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観葉植物の中でも人気があるユッカは育てている方も多いですよね。育てやすく、開店祝いなどの贈り物にも人気です。
今回は、ユッカの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
上へと葉を茂らす雄雄しい姿から、青年らしいとされ、ユッカは青年の木と呼ばれることがあります。
ユッカの花言葉はそれらにちなんで、「勇壮」や「偉大」、「立派」と意味付けられています。また、ロゼッタ状にひろがった葉が風に吹かれる姿から、「颯爽」とも呼ばれます。
また、ユッカは鋭い葉をもつため、ユッカの種は通称、「銃剣、短剣、剣、針」などと名付けられています。どちらも男性的なイメージが払拭できない、勇猛な植物になりますね。
ユッカという名前は、カリブ諸島でユカ(Yuca)と呼ばれるキャッサバ(マニホッ卜とも呼ばれる植物)と混同されて付けられた名前が由来になります。
原住民はユッカを食用をはじめとして、洗剤などの日用品としてもさまざまに活用していました。アメリカのニューメキシコ州では、ユッカを州花として掲げています。17~18世紀頃に園芸用として輸出されるのをきっかけに、世界中の人々に愛されるようになりました。
開花時期は春と秋の年2回で、この時期には見事な花を咲かせます。
名前にランと入りますが、すずらんと同様に、ランの仲間には属しません。
「神様のろうそくと」呼ばれる種類は、蝋燭が燭台に灯ったような花を咲かすため、和名を「君が代ラン」とも呼ばれます。英名が神様のろうそくからして、君が世を照らす、つまり、日本の最高神である天照大神(あまてらすおおみかみ)を表したことから、由来があります。
いずれも、胡蝶蘭のような大輪の花を咲かせます。
多年草の樹木になり学名は「Yucca」。英名ではヤッカと発音され、リュウゼツラン科、イトラン属(ユッカ属)の植物の総称になります。場合によっては、キジカクシ科・イトラン属と表記されることもしばしばあります。
リュウゼツランの受粉はハチやガなどの昆虫や、鳥やコウモリなどの動物を媒介して受粉しますが、ユッカは虫であっても、ユッカガというガの一種を通してしか、受粉を行いません。ユッカとユッカガは相生の関係になります。
またリュウゼツランの植物の大半は、長い年月を通して一度しか開花せず、その後は枯れてしまいますが、ユッカは、ほぼ毎年結実後も花を咲かせ続けるのが特徴です。
その太い幹が巨像の足に似ていることから、「エレファンティペス」などと呼ばれ、また、生長が勢いよく著しいことから、「青年の木」とも呼ばれているため、男性のプレゼントに購入される方が多いです。
「神様のろうそくと」呼ばれる、蝋燭が燭台に灯ったような花を咲かす品種のユッカもあります。
風水的には仕事運に絡んでくるので、出世を願う男性(近年では女性もいるかもしれません)に贈ることで、運気アップにつながります。上向きの葉を茂らせる陽気な姿から、陽の気を取り込みやすいとされます。
ベランダや玄関に飾り、一緒に陽の気を部屋に取り込むと良いでしょう。
GreenSnap編集部