可愛らしいグラキリスの発根管理を行います。
久しぶりなので手順の復習をかねてまとめておきます。
用意したもの
・ベニカXスプレー(殺菌剤)
・ルートン(発根促進剤)
・オキシベロン(発根促進剤)
・鉢
・麻紐(鉢と本体の固定)
・筆(ルートン塗布)
・温度計(鉢内温度管理)
・竹串(水やりのタイミング確認して)
・カッター(根を詰める)
・ライター(カッターの殺菌)
・容器(オキシベロンに漬ける)
・オルトラン(防虫)
・用土
洗浄
株の根に塗布されている硫黄
硫黄を洗い流します。
ついでに全体も水を当てる程度で洗います。
硫黄を洗い流した後は、乾燥させます。
早く乾かすために、サーキュレーターの風を当てて完全に乾かします。
根の処理
カッターの刃をライターでさっと炙り殺菌した上で、根が出やすいように切り詰めます。
リセットの事も考えて極力切り詰めないようにし、塊根内の新鮮な部分が出るところまで切り詰めます。
新鮮なところは水分が滲み出ています。
オキシベロン溶液
50倍希釈のオキシベロン溶液を作ります。
今回は、
水 50ml
オキシベロン 1ml
発根促進処理
オキシベロン溶液を容器に入れて、株をつけます。
ここから24時間放置します。
オキシベロンから揚げた本体にベニカXをまんべんなくスプレーします。
風通しの良いところで乾燥させます。
十分に乾いたら、ルートンを筆で薄く塗布します。
切り口だけで無く、根が出そうであろう根元周辺に薄く塗ります。
株をトントンして余分なルートンは落としておきます。
植え付け
私の場合は、鉢底石代わりにひゅうが土中粒をいれ、薄く土を入れた上にオルトランをパラパラ。
そして、鉢の中心に株を配置して周りに土を入れ込みます。
完成
最後に麻紐で軽く固定し、温度計と竹串を挿して完成です😀
3日後に鉢底から微塵が出なくなるまでたっぷり水やりします。
32日経過
発根を確認しました。
戻す時にグラグラしていたため、表面を赤玉土細粒で覆って固定しました。