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今回はカーネーションのドライフラワーの作り方をご紹介します。カーネーション本来の特徴やドライフラワーの特徴を知って、ぜひ作ってみましょう。シリカゲルやグリセリンなどを用いると美しい花色を残すこともできます。
カーネーションは母の日に贈る花として、よく知られている花であり、地中海沿岸などが原産のナデシコ科の多年草です。カーネーションは花もちがよく、フラワーアレンジやブーケなどに多く利用されています。
フリルのような花びらが多数重なり合い、ボリュームのある花を感じさせますが、ナデシコに似たような可憐さも持ち合わせています。草姿は端正で、独特な香りも魅力です。
花色や品種も多く、日本では菊やバラに次いで生産量の多い花です。
カーネーションのドライフラワーは自然乾燥だと変色の度合いが大きく、乾燥しきったものはアンティークな色合いになります。ただし、もともと花びらに水分をあまり含まないため、花姿はあまりかわりません。
母の日などプレゼントでもらったカーネーションの中には青色やレインボーカラーなど、珍しい色をしたものもあるでしょう。もらったカーネーションなどを少しでも長く残しておきたいという方は、ドライフラワーにするのがおすすめです。
※途中で乾燥が進んでいるか気になることがあるかもしれませんが、保管中に蓋は開けないようにしましょう。
また複数の花を同時にドライフラワーにする場合、1つの容器にすべて入れることも可能ですが、花同士が重なってしまうと、重なった部分の乾燥がうまく進まないことがあります。花びらが重ならない程度に離しておき、シリカゲルで埋めるようにしましょう。
グリセリンを使うと、自然の色を残しながら半生状態のドライフラワーに仕上げることができます。
※漬け込む時間を短くしたい場合は、茎の先に少しだけ切り込みを入れておくことで吸い上げがよくなる。
カーネーションを主役に、アジサイ、スターチスやユーカリ、花かんざしなどをあしらった、ドライフラワーブーケです。母の日に送るときも、最初からドライフラワーにしてあると、長く飾れるので喜ばれそうです。
カーネーションのドライフラワー を中心に、こちらもアジサイやスターチス、カスミソウなどを合わせたフラワーボックスアレンジです。コンパクトで平置きしても立てかけてもステキな飾り方が楽しめます。
もちろん、しんぷるにカーネーションのドライフラワー を花瓶にいける飾り方もステキです。すこし色褪せたシックな趣きが楽しめて、年配のお母様も楽しんで飾ってもらえることでしょう。
カーネーションのドライフラワー がきれいにつくれたら、ビンに入れてオイルを垂らして、カーネーションのハーバリウムを作ってみてはいかがでしょうか。美しい花いろや花姿を長く保存できるので、おすすめです。
カーネーションのドライフラワー ができたら、ビンやボトルにいれて飾る方法もかわいらしいです。ほこりや虫がわきにくいので、長く飾れるのも魅力のひとつ。ぜひ、大切な日にもらった花は、ドライフラワー にしてボトルにいれて飾ってみてください。
カーネーションのドライフラワーは通販でも販売されています。ドライフラワーになった花だけですと価格は1000円前後で、フラワーアレンジメントとして他の花と一緒にケースなどに収められていたりさらにアレンジが加えられているともう少し値段は上がります。
通販で販売されているものは色、形によりこだわって作られていますし、他のお花とミックスしてブーケのようになっているものもあります。できるだけ長く残したい方にプレゼントとしてぴったりです。
母の日をはじめ、店頭に並ぶカーネーションは色のバリエーションが豊富です。ドライフラワーの作り方として、自然乾燥のほか、シリカゲルやグリセリンなど色を残す方法がいくつかあるので、色を残したい方はぜひ試してみましょう。
GreenSnap編集部