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観葉植物はひとつ置くだけで部屋の印象が変わる、インテリア性抜群のアイテムです。部屋の完成度をおしゃれに引き上げてくれるので、インテリアスタイルに合わせて慎重に選びましょう。今回は、インテリアに合わせた観葉植物の選び方や、おすすめの小さい・大型サイズの観葉植物をご紹介します。インテリア実例集も記事の後半でご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ほとんどの観葉植物はほどよい日光を好むので、日当たりのいい窓辺においてあげたいところです。しかし、お部屋の向きが北向きだったりすると、どうしても日当たりが確保できません。
そのようなときは、インテリア性を考慮しながらも、日陰に強い耐陰性の高い観葉植物を選ぶのがおすすめです。
※冬の窓辺は要注意!
観葉植物の多くは、冷気を浴びると葉の艶や色が悪くなったり、枯れたりすることがあります。冬の季節は窓際の温度もかなり低下するので、窓辺から少し離してあげましょう。
ひとくちに観葉植物といっても、人ほどの高さ以上あるものからテーブルの上に置けるように小さいものまで、さまざまな大きさがあります。
広い空間の床に直置きしたい場合は「大型」の観葉植物が、棚や机の上に置きたい場合は「小型」の観葉植物が、どんなインテリアにも合うのでおすすめです。
また、置き場所があまりない場合や、あまりものを置きたくない場合は、「吊るす」観葉植物もおすすめです。ハンギングすれば、空間をよりおしゃれに魅せることもできますよ。
せっかく観葉植物を飾っても、育て方がむずかしくてすぐ枯れてしまってはもったいないです。観葉植物は日当たりのほかにも、湿度や直射日光に敏感な品種もあります。
観葉植物の育て方では水やり頻度がポイントとなることが多いため、初心者の方は水やりが少なくて済む、乾燥に強い品種(パキラ、フィカスなど)を選ぶのがおすすめです。
観葉植物にはさまざまな形がありますが、インテリアに合わせるときはやはり見た目が合うかどうかが大切です。
たとえば北欧インテリアに合わせるときは、エネルギッシュなカラーというよりも、ニュアンスカラーや暗めの葉色をもつ観葉植物を合わせるといいですよ。また、ホワイトを基調にしたフレンチインテリアなら、白い斑入り品種を選ぶのがおすすめです。
観葉植物を育てる鉢は、思っているよりもインテリアの雰囲気を大きく左右します。和テイストのお部屋には「木」や「陶器」などの素材が、洋テイストのお部屋には「プラスチック」や「モルタル」などの素材がおすすめです。
ただし、鉢の素材によっては、乾燥しやすいものと湿気を保ちやすいものがあるため、育てる植物の性質も加味しながら選ぶといいでしょう。
素材 | おすすめの観葉植物 | |
乾燥しやすい鉢 | 素焼き鉢(テラコッタ)、モルタル、コンクリート、木 | パキラ、フィカスなど |
湿気を保ちやすい鉢 | プラスチック、陶器、ブリキなど | モンステラ、フィロデンドロンなど |
観葉植物の種類によって、さまざまな風水効果が期待できるといわれています。金運や恋愛運、人間関係運、仕事運、健康運など、自分ならどの風水効果を期待するのかを考えながら、観葉植物を選んでみるのもいいでしょう。
風水効果 | おすすめの観葉植物 |
金運アップ | パキラ、フィカス・ウンベラータ、ミリオンバンブー、オリーブ、ユッカ・エレファンティペスなど |
恋愛・人間関係運アップ | フィカス・ウンベラータ、フランスゴムの木、エバーフレッシュなど |
仕事アップ | クワズイモ、ミリオンバンブー、ユッカ・エレファンティペスなど |
健康運アップ | ガジュマル、エバーフレッシュ、パキラ、ミリオンバンブー、モンステラ・アダンソニーなど |
ほかにも、その観葉植物の出身地や歴史などを考えて、観葉植物を選ぶのもいいでしょう。
たとえば、リゾート系のインテリアであれば、熱帯雨林に自生している観葉植物を選んだり、和風インテリアには、アジア原産で日本にも古くから自生している観葉植物を選ぶといいです。
手のひらのような星のような形に開く葉っぱが特徴的なパキラは、観葉植物の定番ともいえる存在です。2mほどの大きさにまで成長する大型種ですが、育て方はかんたんなため、観葉植物初心者の方にも人気があります。寒さをやや苦手とするため、日当たりの良い暖かな場所で管理しましょう。
