底面給水の時間は一般的に20分とよく見かける。
多肉植物においてはもっと早く給水されるのではないかと思い、検証しました。
用意するもの
プレステラ105 硬質鹿沼土(細粒)
底面給水トレー
実験1:鹿沼土(細粒) 給水時間
プレステラ105に鹿沼土(細粒)を線まで入れる。(5個用意する)
底面給水トレーに溢れるまで水を張る。
トレーの中に鉢を入れ、30秒、1分、3分、5分、10分置き給水状態をみる。
実験1:結果
10秒ほどで全ての土の表面まで湿った。
こ、こんなはずでは!
このままでは面白くない実験結果だけが残ってしまう!
実験2:鹿沼土(小粒) 給水時間
せ、せや!
鹿沼土(小粒)で給水時間を見れば違った結果になって面白いかもしれん!
実験2:途中報告
1分ほどで表面が湿りだしたのがわかる。
細粒よりも時間がかかっている。
実験2:結果
3分ですべての土が湿った。
表面に湿りが見え始めてからさらに2分ですべてが湿る結果となった。
実験3:観葉植物の土の給水時間
市販の観葉植物植物の土での給水時間も実験した。
実験3:結果
観葉植物の土の表面が湿り始めたのはなんと20分後!かなり時間のかかる結果となった。
実験結果と考察
水位はこれぐらいでした。
今回の実験により、通水性の高い土は底面給水の時間も早いことがわかった。
また、同じ鹿沼土でも細かい粒のほうが給水時間が早いのは毛細管現象が働き、一瞬で吸い上げたと考えられる。
鹿沼土または多肉植物の土は通水性が高いため、一般的な底面給水時間の20分よりかなり早く全体が湿る。
時間がないときでもさっとできることがわかった。
フォローもさせてください。次の実験、研究お待ちしています✨🍀