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暗い色の葉を持つ植物は珍しくお迎えするとお庭の印象が大きく変わります。このページでは黒紫色の葉が特徴のユーフォルビア・ブラックバードの育て方を紹介しています。
ユーフォルビア・ブラックバードはトウダイグサ科・トウダイグサ属の植物でシックな雰囲気を持っています。葉の色は黒紫をしていて真っ黒ではありませんが、暗いことから名前に「ブラック」と入りました。
4月になると黄緑や茶色の個性的な花を咲かせます。常緑、半常緑の状態で冬越しすることができるため、冬も楽しませてくれる植物です。
ユーフォルビアの植え付けや植え替えは4月から6月または10月が最適です。
真夏や真冬の植え付け・植え替えは株の負担になるためおすすめしません。
植え替えは今まで使っていた鉢が窮屈になったタイミングでひとまわり大きな鉢に交換することをおすすめします。鉢だけでなく土も変えましょう。
ユーフォルビア・ブラックバードは、乾き気味の土を好みます。水はけのよい土を選びましょう。市販のサボテン用の土、多肉植物用の土でも栽培することができます。
明るい場所を好みますが、やや耐陰性があるため半日陰での栽培も問題ありません。しかし葉が暗い色のため半日陰だとかなり暗い印象になることから、明るめの場所をおすすめします。
風通しのよい場所を選び、水はけの悪い場所への植え付けは避けましょう。
乾いた土壌を好むため、水の与えすぎは注意をしてください。
鉢植えのユーフォルビア・ブラックバードに水を与える場合は土がよく乾燥したのを確認してから1日待って水やりをするのがおすすめです。水やりではたっぷりと与えましょう。
地植えで育てている場合は、とくに水やりは必要ありません。
ユーフォルビア・ブラックバードはとても丈夫で肥料がなくても育ちます。植え替えの際に土を変えることで土のなかにある養分で十分育つため、とくに肥料は必要ありません。
ユーフォルビア・ブラックバードは夏と冬を苦手とします。
夏越しとして夏に水やりする際は乾燥気味にしてください。また朝や夜に水やりをして昼間の高温期の水やりは避けましょう。なるべく風通しのよい場所に移動をさせて、通気性をよくしてください。
関東より南の地域では常緑で冬越しができます。この時期も水やり頻度を減らしてください。土がしっかりと乾いたら2日待って水やりをしましょう。
ユーフォルビア・ブラックバードは剪定の必要はありません。樹形が整いやすくコンパクトなのでそのまま育てましょう。
飛び出した枝があれば適宜剪定をしてよいですが、白い樹液が出てきてかぶれることがあるため手袋着用をおすすめします。
挿し木と株分けで増やすことができます。
特に病気や害虫の心配をする必要はありません。
GreenSnap編集部