麦草峠から丸山、高見石、白駒池と可愛いお花を見ながら一周してきました。
想像以上の岩場の連続、ネットには2時間半となってましたが、お花を見ながら、山小屋名物揚げパンを食べて4時間半で一周しました。
その後は八千穂高原自然園を一周。
お天気にも恵まれ充実した1日を過ごしてきました。
長い「みどりのまとめ」ですがどうぞご覧下さい。
朝8時麦草峠駐車場に到着
身支度整えいよいよ出発
気温は15℃くらいでしょうか。
最初のお花はミツバオウレン
ミツバオウレン(三葉黄蓮)キンポウゲ科オウレン属
漢方薬の薬草のオウレン に似、葉が3枚あるのが名前の由来です。
花びらのように見えるのはガク片で、黄色く小さなのが本物の花びらです。
ショウジョウバカマもたくさん咲いてます。
ショウジョウバカマ(猩々袴)シュロソウ科ショウジョウバカマ属
ピンク色の花火のようなかわいい花。
名前の由来となった「猩々(しょうじょう)」とは、酒を好み赤ら顔のサルの様な生き物で「もののけ姫」にも出てくる想像上の動物です。
苔の中にカタバミが咲いてました。
朝早いので花弁が開く途中。
初めて見るピンクのコミヤマカタバミです。
コミヤマカタバミ (小深山片喰)カタバミ科カタバミ属
カタバミの仲間では最も標高の高い所に生え、亜高山帯を代表する多年草で、針葉樹林下に群生することが多いようです。
苔むした岩場を見ながら登って行きます。
スギゴケがときに一面の群生となってます
針葉樹林のミニチュアのような群生から胞子体が花のように突き出してます。
苔とコミヤマカタバミ
イワダレゴケでしょうか?
フカフカの苔の中に白いコミヤマカタバミが咲いてました。
フサフサの苔の上にオサバグサの蕾がありました。
奥には苔の森が見えます。
オサバグサ(筬葉草)ケマンソウ科オサバグサ属
シダ(羊歯)のような繊細な葉を持ち、そこから細い茎を伸ばして小さな白い清楚な花を咲かせます。
オサバグサ(筬葉草)ケシ科オサバグサ属
ほとんどが蕾の中、ひとつだけお花が咲いてました。
オサバグサは一属一種の本邦特産の植物で、おもに、本州中北部の、亜高山帯の湿り気のある樹林内に産し、ときに大群落を形成します。オサバグサは花の咲いていない時には、シダの仲間としか思えないほどの形容をしています。
花は6月中旬から7月上旬にかけて、白い小さな花を穂状につけます。
葉の形状がオサに似ているためこの名前がつきました。
アカミケゴケの色が薄くなったと思って調べるとウグイスゴケのようです。
ウグイスゴケ(鶯苔) ハナゴケ科 ハナゴケ属
倒木の上などに生える樹状地衣類。
ウグイス色であることからこの名が付いたようです。
柄が長く伸び、先端が盃状又は裂片状になります。
その縁に茶色の子器をつけ、多くの鱗片があります。
いよいよ岩場を登って行きます。
まっすぐ上に登ります。
私達二人だけ、道も荒れてるので1歩1歩気をつけて登りました。
斜面に小さなベル型のお花発見
電波が届かないのですぐに名前は調べられません。
3cmくらいなのにひとつお花が咲いてました
ヒメウスノキ(姫臼の木)ツツジ科スノキ属
日本の亜高山帯から高山帯の針葉樹林(シラビソ林など)の林床に自生するの落葉小低木
ここは本当に面白い植物があります。
スギカズラ(杉葛)ヒカゲノカズラ科スギカズラ属の小葉植物
「ヒカゲノカズラ」の仲間ですが、茎葉が「トウゲシバ」のように直立し、胞子穂は茎葉の先端につきます。
中部地方以北から北海道の亜高山帯に分布し、針葉樹林やハイマツ帯の林下に生育します。
丸山山頂近くに来たらモミジ葉の植物がたくさんでてきました。
トガスグリ、珍しい植物です。
トガスグリ(栂酸塊)ユキノシタ科スグリ属
