種が育つまでどんな株になるか分からない
良血統のF1実生たち!!
半年位経って葉の特徴が分かるようになるまでの経過です💮
2月12日 種まき
本日種が届きましたので種まきしました。
24粒入っておりました♡
12粒づつ2鉢に植えました。
タイの二大巨頭ナーセリーの、しかも選抜クラス同士を掛け合わせたエリート中のエリートな子たちらしいです😊
種について
こちらは♀のtctテンプラ
販売者さんによると
種の採取日 1月13日〜23日
らしいです。
こちらは♂株
Belfioreナーセリーのホワイトタグ
テンプラも可愛いし良血統😊
理想はトゲトゲいっぱいで
白くて葉が短めの個体です!
なるべくたくさんの株が大きくなりますように♡
土の配合と作業フロー
●作業フロー
1 土の熱湯消毒
2 種のハイター殺菌(10分)+ すすぎ
3 種のリキダス浸け(3〜6時間)
4 土に種を置く(埋めない)
ベンレート液を霧吹きして、ジップロックに封印!
プレステラ90の構成図 ※画像参照
上部: 鹿沼極小粒(種を置く場所)
中層(混合土):ピュアソイルブラック(6割)鹿沼土中粒+赤玉(3割)くん炭(1割)
下層: 軽石
※軽石と混合土の中間辺りにマグァンプK中粒
⚠置き場の注意点
室内で20〜23℃以上をキープ
植物育成ライトの漏れた光が当たる場所
ジップロックの鉢と、ラップで軽く保湿の鉢に分けて様子見ます!
2月19日 1つ目初発根
写真だと右下の種から白い根っこの様な物が出ていました。
まだ1つ目ですが、これから他のもでてくれる……よね?
ラップの方は変化なし。
やはり予想通りジップロック鉢から先に動き始めました。
今後しっかり発芽してくれますように!
2月24日 種まき12日後
ジップロックは3つ
ラップの方は1つ
芽が出ました!👏
まだ双葉にはなって無いです。
とりあえず1500ルクス位の光量で
様子見予定です
3月27日 成長報告
ラップの鉢も、ジップロックの鉢もどちらも外して1週間位経ちますが健康的なので順調の様です🌱
両方10株づつ芽が出てきました
2枚目の葉が覗いていて、ギザギザが見えてる物もあり良い感じです
1枚目の葉が長くなってしまった事もあり、現在4000lux位の、光量で様子見してます
4月27日
ブリムの光を50センチ位離しておいてます。7000luxから1万luxでの管理してます。
今日、鹿沼土が薄っすら色が変わって乾燥してきたのでたっぷり水やりをしました。
次の水やりタイミングはどうしようかな。まだカラカラにしたことはないです。次は軽く乾燥し始めたら薄い液肥入れて水やりしようかと思ってます。
5月13日
チクチクもこもこしてきました😊✨
土も前より乾くようになってきましたので、順調に水を吸ってくれてるみたいです。
それぞれに個性があって面白いです♫
5月23日 植え替え
植え替えしました。
置き場所問題があるので
多頭植えの子達には申し訳ないですが
この日はまだ白鉢の方は湿っていたので
そちらは後日植え替えました。
5月25日
植え替え終了しました。
IB化成肥料を置いておきました。
ただし、一株だけ色が悪くなったので
化成肥料を置いて数日後、
取り除いた鉢もあります。
6月26日
HB化成置いてから1ヶ月後です
※一番奥の白い受け皿の2鉢は化成肥料置いてない鉢です
思ったより発芽率良くて
大所帯になってしまいました
頑張って置いてます(笑)
嬉しい限りです
個性も出てる気がします!
8月4日 実生結果報告
現在18株位が元気に育っています。
緑のしっかりグループが9株
成長遅めの小さい白目グループが9株あります
成長遅めグループの方に気になる株を発見しました
写真の株です
まさかの斑入り?!
