warning
error
success
information
クリスマスローズはもともと茎や葉にあまり水分を含まないので、ドライフラワーに向いているといわれています。手っ取り早く仕上げたいなら吊るすだけのハンギング法がおすすめ。クリスマスローズは乾燥させた後も花色や形が変わらないので、アレンジにも向いています♪
今回はクリスマスローズのドライフラワーの作り方をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
クリスマスローズは、花の少ない冬の時期に庭を彩ってくれる常緑の植物です。日本では、キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)に分類される植物をひとくくりに「クリスマスローズ」と呼びますが、本来は、クリスマスの頃に純白の美しい花を咲かせる「クリスマス・ニゲル」のことをクリスマスローズと呼んでいました。
クリスマスローズは、あまり水分を含んでいないので、ドライフラワーに向いています。乾燥させたあともあまり形が変わらず、上手に乾燥させればアンティークな色合いをほとんど残すことができますよ。
クリスマスローズは一本に数輪の花がつきますが、花と花との間に間隔があり風が通りやすいので、鉢植えのものをそのまま切り取ってドライフラワーにするのもおすすめです。
切り花のクリスマスローズも販売されているので、切り花を楽しんだ後にドライフラワーにアレンジすることもできます。
クリスマスローズをドライフラワーの作り方には、「ハンギング法」と「シリカゲル法」「ドライ・イン・ウォーター法」の3種類があります。
ドライフラワーの作り方としてハンギング法がもっとも定番で、初心者におすすめです。シリカゲル法はハンギング法より少し手間がかかりますが、花の形や色をよりキレイに残すことができます。
最後にドライ・イン・ウォーター法は、水の入った花瓶に花を生けたまま乾燥させる方法です。
ハンギング法は、花を束ね、下に向けて吊るすだけでできるので初心者にも優しい作り方です。ハンギングは、晴れた日が続くときに行いましょう。長雨の時期には湿気が多くなるので避けるのがベターです。
ハンギング法では、直射日光があたらず、風通しがよく湿度変化が少ない場所で乾燥させましょう。風が当たらない場所で乾燥させる場合は、吊るした花の向きを変えてまんべんなく風に当てるようにします。キッチンの周辺やお風呂場、洗面所の近くは湿度が高いので、ドライフラワーを置くには向いていません。
ハンギング法で作ったドライフラワーは、咲いていた時よりもかなりボリュームが落ちます。ハンギング法では、花茎についた葉をあまり落とさずに乾燥させることでボリュームが残るでしょう。葉が多すぎる場合は少し間引いて通気をよくしましょう。
シリカゲルは、お菓子や海苔が湿るのを防ぐために使われる乾燥剤です。シリカゲルは水分を吸収してくれるので、ドライフラワーにも使用することができます。
シリカゲルを使ってドライフラワーを作ると、透明感や微妙な色合いを残したまま乾燥させることができます。また、湿気の多い梅雨や長雨の時期にもシリカゲルを使うことでドライフラワーを作ることができます。ドライフラワーに使用するシリカゲルは、ネットショップや100円ショップなどで購入することができますよ。
クリスマスローズのドライフラワーをリースにしたい場合は、シリカゲル法がおすすめです。
シリカゲルに入れる前と入れた後では、花色の赤みがやや薄くなることがありますが、生花とほとんど変わらない状態で乾燥します。茎をつけたまま乾燥させたい場合は、深さのある容器を選に、その中に花を埋め込みましょう。
ドライ・イン・ウォーター方は、水が入った器に花をいけたままにして乾燥させる方法です。この方法では、花がだんだん萎れていくので、花首が下を向いた状態でドライフラワーになります。
クリスマスローズのドライフラワーができたら、部屋に飾ってみましょう。ドライフラワーは繊細なので、完成したものをいじりすぎると花の形が崩れてしまいます。
ドライフラワーはシンプルに飾るのが基本です。シンプルなフラワーベースに挿したり、花束にしてトレイの上に乗せたり、リースにして玄関や出窓などに飾ってみましょう。
クリスマスローズのリースでは、ムスカリやスズランなど、アクセントになるような花色や小ぶりな花を添えてみましょう。繊細でアンティークな印象にすることができます。
冬の貴婦人とも呼ばれるほど、エレガントな印象を持つクリスマスローズ。ドライフラワーにすることで、美しい花をずっと楽しむことができますよ。
クリスマスローズのドライフラワーは初心者でも簡単に作ることができるので、記事を参考にぜひ素敵なドライフラワーを作ってみてくださいね♪
GreenSnap編集部