水生植物と相性の良い小山飾り。水から上げて水生植物を育てることが出来ます。超特急で解説。
1.基本編
用土(ケト土と長繊維ピートモスを練ったもの)、穴の開いていない容器(100均の和食器が優秀)、鉢底石、根鉢を崩していない湿性植物(今回はベニチガヤ、トワダアシ、シラサギカヤツリ)、苔(ハイゴケ)を用意します。
ウォータースペースが欲しかったので、容器の2cmぐらいまで底鉢石を入れていきます。この部分が帯水層になります。帯水層があるお陰で水切れの心配が少なくなります。(完全になくなる訳ではないので注意が必要です)
底鉢石の上に用土を薄く(1cmぐらい)しきます。植物を根鉢を崩さずに中央に置きます。この時根鉢が大きすぎると完成形も巨大化するので、適当な大きさにカットします。根鉢を包むように用土を貼りつけて小山の形に成形していきます。この時お皿の縁が見えるように残しておきます。(ウォータースペース)
ここで作る形に今後ずっと左右されるため頑張って格好良くしたいのですが、意外と難しいです^^;
苔を貼りつけていきます。苔が活着するまでは苔が飛ばないようにテグスを巻いて完成!
もうちょっと詳しい説明が必要な方は「小山飾り 作り方」で検索すると京都の山野草のナーセリーのページがヒットしますので、そちらを参考にしてください。
今回一緒に作ったオロシマチクの小山飾り。
昨年作った斑入りセキショウの小山飾り。ニックネームは「マンドラスライム」
半年ほど経過した様子(冬の間乾燥させてしまったのでそこまでもふもふしていません)
2.スピードモス編
用土が余ったのでインスタントラーメンのカップに植えつけてあったベニチガヤも小山飾りに仕立てることにしました。
用土を盛りつけたところ。
苔のストックが切れてしまったので、水で戻すタイプの苔をポチッとしてみました。
水に浸けるとあっという間に戻ります。インスタントラーメンより早い。
スナゴケを貼りつけているところ。途中足りなくなったので手持ちのスナゴケ(養生中)を追加してみました。(…色が全然違う)
完成 !