幹のうねりと大きなハート型の葉が特徴的なウンベラータ。熱帯地方原産の植物なのでお日様は大好きですが、多少日当たりの悪いお部屋でも育ちます。しかし、低温には弱いので、冬の温度管理には気をつけましょう。
フィカス ・アルティシマは、熱帯地方原産の観葉植物で、育てやすいことで知られるゴムの木の仲間です。特徴的なのは、白っぽい幹に、濃淡のある緑色の葉がつくこと。優しげな風合いで、北欧インテリアに合わせると、おしゃれな部屋づくりができます。
フランスゴムの木は、他のフィカス(ゴムの木)属と比べて、小さな葉が豊富に茂るのが特徴の観葉植物です。葉色が暗めなので、モダンな雰囲気もありながら、フランスの風を感じる佇まいも楽しめます。
地中海を代表する木であるオリーブは、スペインでは樹齢数百年という大木を目にすることも珍しくありません。シルバーグリーンの細めの葉がついた、その繊細な存在感は、北欧インテリアのカラーともマッチします。
「青年の木」という別名を持つユッカ。とくにエレファンティペスという品種は、幹の太い男性的なイメージをもたせる観葉植物です。ハツラツとしたその葉の尖りや、力強さは、まさに男前インテリアにぴったり。ドライガーデン風のインテリアにもおすすめです。
ストレリチアは熱帯地域出身で、南国のフルーツとして知られるバナナの葉にも似た株姿が人気の観葉植物です。大きな葉が扇状にひらいて伸びていくので、部屋の中におけば、存在感抜群のインテリアグリーンとして楽しめます。
モンステラは不規則な切れ込みが葉にはいるエキゾチックな観葉植物で、インテリアグリーンとして人気です。熱帯出身なので、ジャングルの奥地にいるような、リゾート感あふれるインテリアコーディネートが楽しめます。
人気の観葉植物のひとつで、ピンク色で柔らかな丸い花も人気なエバーフレッシュは、日当たりの良い暖かな場所で育ちます。爽やかかつ軽やかな株姿は、南国リゾートにぴったりのルックスで、大きく育ちやすいのでインテリア性も抜群です。
ミリオンバンブーはユッカの仲間ですが、まさに小さな竹のようなルックスが魅力の観葉植物です。別名・開運竹とも呼ばれる縁起のよさにくわえ、とくに格子状にねじられて仕立てられた株は、存在感も抜群でおしゃれです。
インテリアにしたい大型の観葉植物をもっとみたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください!
観葉植物の中でも、とくにその生命力の強さが有名なガジュマルは、初心者にも育てやすい植物です。一本一本が個性的な植物なので、お部屋に飾るときには、まずお気に入りのガジュマルを選びましょう。
基本的には日光が好きなガジュマルですが、真夏の直射日光が当たる場所は避け、水は土が乾いたときに与えましょう。
シェフレラは手のひらを広げたように、茎先に葉をつけるのが特徴の観葉植物です。軽やかなルックスで、日陰においても育つことから、初心者にもおすすめ。斑入り品種の展開も豊富なので、どんなインテリアにも合います。
サンスベリアは肉厚な葉をまっすぐ上に伸ばしていく観葉植物です。もともと乾燥地帯に自生しているため、水やりなどの手入れもあまりかかりません。着飾らない素朴な佇まいと、力強い株姿が、おしゃれに部屋を演出してくれます。
サボテンは数多くの品種がありますが、どれも乾燥地帯出身で、野趣に富んだルックスが男前インテリアに合います。とくに柱サボテンは高さも出やすいので、部屋におけばシンボルツリーのように、おしゃれな部屋づくりに一役買ってくれます。
フィロデンドロン・バーキンは、白い流線のような斑が入るのが特徴の観葉植物です。バーキンと名がつけられる通り、株立ちから大きな葉がひらく、気品あふれる佇まいが人気です。北欧インテリアや、ホワイト系のフレンチインテリアにもおすすめです。
コルジリネは剣状の葉を放射状に伸ばしていく観葉植物で、葉色が豊富なカラーリーフでもあります。とくにレッドスターという品種は、落ち着いた赤みがかった葉が美しく、リゾート風のインテリアによくあいます。
テーブルヤシはその名の通り、テーブルサイズの苗株でもヤシのような出で立ちを楽しめる観葉植物です。繊細な株姿は、日本の雑木林の一間を切り取ったようで、和風インテリアによく合います。
アジアンタムはシダ植物の仲間で、名前の通りアジア出身の観葉植物です。湿った環境を好み、日本の苔むす森林に生きていそうなルックスが、和風インテリアとよく合います。小さなイチョウの葉がたくさんついたような株姿が、繊細で美しいです。
インテリアにおすすめの小さい観葉植物をもっとみたい方はこちらの記事もチェックしてみてください!
