1ヶ月前から多肉にはまり、寄せ植えジオラマを作るためにモルタルハウスを自作することにしました。
初めてなので出来はいまひとつですが、とても楽しかったのでまとめてみました。
作成の動機
私は以前から植物は好きだったのですが、一戸建てで初めて庭を持ってみたら管理が大変で、数年前に植物を植えていたところは全部ウッドデッキにしてしまいました。
しばらく植物も育てていなかったのですが、イチゴの苗をもらったので、プランターを買って育てたのですが、猛暑で枯れてしまい…その空いたところに花でも植えようと買いに行った時に、アスターと、セダムのミルクゥージと斑入りマルバマンネングサを見かけて可愛くて買ってしまいました。
セダムは花と寄せ植えするつもりだったのですが、調べてみたらだいぶ管理方法が違うので、これは一緒の鉢に入れるのは無理だと思いました。じゃあ別の鉢を買おう、と調べているうちに、多肉で箱庭を作っている写真を見かけて、これをやりたい!と思ったのです。
私は当初、素朴な赤い屋根の家とその庭を、ヨーロッパ的なイメージで寄せ植えにするつもりでした。そのためにメルカリで多肉のカット苗の詰め合わせを購入したのですが、その苗を見た高校生の息子が「この植物だったら、メキシコ風の家が合うんじゃない?」と言って、イメージの画像を見せてくれたのです。
ふむ、確かに…、トロピカルな多肉苗は、どちらかというとそういうイメージのほうが似合うなと思いましたが「メキシコの家のフィギュアなんて、どこにもないよ」と言ったら「俺が作る」と言い出したのです。
しかし鉢植えに置くものなので、耐水性が必要です。息子が最初に提案してきたのが、「ひなたぼっこ」という、素焼き陶土のような粘土で作ることでした。乾いたら水がかかっても大丈夫というもので、Amazonで購入しました。
そして私の案の「ヨーロッパ調の箱庭」は、当初は市販のものでなんとかしようと思ったのですが、ちょうどいいサイズのものが売っていなくて…ついでだから作って、と息子に「ひなたぼっこ」で作らせてみました。
しかし、実際に造形をしてみたら、かなり粘性が高い粘土で、四角い物を作るのはかなり大変だったのです。赤い屋根にするつもりの家を作ったのですが、乾かすまでの間に重みで歪んでしまいました。
言い出しっぺのくせに、全然思い通りに造形できなかったので、すっかりやる気を失ってしまった息子。何か他に方法はないだろうか…いろいろ調べているうちに、モルタル造形を知ったのです。
これならたぶんできそう!と思いました。
調査&下準備
モルタル造形の本を図書館から借りて読んだり、Youtubeの「東京モルタルクラブ」を見て、作り方を調べて、材料や道具を揃えました。
ほとんどの道具は百均やホームセンター、Amazonの安いもので調達しました。
着色用のアクリル絵の具は子供が学校で使っていたものがあったので、それを使用しました。
道具と材料
【材料】
★モルタル細工★
ギルトセメント、スタイロフォーム、発泡スチロール用接着剤、ガラスタイル ※家の窓用 などなど
★着色★
アクリル絵の具、トップコート
【道具】
★モルタル細工★
カッター、カッターマット、定規、土台固定用ネジ、ドライバー、絵具用パレットナイフセット
作業用のレジャーシート、使い捨てプラカップ、料理用の小さめのパレットナイフ、ダイソー木工用やすり、掃除用ブラシ、ハケ、など
★着色★
(100均)
筆、面相筆※細かい色塗り用
ハケ※造形で使ったもの
パレット、筆洗バケツ など
参考までに
tokyoモルタルクラブさんでは、簡単にモルタルデコに挑戦できるキットを販売してます。
材料をこんなにいろいろ揃えるのはハードルが高い!と感じている方は、ここからチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
リンクが貼れないのでお手数ですが
『キット モルタルデコ』でyoutubeで検索してみてください。
※画像はtokyoモルタルクラブさんの動画からお借りしました。
可愛いお家が並んでいたので私にも作れるかな?と思って拝見しました
でも材料がズラ〜と並んでるのを見て、これは私には無理😣となりました😂
優しい息子さんのアドバイスもあって可愛いお家が3軒も💕
着色編も見たいです😆
たくさんのいいねありがとうございました🙇♀️