東日本大震災から間もなく10年
我が家から車で10分の蒲生干潟の復興を見守ってきました。
「がれきだらけの街を抜けると、松林やアシ原は消失し、潟湖をつくっていた砂浜も流されている。生命の気配はなく、沈黙の干潟。もうだめと思った」
(当時の様子をある方が語ってくださいました)
絶望的な当時から10年がたち、干潟は少しづつ戻ってきました。現在 防潮堤の工事もほぼ終わりましたが、ここは まだ工事車両が稼働している状況です。
ここで昨年出会えた草花を、まとめてみました。
日本一低い山
蒲生干潟の西に位置するこの山は、
震災前は 標高6.05mでしたが、地盤沈下と津波により消失。その後 地元住民が、その場所にジャリを積み上げ H26に
日本一低い山と認定されました
撮影 2020 9月
オオニシキソ(大錦草)
花期は6〜10月
北米原産の帰化植物。道端や草地や堤防に群生。中部地方以南に分布とあるが、すでに仙台市内の津波の跡地に生育している!
キクイモモドキ(菊芋擬き)
北アメリカ原産の花で、明治時代中期に観賞用に導入されましたが、栽培されていたものが 野生化した!
センニンソウ
日当たりの良い山野、道端、低木林の
林縁に生育。馬食わずという別名も
あって有毒植物
サボンソウ(石鹸草)
花期は6〜9月
ヨーロッパ原産の外来種
昔、ヨーロッパでは洗濯に使われていたという!
アレチウリ(荒地瓜)
花期は8〜9月
北アメリカ原産
「特定外来生物」に指定されている
河原や荒地に多いが すでに津波の、跡地に
生育を始めている!
ツルマメ(蔓豆)
花期は7〜9月
日当たりの良い道端に生える蔓性植物
この後 枝豆のような豆果を付ける。
メドハギ(筮萩)
花期は8〜10月
日本全土の日当たりの良い草地や道端に生える!
ヒロハホウキギク(広葉箒菊)
北アメリカ原産の帰化植物て空地や道端で見られる。
キリ(桐)の葉痕
海辺のこんな所に?
幼木が生えていましたが、鳥が運んできたのでしょうか?
多分間も無く刈り払われてしまいそうです!
3/4撮影
アシ(葦)
現在.3/4の蒲生干潟
葦が生い茂るようになり野鳥の観察地となっている。
現在観測できる野鳥
ソリハシシギ コアジサシ
シロチドリ コクガン 等
現在も 工事が続けられています。
日本一低い山
現在.3/4の日和山です。
防潮堤も完成して、もう少しで復興工事も終わりそうですが、日和山付近は工事車両が行き来して 山頂には行けませんでした!
先月も大きな地震が起きました。
コロナ禍の中 せめて災害の無い穏やかな日々を過ごしたいですね!
土と太陽🌄恵みの☂️があればまた復活してくれるよね🎵😍⤴️⤴️