こんにちは。Iron and Woodと申します。初めましての方はどうぞよろしくお願いします。お馴染みの方はいつもありがとうございます。
観葉植物を楽しみながら、時折『グリーンを楽しむためのDIY』と題してグリーンやインテリアをもっと楽しむためのDIYを提案しております。
今回はグリーンを楽しむためのDIY第22弾ということで、100均のブリキポットを使ったハンギングポットに挑戦してみました。これを見て少しでもDIYに興味を持っていただければ幸いです。今回もよろしくお願いします٩( 'ω' )و
今回挑戦するハンギングポットは『なるべく簡単に!それでいてお洒落に!』がテーマです。100均で手に入る材料を使いながらも完成品はちょっとお高く見えちゃうような、そんなDIYを目指しました。
まずは今回使う材料と道具の紹介です。
材料は100均で購入したブリキポット、1mm径のステンレスワイヤー、ワイヤーを留めるオーバルスリーブです。道具は穴あけ用のキリ、ニッパー、サンドペーパー、そしてスプレー塗料です。
ぶっちぎりで『何それ?』感が強いのはオーバルスリーブですが、この子はワイヤーを結んだりワイヤー同士を繋いだりする時に使う部品です。ワイヤーは普通の紐のようにギュッと結ぶのが難しいのですが、この子を使うことでしっかりと固定することができます。
とはいえワイヤーもオーバルスリーブもポットをぶら下げるために使うだけなので、無いという方はロープでも針金でも何でも良いです笑
ブリキポットは文字の凹凸がハッキリしているものを使うと仕上がりがカッコよくなります。更に、ポットの表面がアンティーク加工されているものを選ぶとスプレー塗料が乗りやすいので塗装が綺麗に仕上がります。
それでは早速作業開始です。まずはブリキポットの縁の近くにキリで穴を開けます。この穴にポットをぶら下げるためのワイヤーを通すので、飾りたい植物の種類やサイズに応じて2〜4箇所くらい穴を開けましょう。今回は3箇所に穴を開けます。
続いてブリキポットの底にも穴を開けます。これが鉢底穴になります。私は電動工具を使って穴を開けましたが、そんなもの持ってないよ!という方はキリでも問題無く開けられます。もしくは敢えて穴を開けずに鉢カバーとして使うというのもアリです。
穴の縁はとても鋭いのでケガをしないように気を付けましょう。
穴を開けたら塗装をしていきます。ブリキポットの外側をスプレーで満遍なく塗りましょう。私は今回チョークボードスプレーという塗料を使っていますが、スプレーであれば何でもOKです。お好みの色をお使いくださいませ。
パンを咥えた女子高生には出会い頭の衝突事故が付き物ですが、それと同じように塗装には待ち時間が付き物なのです。塗料が乾くのを待っている間にワイヤーの準備を済ませてしまいましょう。
ワイヤーを必要な長さ、必要な本数切り出します。私は50cmくらいの長さでぶら下げたい+ブリキポットには3箇所穴を開けたので、50cmのワイヤーを3本切り出しました。
さぁここでいよいよオーバルスリーブの出番です。鈍く輝くその姿はまるで新雪に覆われた小さなトンネルのようです。DIYという散歩道で見つけたそのトンネルを抜けた時、我々の目の前には一体どんな景色が広がってい(割愛)
メタリックな春巻にも見えますね。お腹が空いてきました。
フック等に掛けられるように、ワイヤーの端にループを作っていきます。いわゆる輪っかです。まずはワイヤーをオーバルスリーブに通します。
ワイヤーの先端を曲げて再びオーバルスリーブに通します。この時点で輪っかの大きさを調整しておきましょう。
ワイヤーを通した状態でオーバルスリーブを潰します。本来は専用の工具で挟んで潰して圧着するのですが、今回はニッパーで2箇所挟んで潰しただけです。これでワイヤーが固定されて抜けなくなります。
光が反射していて見づらいですが、オーバルスリーブに2本の溝が入っているのがおわかりいただけるでしょうか。これがニッパーで挟んで潰した跡です。
余談ですが、強力なニッパーで思いっきり挟むとオーバルスリーブがワイヤー諸共切れてしまう恐れがあります。握力に自信のある方やストレスを持て余している方は力加減に気を付けながら作業をしましょう。
同じ工程を繰り返してワイヤー3本全てにループを作ります。これでワイヤーの下準備は完了です。
一方その頃、ブリキポットはこんな感じです。あれこれやっているうちに塗料が乾いたようです。
いよいよブリキポットに手を加えていくのですが、ここからが今回のDIYのポイントです。
ポットの表面をサンドペーパーで少しずつ削っていきます。この時、表面の凸部分(飛び出している部分)や縁の部分は特に念入りに削ります。
角の部分や飛び出している部分は経年劣化で傷が付きやすい部分なので、集中的に塗装を剥がすことでアンティークな雰囲気に仕上げることができます。
更に、どれくらい表面を削るかによってどのように下地が露出するのかも変わってきます。例えば軽く削る程度だとスプレーの塗装が少し掠れるくらいですが、強めに削ると下地の白い部分が出てきます。もっと強く削ると素材のブリキそのものが出てきますし、更にそれを磨くとブリキ特有の鈍い金属光沢まで出てくるようになります。
この辺りは腕とセンスの見せ所です。お好みで加減してください。
ひと通り削り終えた状態がこちらです。私は無骨な雰囲気が好きなのでブリキが露出するまでガッツリ削りました。
ブリキポットの加工が終わったらいよいよ仕上げです。ポットにワイヤーを取り付けていきます。
事前にループを作っておいた方とは反対側の末端(未処理の方)を穴に通してから、先程と同じ手順でループを作ってワイヤーを取り付けましょう。私はワイヤーを通す穴を3つ開けたので、3箇所全て同じようにワイヤーを取り付けます。
3箇所全てにワイヤーを取り付けました。これでハンギングポットは完成です。あとはお好みの植物を植えて飾るだけです!
完成です!ボストンファーン ブルーベルを飾りました。
無骨な質感のハンギングポットがボストンファーンのフワッとした雰囲気を適度に引き締めてくれています。ちょっと重めの揚げ物だけどポン酢を合わせてみたら適度にさっぱりして美味しい!みたいな状態です。
ポットを支えているワイヤーも細いものを使っているので、葉が窮屈になることもなくなかなか良い感じです。
以上、グリーンを楽しむためのDIY!ハンギングポットを作る!でした。
これを見て少しでもグリーンとDIYに興味を持っていただけたなら嬉しいです。ご覧いただきありがとうございました!
パン🥐を くわえた女子高生の出会い頭の〜〜は 笑笑でした🤣😂😅