アガベをメインとした多肉花壇の冬越し結果
2021/12から2022/3まで
多肉花壇ですがネイティブプランツもそこそこ植っています
サボテン、ハオルチア、アロエやエケベリアなどが隙間に
植え付けてあるものは🏷紫苑の多肉花壇 でまとめなどをご覧ください
防寒
この冬は寒くなるのが遅く
地面のマルチも年末近くになって始めました
冬越し前12月中旬の花壇の様子
今年の冬の最低気温は-3〜3℃くらい
最高気温は5〜10℃くらいです
今年は雪は積もらなかったですが
たまに2~3cm積もります
霜は毎日降ります
防寒は前年と同じく屋根とビニールを夜間や
雨と雪の日にかけて晴れた日中はあけます
日中は寒いと言っても0℃切る事はなく
水分が切れていれば春から慣らしている多肉たちは耐えます
前年、寒さに弱く多少葉の傷んだアガベは
更に苗キャップをかぶせました
吉祥冠錦と雷神、チタノタの3種
この冬は地面のマルチ材を敷き藁にして
小さめの多肉たちも覆っています
触った感じ前年のウッドチップより暖かく
軽いので上部に乗せても多肉が潰れないのが良さそう
途中
1月26日の様子
気温も落ち着いており一番冷え込んだ日でも
-3℃位で済みました
地温もあまり下がらず4-5℃付近
前年は年始に-5℃まで落ち込んで数日続きましたので
1日一気に下がっても花壇には変化はありません
2月9日
気になるチタノタも元気そう
前年は0℃付近で危なそうな雰囲気を出し
保温バッグをかぶせて冬越し
1年間の慣らしが効いたよう
一緒にキャップに入っているグラプトベリアも
特別傷みは無さそうですね
寒さに強い五色万代はビニールのおかげ様で
赤い色が発色しません
それはそれで寂しい
そこまで強く無さそうなブルーウェーブ
花壇は端で寒そうな所
ライトで少し保温されているかも
今のところ変化は見られません
ビニールに入っていないトルンカータ
地植えは1年目の株で前年は鉢で冬越し
春から花壇に下ろして育てています
こちらも特別変化はなさそう
マルチ以外の防寒なしゾーン
数年育てているジェミニフローラ
前年も1番寒かった日以外特に何もせず
雪も被ったりしていました
隣のテキラーナは下葉が傷みましたが
今年はどの葉も傷んでいません
笹の雪
慣れたのか敷き藁効果か今年は下葉も綺麗
前年は地際の葉が傷み取り除くのに難儀しました
ポリカ屋根の影響か黒法師が緑気味
高砂の翁は防寒前から付いている蕾が開かずそのまま
サボテンのヌーダムは少し寒そうに見えます
ユッカ リギダは強いんで平気
3月8日
しばらく暖かい日が続きまた寒さが戻っています
数日は気温が10℃を越え朝も5℃くらい
この日は0.2℃でした
一度暖かくなって戻る時が危ない
今まで少なめにしていた防寒もまたmax
日中は寒くても風を通します
手前からギガンテンシス 五色万代 オバティフォリア
壁際のセネキオが今年は綺麗
前年は葉が結構傷みました
セダム類もあまり傷みなく伸び始めています
奥はユッカ ロストラータ
手前にブルーウェーブ 笹の雪
アロエブリザードと子株の雷神
親株はキャップしてますが子株はしてません
元気なんで来年はビニールだけでも良さそうですね
バンクシアも一緒に防寒されています
コルディリネとトルンカータ、うちわサボテン (ノパル)
イソポゴン手前がジェミニフローラ、チラッとテキラーナ
コルディリネ付近から防寒無しです
イソポゴンは一部枝が枯れていますが
コレは夏から継続的に一部が枯れているので
寒さのせいではないでしょう
多分、根腐れか水切れかの2択
花芽もついてて春には咲くかも
かなり気になっていたテキラーナは以外と耐えています
今年は関西の冬にしては降水が多かった気がして
気温は高くても前年より厳しいと思っていました
特にこの部分は屋根もないし保水してしまうから
また葉が数枚は痛むだろうと予想してしていましたが
頑張ってくれたようです
あまり動きのないユッカ バッカタも元気
耐寒性ユーフォルビアは開花の準備を始めました
吉祥冠錦、リューカデンドロン ストロベリーフェアー
フィリフェラ？フィリフェラ×イシスメンシス
チタノタ、雷神と奥はセルリアとプロテア
吉祥冠錦や雷神などはキャップをかぶせてるのもあり
ダメージはないですね
前年はやはり下葉が傷んでいました
寒風や霜かと思っていたのですが
マルチ材をウッドチップから敷き藁にした影響かも
ウッドチップは一度湿ると保水してしまうけど
敷き藁は割とすぐ乾くのですよね
あと中空構造で暖かいです
同じ花壇でビニールのないところに植っているキングプロテア
横幅がありビニールをかぶってる部分もあり
そちらは葉が綺麗ですが雨晒しの方は赤いスポットが出ます
低温のストレスのよう
数年、鉢植えで育ててますが地植えにしても変化はなく
ストレスが出たからと言って枯れませんが
明らかに頂点の花芽は育つのが遅く差が出ているので
霜除けくらいはしたほうがいいです
隣のセルリアはビニール内ですが
花芽は限界ギリギリ
芽がついていたら霜除けが必須です
我が家と同じ気温帯の場所なら
木はそのまま耐えれるかもしれませんが
寒冷紗は巻いた方が安全です
ネイティブは冬に販売が増えますが
無加温ハウスから出荷されたものですので
その年に冬越しをそのままするのは無謀なので
一年目は夜は暖房のない屋内へ入れます
参考
我が家より2〜3℃暖かい花博跡地の地植えアガベ
すごく綺麗ですね
やはり弱い目の吉祥冠などは
霜除けにビニールアーチが付いていました
気温ではなく雨や雪、霜が弱い品種にはダメージになります
一年にそんなに葉が増える植物ではないので
葉を減らすと大株にするのに時間がかかりますし
冬や梅雨時なんかは水分を避ける工夫をした方が安全
鉢植えたち
年末に買って鉢で育てているアガベもあります
根が張っていないと流石に体感温度が足りていても
冬越しはできないので地植えで冬越しは春からか
少なくとも10月までに植え付けを終えます
鉢植えは地上部だけでなく根の部分も寒さに晒されます
特に陶器や素焼きなどの鉢は冷たくなりやすいので
同じ種類でも鉢植えの方が適応範囲は狭くなります
我が家は日中は屋上へ出し
夜間は暖房のない階段室に取り込みました
暖房に慣らすと外に出せなくなるので
日中外へ出す植物は夜間も気温差をつけないようにします
2020年のふるさと納税で来たアガベ ドラゴントゥース
昨年は-5℃の寒波で簡易温室内でダメージを受け
寒さに弱いかもと鉢植えにして一年育てました
よく考えたら小苗で簡易温室だけで耐えたので
雷神と同じくらいかもと今年は大地に下ろします
年末に買ったマクロアカンサ
多肉花花壇でない花壇に春植え付け予定
子株があるのでそっちは鉢で残します
保険ですね
おしまい
色々工夫しての2年目
3月中旬までもう少し防寒作業は続きそう
新しい種類も増えていますが
自宅の耐寒性ゾーンの範囲内にとどめて購入してます
工夫でなんとかできる部分はあっても
地植えでは耐えられる幅を越えてしまうと
たすかる見込みはないので
hardiness zone(耐寒性ゾーン)を
調べて選ぶのが大事ですね
凄くタメになりました✨
ありがとうございます🤗