父から受け継いだ数十年もののクンシラン。後年は病気がちで老人保険施設へ入り世話が出来なくなっていた父。残された鉢に水やり程度で世話を受け継いで来たが、片手間仕事であまり構ってやれなかった。一昨年、見るからに親株の元気がなくなるや2本の姉妹株が出てきて、さすがに狭そうで植え替え養生させた。昨年は春から戸外で日光と寒さに十分当て、初雪の直前に鉢入れした。花は期待していなかったが、折しも彼岸へ旅立った父が骨となって帰宅した翌日に蕾が顔を覗かせた。お帰りなさい、と主人を花で迎えたクンシランの折角の気持ちかも。自分用に記録。
2021年1月10日 つぼみ発見
つぼみ発見初日
目を疑い別角度から
1月20日
大きくなったかも
だいぶ花らしくなってる
姉の株は色づき始めた
1月23日
姉の株が開花。
父が残した鉢。
何十年ぶりかの花。
ちゃんと花らしい。キレイだ。
妹株の方は伸び上がったつぼみがかわいい
1月24日
姉株は2つめ開花
妹株は色が見えるようになった
1月25日
やっと遠目で2株ともに色味が認識できるようになった。
姉株は2輪めも完全開花
妹株は、あともう一息まで進行。
1月28日
妹株がやっと初開花
姉株は3輪めが充実開始
1月30日
姉株は順調に満開へ向けて展開中
妹株も2輪めの開花に向かう
姉妹揃って開花株としての風格が見られるようになったかも?
1月31日
手前が姉、奥が妹
右が姉、左が妹。
晴れた天気の日差しに花が映える
2月3日
姉株、堂々とした風情
妹株、2輪めようやく完全開花
花の重さで花茎がつらそうになってきた。
2月7日
2株とも咲き揃って来た
ボリューム満点
姉株
妹株
2月11日
ほぼ満開
姉株はあと残り1輪。
最初に開花の花はもう萎れてきた。
ほんとは、もうこのあたりで花茎ごと摘んでやる方が株の疲弊を軽減できるのだが、2株揃って咲いているのをどうにも切りがたい。
妹株はあと2輪で満開。
頑張っている。
2月13日
代わり映えしないが、満開間近の姉妹株。
雪に閉ざされた生活の中、花の香りが新鮮で幸せ。
姉株、最後の1輪が開花一歩手前。
妹株、まだまだ元気!
あと2輪のこし。
2月14日
咲いた、姉株の最後の花!
待ちきれず、萎れた花柄を摘んでしまったので、少しボリュームダウン。
妹株、あと1輪。
最も華やかな時かも。
あの、も、もしかして、そ、その12株の咲かない鉢とはクンシランなのでしょうか。沢山お持ちで凄いですね。私は全く自己流なのでお答え致しかねますが、やった事は室内置きを止め、庭木の木陰で育て、寒さに当てないと花茎が育たないと聞いたので冬囲いをする頃まで寒さに当てただけです。2株なのはたまたま親株から出てきた子株が2つで、引き離すのも寂しかろうと思っただけでして。確かに、2株の根は大きく、ぎゅうぎゅうなのでカサッと土を入れて植え付けたら水捌けが良くなって機嫌は良くなったように見えました。こんなんでお返事になってますでしょうか。