高さ50~80cmの夏緑広葉小低木。
幹の株は地面を這い、途中から立ち上がる。
葉は長柄があり、葉身は腎円形で、基部は深い心形となり、掌状に3中裂し、先は鋭尖形となる。
5~6月、総状花序に多数の両性花をつけ、淡黄緑色となるが、ときに紫紅色を帯びる。
やっとここまで登ってきました。
やったー、丸山山頂、着きました。
汗びっしょりです。
ここから高見石小屋まではすぐでした。
この大きな高見石を登って白駒池の絶景を見るんです。
全身使って滑らないように慎重に登ります。
一応目安の赤丸印が石に書いてあります。
高見石(大きな岩)の間に濃いピンクのお花が咲いてました。
近寄るとイワカガミでした。
名前の通り岩の間にそして鏡のようなツヤツヤの葉っぱでした。
イワカガミ(岩鏡)イワウメ科イワカガミ属
花は淡紅色からほぼ白色のものまで変異があり、直径1~1.5cm程で美しい。
花冠の先端は多数に分かれ、おしべは5本で中心部に1本の赤紅色の柱頭があってアクセントになっています。
登った人のご褒美
この素晴らし景色、高見石展望台からの景色最高です。
白駒池が綺麗でした。
立っていられないので、斜めの石に寄りかかって景色を見ます。
高見石小屋
名物の揚げパンでランチにしました。
5種類の揚げパンとコケモモジュース
あげパンはゴマ、きな粉、抹茶、ココア、チーズ。
ペロっと4つ食べ、一つは持ってきたビニールに入れて持ち帰ります。
コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)ツツジ科ヨウラクツツジ属
山小屋の近くに可愛いお花が咲いてました。
コヨウラクツツジです。
小さなヨウラクツツジのことで、「小瓔珞躑躅」と書きます。
ちなみに「瓔珞」とは、仏教における装飾用具で、花の形が似ているとしてつけられた名前だそうです。
また長い岩場の道を下ります。
時々こんな綺麗なお花が咲いてるので、癒やされます。
コミヤマカタバミですがここのはピンクの濃い条がありとってもステキでした。
コミヤマカタバミは葉っぱがハート型、切れ込みが浅く丸みがあります。
急な下りが終わると白駒池に着きます。
そこからは木道を通って白駒の奥庭を歩き麦草峠まで行きます。
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ここからは麦草峠のお花畑です。
シラネアオイ(白根葵)キンポウゲ科シラネアオイ属
高さ20cm~50cmの多年草。葉は3枚つき、茎頂に径5~8cmの大きな紫色の花をつけます。日本原産種。栃木県日光・白根山に多く、花の形がタチアオイ(立葵)に似ているのでこの名が付けられたそうです。
シロバナシラネアオイ
シラネアオイの白花(キンポウゲ科シラネアオイ属)は、通常見られる薄紫色の花とは異なり、純白の清楚な花を咲かせる非常に希少な品種・突然変異種です。
和名の由来は、日光の白根山に多く自生することから。
サンカヨウ(山荷葉)メギ科サンカヨウ属
山地の湿原に生える多年草。
別名「スケルトンフラワー」と呼ばれます。「山荷葉」という和名は、「山に生えハスの葉に似ている」ことが由来です。茎に直径2cmほどの白い6弁花を数個咲かせます。
ミヤマクロユリ(深山黒百合)ユリ科バイモ属
クロユリが咲いてることを知り、ヒュッテで教えていただきましたが、蕾しか見つかりませんでした。
お花から変な香りがすると聞いていたので楽しみにしてましたが残念です。
イチヨウラン(一葉蘭)ラン科イチヨウラン属
2人でかなり探して、友達が見つけてくれました。
面白いお顔してます。
深山林床や林縁などにやや稀に生える
