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庭木にぴったりなアオダモにはどのような花言葉がついているのでしょうか。花は青くないにも関わらず名前に「アオ」と入っているのは不思議ですよね。こちらの由来についてもまとめています。
アオダモの基本情報が知りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
アオダモの花言葉は、「幸福な日々」、「未来への憧れ」です。
アオダモは樹皮がつるつるして美しいです。花期になると真っ白な美しい花をさかせてくれます。さらに秋になれば紅葉も楽しむことができ、この様子が「幸福な日々」をイメージさせたのでしょう。
アオダモの樹高は約5メートルほどです。しかし、大きく成長するものは15メートルになることもあります。幹が60センチほどの太さになるものもあり、この立派な姿が「未来への憧れ」を連想させたのかもしれません。
アオダモは漢字で書くと「青梻」となります。アオダモの花は白で、特に見た目は青と関係なさそうです。なぜこのような名前となっているのかこちらには諸説あるとされていますが、定説としては、樹皮が青くなるからといわれています。
アオダモは雨が降って、樹皮が濡れると青く変化します。こちらはアオダモの樹皮に含まれるエスクリンという成分が関係しています。加水分解によってエスクリンが青く発色する特徴があります。このことからアオダモという名前がつけられました。
また、この特徴を活かして、黒墨にアオダモの成分を加えて青墨を作ったり、染料に利用したりすることがあるとのこと。それが由来してアオダモとなったともいわれています。
アイヌ民族の間では、アオダモを刺青をするときの消毒に用いたと記録されているそうです。
アオダモの花期は5月から6月で、花の色は白です。円錐花序に小さな花をたくさんつける特徴があります。花の大きさは1つ1つ見るととても小さく5ミリ前後です。
またアオダモの花は少し変わった特徴があります。アオダモの両性花には雌しべと2本の雄しべが。雄花には雌しべがなく2本の雄しべがあります。つまり、雄性花のみをつける個体と両性花のみつける個体があります。このような特徴のある花は珍しいです。
さらにアオダモの木の特徴についても紹介します。
雄性、両性がどちらもある植物で青色に変化する植物といわれてもピンとこないかもしれません。しかし、アオダモは非常に身近な植物の一つです。
アオダモの木はとても丈夫な特徴があります。強い木材として有名で野球のバット、テニスやバトミントンのラケット、家具などに利用されているほどです。
アオダモの種類についてご紹介します。
アオダモの葉にはギザギザとした切れ込みがありますが、こちらの葉は丸い特徴が。ギザギザはありません。
深い山(深山)に自生するアオダモ。葉にギザギザがあり、葉の裏には毛が生えている特徴もあります。
また、花期には美しい白い花も咲き、花言葉も楽しむことができますよ。
GreenSnap編集部