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コロッケやポテトチップスなど身近な食べ物に使用されているじゃがいもにはどんな栄養が含まれるのでしょうか。このページではじゃがいもの栄養について解説しています。
効果効能についても記載しているので、じゃがいも料理をよく食べる方はぜひご参照ください。
じゃがいもはナス科ナス属の植物です。アンデス山脈が原産地ですが、現在じゃがいもは世界中で栽培されデンプンの原料としても使用されます。じゃがいもは地下茎を可食部とし、揚げる、茹でる、煮るなど食べ方はさまざまあります。加工食品も多く流通している野菜です。
人類とじゃがいもの歴史は深く、紀元前500年ではすでに栽培がされていたとのことで、日本には16世紀に伝わりました。
じゃがいもは炭水化物を豊富に含みます。さらに、ビタミンB群、ビタミンCを多く含むため、「大地のりんご」と称されることもあるほどです。食物繊維も含まれています。
じゃがいもは100gで76kcalです。1個あたり平均135gなので、カロリーは103kcalとなります。
じゃがいもにはカリウムが豊富で、余分な体の水分を体外に排出する働きがあります。むくみ解消に役立ちます。塩分摂取過多による高血圧を予防する効果も期待できます。
ビタミンB1は、糖質を体内で分解し、体を動かすエネルギーに変える働きがあります。疲労回復にも効果的な栄養です。
ビタミンCは抗酸化作用があると言われる栄養で、皮膚や血管の老化を防ぐ効果が期待できます。じゃがいものビタミンCの量はリンゴの5倍と言われています。
じゃがいもには食物繊維が含まれます。この食物繊維は腸の動きを活発にする役割があるため、便通改善に役立つでしょう。
じゃがいもの旬は5月から6月、10月から2月です。
おいしいじゃがいもの選び方は、持ってみてずっしりと重いものがよいでしょう。またふっくらとして丸い形のものもおすすめします。皮が緑がかっているもの、芽が出ているものはおすすめしません。
触ってみて柔らかいじゃがいもは選ばないようにしましょう。
じゃがいもは、土のなかの野菜なので、長期保存に向いています。常温保存で4ヶ月以上保存ができるのです。ただし、長く保存するにはいくつかポイントがあります。
まず、暗く風通しのよい場所でじゃがいもを保管しましょう。新聞紙に包んで暗くすると長持ちします。20度以上になるとじゃがいもから芽がでてきます。夏場など気温が気になる場合は、冷蔵庫での保存もできます。芽が出ないように冷蔵庫保管をおすすめします。その際は野菜室にしてください。
もしじゃがいもから芽がでてしまった場合は、芽を取り除いて使用してください。なるべくやわらかくなる前に使い切るようにしましょう。
じゃがいもは食べ方がいろいろあります。芽には毒があり、食べてしまうと嘔吐やめまいの可能性があるので、どんな調理でも芽は取るようにしてください。
果物ではないため、ビタミンCが豊富なイメージはあまりないですが、栄養価が高いのでたくさん食べたいですね。
GreenSnap編集部