高さ10~20cmの多年草。
地下茎は短く這って仮軸分枝し、その近く
から1枚の葉と1本の花茎をだす。
葉は長さ3~6.5cm. 幅3~4.5cmの卵円形
で.根元に1枚つく。
5~7月. 茎頂に淡紫色で斑点のある地味
な花を1個つける。
和名は1枚の葉に由来する。
稀に白色の唇弁に赤点を1~数個つける
イカリソウ(碇草)メギ科イカリソウ属
標高が高いところではまだイカリソウが咲いてるんですね。
濃いピンクの可愛い〜イカリソウです。
クロユリを探していて見つけました。
ウラジロキンバイ(バラ科キジムシロ属)
多年草。高さ7~20 cm。根は太い。根出葉は束生し3出複葉で、表面は緑色で裏面は白綿毛が密生して白色である。小葉は広卵形で長さ10~35 mm、鋸歯がある。花期は7~8月。花序は1~5個花を集散状につける。花柄は細く長さ2~5 cm、白綿毛に覆われる。萼片は広披針形で長さ3~5 mm。花は径1.5~2 cm。花弁は5個あり黄色。
シナノキンバイ(信濃金梅)キンポウゲ科キンバイソウ属
クロユリを探していると大きな黄色のお花が咲いてました。
シナノキンバイだと思うのですが違ってたら教えてください。
花は、比較的大きく、直径3~4cm、花弁状のガク片は5~7枚で橙黄色。葉は、掌状に深く裂け、裂片はさらに3中裂し、縁に不ぞろいで鋭い鋸歯がある。
ウスバスミレ(スミレ科スミレ属)
ヒュッテの近くに群生してました。
亜高山帯の針葉樹林で、 小さな白い花を咲かせます。 ウスバスミレという和名は牧野富太郎博士が名づけました。
高さは5~8cm、お花は1cmくらいの可愛いお花です。
コゴメヒョウタンボク(小米瓢箪木)スイカズラ科スイカズラ属
数年前8月にここで赤い実を見ましたが名前がわかりませんでした。
こんな地味なお花が咲くんですね。
絶滅危惧1B類 (環境省2012)
落葉低木。若い枝は紫褐色。
葉は5-30mmの広楕円形で、先は鈍頭、基部はくさび形、両面に短い曲がった毛があります。
花は枝先の葉腋から出る1cmほどの柄に2つずつ付き、花冠は唇形花で6-8mmの鐘形、暗紫色。 果実2個は合着しない
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ここからは八千穂高原自然園で見たお花達
入り口にはエンレイソウの青い果実ができてました。
エンレイソウ(延齡草)シュロソウ科エンレイソウ属
春から夏、3片のはっきりした花が咲きます。
花の色は、「延齢草」は紫で、「深山(みやま)延齢草 (別名:白花延齢草)」と 「大花の延齢草」は白。
葉っぱは 「ふき」の葉に似ています。
この仲間は毒草だが、 使い方しだいでは薬にもなり、 食べ物を吐き出させる効果があります。
昔は食べ過ぎや 食あたりになった人に 根を煎じて飲ませたらしく、命拾いするから「延齢草」との説があるようです。
コンロンソウ(崑崙草)はアブラナ科タネツケバナ属
自然園に入るとすぐこのお花が咲いてます。
小さなお花が可愛いです。
コンロンソウは北海道から九州、朝鮮・中国・シベリア東部に分布する多年草。渓流沿いなどの湿った場所や流水辺に生育する。花は4月から咲き始め、初夏まで次々と白い花を付ける。和名は中国の崑崙山に白い雪が降り積もっている様子に由来するという。
ラショウモンカズラ(羅生門蔓)はシソ科ラショウモンカズラ属
30cmの高さがありインパクトのあるお花です。
新緑が芽吹く頃、山の林床で目立つ花のひとつです。
丈は20-30cmほど、葉は三角状心形で粗い鋸歯があり、柄があります。両面には毛が多く見られます。
花は葉腋に数輪ずつ付き、4-5cmほどあり、この科の植物にしては大きい。
