warning
error
success
information
緑色の葉が美しいアオダモは大きく生長するのでお庭に植えたらシンボルツリーになります。このページではアオダモをお庭にお迎えしたい方向けに、育て方の基本をご紹介します。土選びや水やり頻度、肥料、植え付け時期などをまとめましたのでぜひご参照ください。
アオダモはモクセイ科トネリコ属の植物です。コバノトネリオ、アオタゴとも呼ばれることがあります。日本、朝鮮半島が原産で、日本では街路樹や公園樹としてよく見かけます。
高さは5メートルほどに生長することがほとんどですが、まれに10メートルを超えることもあります。成熟したアオダモの樹皮はつやっとしていて滑らかで、まれにまだら模様になることもあります。花は4月から5月に開花し、1つ1つの花はとても小さく5ミリほどで、白い花を密集させて咲かせます。
アオダモは、鉢植え、地植えどちらでも育てることができます。しかし、大きく生長する植物なのでいずれは地植えをおすすめします。
アオダモの幼木は一日中日光があたる場所はおすすめしません。午前中は日当たりがよく、午後になると日陰になるような場所をお選びください。ある程度生長したあとは日当たりを好みますので、日当たりのよい場所に移すとよいですよ。
アオダモは湿気を嫌います。水はけのよい土を選びましょう。
地植えの場合は、土を掘り下げて、腐葉土や堆肥をまぜてください。これで水はけがよくなります。鉢植えの場合は観葉植物用の土をブレンドして育ててください。
アオダモは乾燥を苦手としますので、水やりを忘れないようにしてください。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。鉢植えで育てる場合は表面が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。
地植えの場合はある程度生長したら降雨のみで十分なので、水やりの必要はありません。ただし夏場は土が乾燥しやすいので、地植えでも水やりをしましょう。
夏場の水やりは暑い時期を避けます。夕方以降の涼しい時間か早朝がおすすめです。
アオダモは追肥などを必要としないため、そのまま育てても問題ありません。育成が悪い場合、冬を乗り越えるために肥料を与えると良いですよ。1月から2月に油かすや有機肥料を与えます。
アオダモを地植えで育てている場合は、植え替えの必要はありません。鉢植えで育てている場合で、ある程度生長したら植え替えをします。アオダモの根が窮屈になって生長を妨げるので植え替えが必要です。植え替え時期は11月から2月にします。
剪定は1月から3月がおすすめです。必要な枝に栄養が行き渡るように、伸びすぎた枝、傷んだ枝、古い枝をカットして剪定します。カットは根元から行ってください。
アオダモは種をまいて増やすことが可能です。秋に収穫した種を冬にまいてください。
挿し木でもアオダモは増やすことができ、剪定した枝を挿し穂にして増やすこともできます。
虫の被害に遭うとアオダモが枯れてしまうこともありますので、必要に応じて薬剤を散布してください。
アオダモの花言葉は「未来への憧れ」、「幸福な日々」です。素敵な花言葉なので新築祝いにも向いていますね。
植え替えや剪定などは最適な時期がありますので、必ずこの時期を守って育ててくださいね。
GreenSnap編集部