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オレガノ・ロツンデフォリウムはヨーロッパが原産地なので、乾燥したオレガノは料理によく使用されています。そのほかには薬としても使用され、私達の生活に役立つ植物です。そんなオレガノ・ロツンデフォリウムの育て方を見ていきましょう。
オレガノ・ロツンデフォリウムは日当たりと風通しがいい場所を好みますので、ベランダやお庭が最適な生育環境です。
また、オレガノ・ロツンデフォリウムは高温多湿に弱いため、梅雨は室内に入れ、真夏の暑い季節は半日陰で育てるようにしましょう。冬の季節は根が凍る状態は良くないので、室内で管理して下さい。
オレガノ・ロツンデフォリウムは湿度が高い状態を好まないので、用土が乾いた状態になったら、水をたっぷり与えて下さい。多少乾燥ぎみの方がいいため、水やりをマメにする必要はありません。
オレガノ・ロツンデフォリウムへは、肥料を与えすぎると、ハッカ特有の香りがしなくなるのであまり好ましくありません。そのため、必要最低限の与え方で良く、春の季節に芽が出てきますので、緩効性化成肥料などを与える程度でいいでしょう。
オレガノ・ロツンデフォリウムを地植えしている場合は、植え付けの際に、施しておけば大丈夫です。
オレガノ・ロツンデフォリウムを育てるときは、山野草用培養土を使用しましょう。用土を自分で配合したい場合は、水はけがよく多湿にならない方がいいので、草花用培養土に軽石を3割り程度混ぜて、育てるといいでしょう。
オレガノ・ロツンデフォリウムは、2年に1回のタイミングで植え替えをするといいでしょう。用土が年月とともに固まり、水はけが悪くなってくるためです。
オレガノ・ロツンデフォリウムは耐寒性が少し弱いので、植え替え時期は、春の3月上旬から4月上旬か、秋の9月頃が適期です。一回り大きいサイズの鉢に、植え替えて下さい。
オレガノ・ロツンデフォリウムは「挿し芽」で簡単に増やすことができます。最適な季節としては暖かい、春の4月から5月か秋の9月頃です。
茎の先を10cmぐらい切って、水はけがいい挿し芽種まきの土に、挿し植えましょう。ある程度発根している状態を確認しましたら、鉢や地面に植え替えします。
オレガノ・ロツンデフォリウムには、春から初夏にかけて、アブラムシが発生します。葉などが密集していて、風通しが悪い状態になっていますと、アブラムシがついてしまいます。葉の汁を吸って植物を枯れさせますので、見つけましたら歯ブラシなどで駆除して下さい。
オレガノ・ロツンデフォリウムの株元の脇芽を増やすためにも、春の4月頃になったら、5cmの高さに摘心するといいでしょう。花を繰り返し咲かせるために、行っておいた方がいい作業です。
また、加湿状態にならないように、オレガノ・ロツンデフォリウムの葉が重なっている箇所は、剪定して風通しをよくしておきましょう。
オレガノ・ロツンデフォリウムは高温多湿の環境にさえしなければ、園芸ビギナーの人でも手軽に育てられ、料理などに使う楽しみもあります。ぜひ栽培にチャレンジしてみてくださいね。
※トップ画像はのえるママさん@GreenSnap
GreenSnap編集部