下唇は先端が浅く2裂、裂片は白く紫斑があり、下方に反り返ります。
チゴユリ(稚児百合)イヌサフン科 チゴユリ属
今年地元で見れなかったチゴユリが咲いてました。
小さなかわいらしい花を稚児(子供)にたとえた名前だそうです。
ここではまとまって咲いていて綺麗です。
ツマトリソウ(褄取草)サクラソウ科ツマトリソ属
花期は6~7月。
花弁はまるで風車のようにキレイに7枚並んでおり、直径2㎝ほどの大きさで真っ白な花を上向きに咲かせます。 雄しべが花弁と同じく7個あります 。
漢字で書くと「褄取草」です。「褄」は端の意味で、隈取模様のように花の縁が色づくことが由来です
クリンソウの群生
タイミングバッチリ、素晴らしい群生でした。
ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)ツツジ科イチヤクソウ属
ベニバナイチヤクソウがあちこちに群生してます。
先日白いお花のイチヤクソウを見てきましたが、ピンクはやっぱり可愛いです。
ニホンスズラン
園内あちこちに咲いてました。
いい香りがしました。
ここのは葉っぱも大きく草丈も20cm以上はありました。
サラサドウダン(更紗灯台)ツツジ科ダンツツジ属
初夏に咲くベル型の可憐な花が特徴です。 花びらのしま模様が木綿の更紗(さらさ)染めに似ていることから名前につきました。
ベニバナイチヤクソウとシロバナノヘビイチゴ
ベニバナイチヤクソウもシロバナノヘビイチゴ、どちらも群生していてとっても綺麗です。
ベニバナイチヤクソウは群生している事が多い植物です。
分布は「山地帯から亜高山帯」山間部の植物でもあります。
花期は6月~7月頃。
ピンク色の花が下向きに咲きます。
花茎の下から上へと順番に咲いていきます。
シロバナノヘビイチゴ(バラ科オランダイチゴ属)
ケーキに使うイチゴと同じ仲間です。
果実も小さいイチゴがなります。
もちろん食べれます。
ズミ(酸実)バラ科リンゴ属
もう散りかけてましたが大好きなお花です。
咲き始めの蕾がピンクの時が特に好きです。
ここのはもう咲き進んでるので、白いお花です。
レンゲツツジとズミ
レンゲツツジは、一枝から複数の花が輪状に咲く様子がレンゲ(ハス)に似ており、ツツジの中で最も大きな鮮やかな朱橙色(オレンジ)の花を咲かせます。
キバナレンゲツツジ
オレンジのレンゲツツジが多い中、1本だけ黄花がありました。
とても優しい黄色で綺麗でした。
オオヤマフスマとキジムシロ
オオヤマフスマ(大山衾)ナデシコ科ノミノツヅリ属
深山から亜高山帯に多い多年草。
日当たりのよい草地にも,林の中にも生えます。
ハコベの仲間に似ているが萼片は花弁に比べてごく短いです。
今年2度目のギンリョウソウ
少し透け感があって面白い形ですよね。
ギンリョウソウ(銀竜草)ツツジ科ギンリョウソウ属
光合成をやめた植物とも呼ばれる菌類を炭素源とする菌従属栄養植物(腐生植物)です。
ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)バラ科キイチゴ属
ニガイチゴの変種でニガイチゴに比べて葉は3裂し先がとがります。ニガイチゴ の高山種で、亜高山~高山に生えます。
八千穂高原の白樺林は日本一美しいと言われてます。
白樺林とレンゲツツジのコントラストが最高です。
🍃•*¨*•.¸¸↟.。.:*.。.:.¸•*¨*•.¸¸↟.。.:*𖤥𖠿𖦥𖥧.。.•.¸🍃
長い「みどりのまとめ」見てくださってありがとうございます。
植物の名前など違っていたら教えて下さい。
凄い花々ですね
行く人が違うとこんなに見られるのですね😊