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ユーフォルビア・アミグダロイデスは常緑性の植物なので、冬でも葉の緑を楽しむことができます。株が小さいうちは寄せ植えにしても可愛らしく、大きいものは単体で鉢植えにしても存在感があります。1年中色を変えるので、地植えにすれば庭づくりの主役にもなります。
ここではこのユーフォルビア・アミグダロイデスの育て方を詳しく解説していきます。
ユーフォルビア アミグダロイデスは寒冷地でも暖地でも、日なたで育てます。耐乾性が強く、高温多湿の環境を嫌うので水はけの良い場所に植えてください。
特に寒冷地では、冬に葉が傷まないよう防寒をする必要もあります。
ユーフォルビア アミグダロイデスを地植えする場合、ほとんど水やりの必要はありません。鉢植えの場合は、土が乾いたら水やりをしましょう。どちらの場合も夏は乾き気味にしてください。
ユーフォルビア アミグダロイデスには、春と秋に肥料を与えます。春は3月~5月、秋は10月に化成肥料を少量施してください。夏の高温期には肥料が残らないようにしましょう。
ユーフォルビア アミグダロイデスを育てるときは、水はけの良い用土が適しています。山野草用の土か多肉植物用の土を使用しましょう。
ユーフォルビア アミグダロイデスの植え付け前に、用土に苦土石灰を混ぜてください。株元が少し出るくらいの浅植えにして砂利などで覆いましょう。
ユーフォルビア アミグダロイデスを地植えにした場合は、特に植え替えは必要ありません。
鉢植えの場合は根詰まりを防ぐためにも2~3年に一度植え替えをしましょう。引き抜いた根鉢の土を軽く落としてから一回り大きな鉢に植え替えてください。
ユーフォルビア アミグダロイデスの増やし方には、「種まき」、「株分け」、「挿し木」といった方法があります。
ユーフォルビア アミグダロイデスの主な手入れは、剪定と切り戻しです。
ユーフォルビア アミグダロイデスの種に栄養が取られないよう、咲き終わってしおれた花を切ります。
ユーフォルビア アミグダロイデスの花が咲き終わった茎を、根元から切ります。新しく出た芽を残し、花後の太い茎は思い切って切りましょう。こうすることで新しい芽がどんどん出て樹形が整います。
※剪定時に切った茎から白い樹液が出ます。皮ふにつくとかぶれる場合があるので注意してください。
ユーフォルビア・アミグダロイデスは病害虫に強い植物です。水はけを良くして蒸れや根腐れを予防しましょう。
ユーフォルビア・アミグダロイデス(学名:Euphorbia amygdaloides)はトウダイグサ科トウダイグサ属の宿根草で、原産地はヨーロッパです。国内で一般的なものは以下の種類です。
ここまでユーフォルビア・アミグダロイデスの育て方を紹介してきました。ユーフォルビア・アミグダロイデスは常緑性ですが、季節により葉の表情が美しく変化します。鉢植えを室内に置くのもおすすめですが、庭に植えれば一年中葉を観賞できる植物です。ぜひ庭の色どりに加えてみてください。
※トップ画像はnamiさん@GreenSnap
GreenSnap編集部