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ニオイバンマツリは大きく育てると3mくらいにもなり、うまく育てれば一年中花を楽しむことができるため、ガーデニング好きの方へはおすすめの植物です。ここではそんなニオイバンマツリの育て方を解説します。園芸初心者の方にもおすすめの花なので、この記事を参考にしてチャレンジしてみてください。
ニオイバンマツリは日当たりが良い、温暖な場所で育てましょう。なお、湿気がある場所・用土のほうがよく育ちます。
ニオイバンマツリへは、土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。
夏場は乾燥しやすいので、水やりをしっかりしておきましょう。夏場は朝と夕方の2回水やりが必要になることもあるでしょう。
ニオイバンマツリは、4月から10月にかけてよく育ちます。この期間中は、緩効性肥料を与えておくと良いでしょう。
ニオイバンマツリを育てるときは、やや湿気を好む性質を持つので、赤玉土と腐葉土を混ぜ合わせて用土づくりします。
ニオイバンマツリは鉢植えでも地植えでもよく育ちます。大きくしたいならば庭へ地植えする方が良いでしょう。
ニオイバンマツリの植え付け時期は4月から6月にかけてです。地植えの場合、株より1回り大きな穴を掘って植え付けます。
また、ニオイバンマツリは基本的にポッド苗で育てますが、種まきで育てることも可能です。
ニオイバンマツリの増やし方には、「挿し木」または「種まき」などの方法があります。
挿し木で増やす際には、元気な枝を5センチほどの長さで切り落とします。その後、切り落とした枝を水に数時間浸して、挿し木用の用土に挿します。このあとは水やりして定着するのを待ちましょう。
挿し木は4月から9月が適期です。ただし、挿し木の方法はニオイバンマツリにダメージを与えることから、なるべくニオイバンマツリが健康なときに行いましょう。
ニオイバンマツリは種からでも増やすことができます。とはいえ、園芸初心者が種でニオイバンマツリを増やすのはかなりむずかしいです。開花後に必ず種ができる保証もなく、まったく実ができずに枯れることがほとんどだからです。
もしも実ができたならば、熟した実を割って種を取り出しましょう。種は非常に小さいので扱いに注意してください。
カイガラムシを放っておくと、花の養分が吸い取られてしまいます。また、すす病などほかの病気を引き起こすこともあるので、見つけ次第早めに対処しましょう。
ただし、カイガラムシはかなり抵抗性が強く、薬剤も効きにくいので、カイガラムシ専用のスプレーを利用すると良いでしょう。
ハダニは高温で乾燥しがちな時期に発生しやすいです。もし夏に雨が降らない日が続いたら、葉に水をやりましょう。また、梅雨が終わって暑くなる前に、防虫剤を事前に撒いておくようにするのもおすすめです。
ニオイバンマツリは、剪定をすることできれいにシルエットを仕立てることができます。ただし、剪定しすぎると花が咲かなくなったり、病気にかかりやすくなるなどの問題を引き起こします。
剪定はほどほどにするのが肝心です。ニオイバンマツの場合、剪定時期は開花後が基本です。
ニオイバンマツリは毒性があるので、剪定する際などには気をつけてください。
ペットが誤って食べてしまうと嘔吐をするなどの症状が発生します。ニオイバンマツリの置き場所には気をつけておきましょう。
ニオイバンマツリの開花時期は4月~7月ですが、条件が整えば一年中、芳香性のある花を楽しむことができます。花色は時間が経つに連れて、紫から白色などのように変化するのも特徴です。
ニオイバンマツリの花言葉は、「夢の名前」「幸運」などさまざまです。また、見た目にちなんだ「熱心」という花言葉や、見た目が浮ついて見えることから「浮気をする人」という花言葉も産まれました。
ニオイバンマツリは見た目が独特で「奇抜な花を育てたい」という人に向いています。なんと言ってもニオイバンマツリは日本の気候にも適しています。しかし、寒さには多少弱い植物でもあるので、寒いところに済んでいる場合には鉢植えして冬季は室内に移動させるようにすると良いでしょう。
※トップ画像はまことさん@GreenSnap
GreenSnap編集部