warning
error
success
information
美しい姿をしたクリンソウ。こちらの花言葉をご紹介しています。さらに、クリンソウの由来や花期、特徴など基本情報をまとめていますので、ぜひご参照ください。
クリンソウの花言葉は、「物思い」、「幸福を重ねる」、「物覚えのよさ」、「少年時代の希望」があります。
クリンソウの特徴は数段に輪が重なるようにして咲くこと。この見た目がまるでお寺にある塔の装飾に似ているからクリンソウという名前になったほど。この花が重なる様子が由来して、クリンソウには「幸福を重ねる」という花言葉になりました。
また、1段目と同様にして2段目にもお花を次々に咲かせていく様子が「物覚えのよさ」をイメージしたのかもしれませんね。
クリンソウは漢字で書くと「九輪草」と書きます。この名前となった由来は、クリンソウの見ためが関係しています。クリンソウの花は、花茎を中心に円を描くようにしてつきます。
お寺の塔の屋根には、まっすぐに伸びた柱のようなものがあるのをご存じでしょうか。これを「九輪」と呼びます。クリンソウの花が幾重にも重なっている様子は、お寺の塔の装飾である九輪のように見えたのです。そのことから、クリンソウと呼ばれるようになりました。
クリンソウという名前の由来は別の説もあると言われています。それは日光の九輪沢で発見されたからという説です。
また、クリンソウとはナナカイソウとも呼ばれます。こちらは「七階草」と書くのですが、幾重にも重なる姿が七階あるようだからその名がつけられました。しかし、実際にはクリンソウは4~5段に咲くことはあっても7段になることは滅多にありません。シチジュウソウ(七重草)も同様の由来でつけられた別名です。
最後に学名の由来についてご紹介します。学名の「Primula」は 「primos」と言う単語が由来となっています。「primos」は「最初」という意味。こちらはクリンソウの花が早春に咲くことが由来しています。
クリンソウの花期は、4月から6月。花の色は、赤、ピンク、白があります。絞りが入るものもまれに見られますよ。クリンソウの特徴は何と言っても花茎を中心に輪のように咲くこと。そして幾重にも重なることです。
スコットランド人の植物採集家ロバート・フォーチューン氏によると、クリンソウは「日本で一番美しい花」とのこと。それほど美しいお花なのです。見ためはサクラソウに似ています。
クリンソウの群生地は名所として人気です。花期には美しい花が見られますので、ぜひ群生地に言っていませんか。
たくさんのクリンソウを見ることができます。環境保全のため、マイカーでの乗り入れは禁止されるなど徹底されています。近くには華厳の滝や日光東照宮もありますので、一緒に観光はいかがでしょうか。
日本最大級のクリンソウの群生地として知られ、その数は40万株もあるほど。広い施設なので、森の中を散策しながらクリンソウを楽しむことができます。
地元の愛好家さんたちが手入れをしている施設です。5万株のクリンソウを楽しむことができます。
GreenSnap編集部