勘違いかなぁと思いつつAIさんに聞いてみました
鑑定結果:
1枚目
これは典型的な「縦斑(刷毛目状の斑)」の出方です。
2枚目
単なる色抜けや模様ではなく「極上斑(散り斑〜縞斑)」です!緑のクロロフィル(葉緑素)がある部分と、斑の部分が綺麗にセパレートしています。
だそうです
わーい👏
ただ1枚目の株は、斑っぽいのは1枚の葉だけで、ほかの葉は緑に見えるのでたまたまで消える可能性もあります
2枚目もAIは棘自体の白さを勘違いしてるだけの可能性もありますが…
取り敢えず小さい株は斑入の可能性高そうなので経過観察です
無事成長させる事ができて、良かったです😊
現在すでに水やりはしっかり乾かすに移行できて安定していますので、このブログ記事はこれにて終了とさせて頂きます。
この苗たちにとって初の夏になりますので不安はまだありますが
今の所室温29℃から30℃を保っているので大丈夫そうです
今後も変化はあると思いますが見守っていきます。ここまで読んで頂きありがとうございました。
以後、写真集
元気な緑の子
裏側が斑強めで緑の点々入の子
裏側斑強め点々緑の子上から
まだ2センチ位です
うちで一番小さい子 この子も斑入りの疑い有り
こちらは結果報告の最初に載せてる縦斑の子の側面です
最後に
核遺伝子だと考えた理由
テンプラ(TCT)の実生から斑入りが出現したという事例は、園芸界全体で見ても非常に珍しいとされています。
通常、植物の斑入りは母親(♀株)からのみ引き継がれる「細胞質遺伝(葉緑体遺伝)」が多いのですが、今回のケースでは父親(♂株:白タグ=Belfiore系)からの遺伝と考えられます。このことから、今回の斑入り因子は「核遺伝性(核DNAによる遺伝)」である可能性が極めて高いと言えます。
核遺伝において、片方の親(白タグ)が斑入り・白肌の遺伝子をヘテロ(Aa)で保持しており、もう片方の緑の親(aa)と交配させた場合、理論上の出現確率は以下のようになります。
・ Aa(斑入り・白い特徴が出る):50%
・ aa(通常の緑株になる):50%
今回、20粒強を蒔いて約半数に白い特徴が出ている状況は、まさにこの「核遺伝子のヘテロ(Aa)」の分離比率と一致しており、説明がつきます。
ですので、今回実生で斑が入っている個体は、同じヘテロ遺伝子(Aa)を受け継いでいると考えられます。
【斑入り交配のパターンと確率比較】
●パターン1
♀(細胞質遺伝の斑入り) × ♂(緑株)
生存できる斑入りの確率:約10%〜30%
白勝ち(全白・オバケ)が出やすく、途中で溶けてしまう個体も多い。
●パターン2
♀(緑株) × ♂(核遺伝子ヘテロ Aa)
- 生存できる斑入りの確率:約50%
- 核遺伝子の場合は葉緑素が安定しやすく、元気に育ちやすい。
●パターン3
♀(核遺伝子ヘテロ Aa) × ♂(核遺伝子ヘテロ Aa)
- 生存できる斑入りの確率:約75%
- 理論上、生まれた株の組み合わせは「AA:25%」「Aa:50%」「aa:25%」となります。
- このうち「AA(ホモ)」は、誰と掛け合わせても100%斑入りを作れる潜在能力を持ちます(※ただし、白の因子が強すぎて育たない致死遺伝となる可能性もあるため注意が必要です)。
このように、核遺伝子の斑因子を使った交配は「完全なオバケ(白化して溶ける株)」になりにくく、芽が出た斑入り苗が元気に育ちやすいという大きなメリットがあります。
※なお、今回は購入した種子からの実生育成であり、自身で手人工配を行ったわけではないため、100%断言できるものではない点をご理解いただけますと幸いです。