
●シリカゲル
●ハーバリウムの専用オイル
(今回はシリコンオイルを使用しました)
●ガラス瓶
●ハサミ
●ピンセット
●漏斗
クリスマスローズを瓶の中に入れる
花を瓶の中に入れ、その後ピンセットで好きな位置に整形します。
●花を入れるときは指で優しく押し込んでください。(ピンセットなど、固く先の鋭いもので入れると花を傷めてしまいます)
●ピンセットで位置を調整するときはなるべく茎を持ちましょう。
花弁を調節したいときはつままず、優しく押すようにすればOKです。
●花の先進み具合いによって、雄しべが落ちやすいことがあります。ある程度先進んだ花を使うときは、瓶にいれる前に雄しべを優しく撫でてあげて、落ちやすものを落としておくといいと思います。
1つを入れ終えたら、また次の花を入れてピンセットで位置を調整します。
●茎や葉は最初から切り落とさず瓶の中の状況に応じて調節するといいと思います。
茎は長めにしておくと瓶の中で花材が安定してズレにくくなります。
瓶にシリカゲルを流し込む
瓶の口に漏斗を設置して、そこからシリカゲルを流し入れます。
シリカゲルが上の花に積もっていくので、優しく揺すり下に落としてください。花の位置がズレたらその都度ピンセットで調節してください。
シリカゲルをいっぱいに入れました。
瓶と花の間など、シリカゲルが行き渡っていないと上手く乾燥しないため、蓋をして上下左右に回して行き渡らせてください。
隙間にシリカゲルが入っていきます。
隙間に入って減った分のシリカゲルを補充して蓋をして一週間置いておきます。
~~1週間後~~
シリカゲルを取り出します。
●花の隙間にシリカゲルが入り込んでいるので、優しく回して出来るだけ取ってください。
●ドライにする過程や、シリカゲルを出すときに取れてしまった雄しべ等も取り出してください。引っ掛かりやすいので軽くトントンと瓶を叩くと取れやすいです。
全てのシリカゲルを取り出しました。
若干の位置のズレはあると思いますが、割れやすいので修正せずにそのままをオススメします。
どうしてもという場合は、ピンセットで茎などを優しく摘まんで修正してください。
オイルを瓶の口いっぱいまで流し入れます。
●流し入れるときに花が動いたりすることがあるので、入れる角度などを調節してください。
完成です!
●鑑賞期間は一般的に6~12ヶ月と言われています。
●紫外線で退色しますので、直射日光は避けた方がいいと思います。
ですが、また来年も作れますので好きな場所に飾っていいと思います✨
窓辺に飾ると光が差して花弁が透き通って見えてとても綺麗ですよ😊
~作品紹介~
花茎ごと細長い瓶に入れてみました。
ドライにすると縮んで短くなります。
そのため瓶の上が空いてしまったので、可愛いお菓子のタグを後ろにつけてみました。
白のクリスマスローズを1つだけ入れてシンプルにしてみました。シンプルすぎたので、空白のスペースをレースでかざってみました。
白の花弁はオイルに浸けると透明になるので、生花、ドライのときとイメージが大きく変わりますね。
茎や葉を切り落として花だけを入れてしまうと安定せずに向きが変わりやすいです。この作品のは左下の花が完全に下をむいてしまっています。
左上の空間が空いてしまったので、そこにリボンをつけてみました。
ブーケをそのまま瓶の中でドライにした作品です。このやり方ではないと作れないデザインですね。
ただ、1度に全てのお花を入れるため、相当ぎゅうぎゅうにして詰め込む必要がありました。ぎゅうぎゅうにしすぎて花弁がちぎれてしまったり失敗してやりなおしました。
失敗できないようなお花ではあまりおすすめしませんが、完成するととっても可愛いので機会があればぜひやってみてください✨
最後に
以上、クリスマスローズのハーバリウムのまとめでした。
参考にしていただけたら幸いです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました✨
ありがとうございます😊
大好きなクリスマスローズを題材にして、ハーバリウムの作り方を順序だてて、picを加えて構成していただきありがとうございました。見ながら作れそうで大変わかりやすかったです😊
お忙しい中、本当にありがとうございました🌸🌼🌸😊