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セネシオ・セルペンスは、白い粉をまとった青白い葉が特徴の多肉植物です。グリーンネックレスのようにつる状のものや、木や幹に水を貯めるどっしりした根を持つもの、葉や茎に毛が生えているものなど、様々な種類があり、葉の形もユニークです。
ここでは、そんなセネシオ・セルペンスについて紹介します。
セネシオ・セルペンスは、日当たりの良いところで育てましょう。耐寒性があるので寒いところでも育てやすく、霜にあたっても大丈夫ですが、冬の間ずっと室内に取り込んでおくと、日光不足になります。
そのまま春を迎えていきなり直射日光に当たると、葉が傷んで葉焼けの原因となるので、冬でも出来るだけ屋外で日光浴をさせましょう。
セネシオ・セルペンスは極端な暑さには弱いため、夏場は半日陰の風通しの良い場所で育てましょう。ただし、雨水にはあてないように注意します。セネシオ・セルペンスは過湿の状態が苦手なので、湿度が溜まらないように注意しましょう。
セネシオ・セルペンスは、夏場は休眠期に入るので、弱々しい状態になる品種もあります。あまり頻繁に水やりを行わないようにし、葉が萎れてきたら夕方に土の表面が濡れる程度さらっと水を与えましょう。また、夏場は植え替えや剪定、芽挿しなどは行わないようにしましょう。
セネシオ・セルペンスは多湿の状態が苦手なので、土が乾いてきたらさらっと水をやるようにしましょう。
セネシオ・セルペンスへは、12月から5月にかけて肥料をやります。基本的に秋〜春の開花時期に肥料を与えます。
セネシオ・セルペンスを育てるときは、赤玉土に腐葉土を混ぜた用土を用いてください。
セネシオ・セルペンスは10月から3月にかけて植え付けます。セネシオ属の植物は、共通して根がやや繊細です。過湿は苦手ですが、土がカラカラの状態にならないように注意しましょう。
根鉢の土を1/3程度落とし、なるべく根を乾かさないようにして植え替えを行いましょう。
セネシオ・セルペンスの増やし方は、「株分け」及び「挿し木」が一般的です。春になったらどちらかあった方法を選んで増やしてみましょう。おすすめで簡単なのは「株分け」です。
セネシオ・セルペンスは、夏場の風通しを良くするために初夏〜梅雨に入る前の時期に剪定を終わらせておきましょう。春は多肉植物が一番元気な時期なので、春に行うのがおすすめです。
こんもりしているところがあったらばっさり切り戻しましょう。しっかり選定すれば病気にもかかりにくくなりますよ。
また、セネシオ・セルペンスは開花期になるとどんどん花が咲いていきます。しぼんできた花は切り取っておいてください。こうしないとこれから咲く蕾に日が当たらずにつぼみも花ができません。
暖かい時期は、ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなどの被害に気をつけましょう。浸透移行性の薬剤を撒いておくと事前に被害を防ぐことができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
セネシオ・セルペンスは、極端な暑さ・寒さ、高温多湿には弱くやや繊細なので、夏越しや水やりの量、日光量などには気を配りながら育てましょう。上手く育てれば、年に数回、紫や白の花を咲かせてくれますよ。
セネシオ・セルペンスは開花が長く、また秋〜冬の時期には葉が少しずつピンクに色づきます。ぜひ上手に育てて楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部