室内のインテリアグリーンの代表格であるアイビー。多少日当たりの悪い部屋でも育つので、直射日光をあまり浴びないような場所に吊るしましょう。
レースのカーテン越しに日光が浴びるような場所に垂れ下がるように飾ると、その葉の美しさが映えることでしょう。
その名の通り、緑色の球体が垂れ下がる姿が個性的な多肉植物のグリーンネックレスは、小さな白い花も咲かせます。日当たりと風通しの良いところに吊るすと、その姿を堪能できます。
寒さには比較的強く、真夏は直射日光を浴びないように注意しましょう。
通称「エアプランツ」と呼ばれるチランジアは、南米原産の植物です。葉から水分や養分を吸収するため、土がない場所でも生育可能です。
日当たりと風通しのよい窓辺に吊りさげて、霧吹きなどで葉全体に水分を与えると長期間に渡りその姿を楽しむことができます。
もっと吊るして飾る観葉植物を知りたい方はこちら!
観葉植物はインテリアコーディネートの完成度を左右する存在感が魅力です。7号以上や高さ150cmほどの観葉植物を飾れば、それだけでお部屋のシンボルツリーとして楽しめますよ。
小さい観葉植物は、もちろん卓上においてもステキですが、ハンギングにして吊るす飾り方をすると、目線の高い位置にグリーンがはいるようになるので、よりおしゃれに観葉植物を楽しめます。
ミドルサイズの観葉植物は、カウンターなどに飾るほか、スタンドや台などに乗せて高さをプラスする飾り方をしてみるのもおしゃれです。空間をうまく活用しながらインテリアを楽しめます。
ここからは実際にGreenSnapユーザーさんが、どのように観葉植物をインテリアとしてとりいれているか、その飾り方についてご紹介します。おしゃれなリビングのインテリアの参考になるので、チェックしてみてください。
無垢材のフローリングや家の梁をいかしたウッディーなインテリアに観葉植物を飾るときは、鉢カバーを木材にして材質をそろえてあげるとおしゃれです。大型のエバーフレッシュはリビングのシンボルツリーにぴったりですね。
ホワイトを基調としたフレンチインテリアやモノトーンインテリアに観葉植物を飾るときは、鉢もホワイトにしてあげましょう。小さい観葉植物でもスタンドをつかって配置すると、うまく高低差を出せておしゃれな空間になります。
気取らないナチュラルさを楽しみたいときは、観葉植物の鉢を自然素材にしてあげるといいです。こちらはテレビ横に7〜8号サイズのフランスゴムの木を大胆に配置しています。アシンメトリー(左右非対称)が絶妙でおしゃれですね。
部屋のインテリアに観葉植物をくわえると、空間に広がりがでて、パッとおしゃれに生まれ変わります。また、観葉植物を飾ることで、植物の蒸散作用で調湿できたり、光合成で酸素が増えるなど、過ごしやすい空間にもなるので、ぜひ飾ってみてください。
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GreenSnap編集部