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リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)は日本・東アジアを原産とする、キジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草です。細長い草が地面を覆い尽くすことから、グランドカバーとして数多く利用されています。日本原産ということもあり、栽培管理もしやすいのが魅力のひとつです。今回はそんなリュウノヒゲの育て方についてご紹介します。
リュウノヒゲは持ち前の環境適応力で、日向から日陰まで場所を選ばず育てられる植物です。自宅の庭や駐車場など、お好きなところで育ててください。花や実を充実させたい場合のみ、多少日が当たる環境に置きます。
リュウノヒゲは乾燥にも強さを発揮する植物です。鉢植えでリュウノヒゲを育てる場合は、表土が乾いてからの水やりで十分です。庭植えでリュウノヒゲを育てる場合に至っては、一度根が張ったあとは水やり不要です。
リュウノヒゲは肥料をほとんど必要としません。鉢植えでリュウノヒゲを育てる場合は、春の3〜4月と秋の9〜11月に緩効性化成肥料を置き肥しましょう。こうすると葉の艶やかさをキープできます。庭植えでリュウノヒゲを育てる場合は、肥料を施す必要はありません。
リュウノヒゲは真夏と真冬を除き、一年中植え付けできます。地植えの場合は、植え付ける1週間に腐葉土を混ぜて耕しておくと根つきがよくなりますよ。
リュウノヒゲの植え替えは、植え付けと同じ時期に行います。植えてから5〜6年たったリュウノヒゲを、株分けを兼ねて植え替えしてください。株をゆっくり引き抜き、土に腐葉土や肥料を加えて土壌改善しましょう。
鉢植えでリュウノヒゲを育てている場合は、2〜3年を目安に植え替えるとよいです。
リュウノヒゲはコバルトブルーのきれいな実と白い小さな花を咲かせます。リュウノヒゲのメインである葉に隠れて目立たないものの、その可愛らしい姿には一見の価値ありです。
一般的にリュウノヒゲは「株分け」という方法で増やします。春の3〜4月と、秋の9〜11月が適期で、植え替えついでに株分けするのがおすすめです。
地下の根っこの先についた小さな株を掘り起こし、切り分けましょう。
リュウノヒゲは病害虫への耐性がとても高いため、さほど手間をかけず育てられます。
リュウノヒゲにこまめな管理はほとんど必要ありません。花や実をメインで楽しむ植物ではないものの、植えておくだけで簡単にお庭の緑化が可能です。園芸をいままでやったことのない方にもおすすめですよ。
GreenSnap編集部