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リュウゼツランとも呼ばれる多肉植物のアガベは暑さ、そして寒さに強い多肉植物です。
耐寒性は0℃までで育てる地域と環境によっては地植えで育てることも可能です。
今回はアガベを地植えする際の条件とコツを紹介します。
アガベはメキシコやアメリカ中部や南西部などに自生する多肉植物です。
種類は300種類以上と豊富で乾燥に強く耐暑性、耐寒性に優れた多肉植物で育てやすいのが特徴です。
ただし冬は鉢植えなら5℃、地植えなら0℃を下回る環境で管理するのは厳しいです。
よって地植えで育てる場合は関東から西の暖かい地方が最も適しています。
アガベは日光を好む多肉植物ですが、長時間直射日光を浴びると葉焼けを起こしてしまいます。
色が変わってしまうと美しさが損なわれてしまうので半日陰になる場所を選ぶと良いでしょう。
高温多湿も嫌うので風通しの良さも重要です。そして忘れてはならないのが土です。
多肉植物を育てるには水はけの良い土壌が必要です。
多肉植物用の用土に入れ替えるか、赤玉小粒、軽石小粒、腐葉土などをブレンドした土で土壌改善しましょう。
地植えに向いている季節は春です。しっかりと根付かせるためにも冬の休眠期や高温多湿になりがちな季節は避けて下さい。
鉢植えで育てる場合と違って気を付けたいのが水やりです。
梅雨から夏にかけては一見表面の土が乾いているように見えても水分がまだ土の中に残っている場合があります。
水を与えすぎないように注意しましょう。
冬は乾燥気味にして水を与える場合は多肉植物を凍らせてしまわないよう、気温が0℃以上で暖かい時間帯に行って下さい。
冷たい水を使うのは避けて下さい。寒さ対策として茎を守るように藁で保護をしてあげると越冬させやすくなります。
寒さに強いアガベを地植えする条件とコツを紹介しました。
寒さに強い多肉植物は他にもユッカ、セダム、クラッスラなどがあります。
もし地植え可能な環境が整っているなら挑戦してみてはいかがでしょうか。
※トップ画像はPhoto by アンブンさん@GreenSnap
takenaka