戸倉のセツブンソウは長野県下最大級の群生地です。
2年前に初めて訪れた時は暖かい春がやってきたばかりの満開の時期でしたが、今回前日のHP「千曲市セツブンソウ情報」を見ても「雪のため開花は確認できず」となっていました。心配しながらも一か八かで来てみたら〜 *2025年3/10
溶けた雪の間から可愛らしい花を十数輪見ることができました!雪の下で寒さに耐えて春を待っていたなんて、健気な姿を見ることできて、ますますセツブンソウが大好きになってしまいました🤍
個人的に大大好きなセツブンソウを5枚のpicでは収まり切れず、ただ写真を多く載せられるのでみどりのまとめにしただけです。
見てくれる皆さまありがとうございます😊
𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧
セツブンソウ(節分草) キンポウゲ科
冬の間、雪の下でつぼみから芽吹きへの準備をし、雪が融けると地上に芽を1cm位出します。つぼみは1週間後には完全に開き、約2~3週間のみ開花します。
広葉樹の芽吹や他の植物たちが冬の眠りから目を覚ます前に早春の日差しをいっぱい浴びて咲き誇り、地上に種をまいた後は、約45日で地上の生活を終わらせ休眠に入り、次の春まで地中で命を繋いでいる植物「スプリング・エフェメラル」春の妖精🧚
種から芽を出し咲かせるまでに4年から5年かかるそうです。
保護されないといずれはなくなってしまう絶滅危惧種。
平安時代初期の植物事典『本草和名』にセツブンソウの古名「以倍爾礼(いえにれ)」と記してあることから千年以上昔から人々に親しまれてきたという日本固有種です。
ここから歩いて20分ぐらい登ります。
この辺りの山は自在神社⛩️の麓の自在山と呼ばれているそう
群生地に着いたらこの雪で心配になりましたが…
はじめ見つけたのは開き始め
上へ登って行くと十数輪咲いていました。
並んで咲いているのが本当に春の妖精たちを思わせる🧚
雪とのコラボ
スプリング・エフェメラル(春の妖精)たち🧚✨✨
真っ白な横顔も凛として
斜面下の方では頭を持ち上げ、これから咲こうとしている蕾たち
太陽が当たっている花は白い萼が光ってました✨
花びらに見える白い部分は「がく」で花びらは退化し、Y字型になった黄色の蜜腺が5~10対内側にあります。
青色の部分が雄しべ、真ん中に集まってる薄紫色の部分が雌しべ
花の大きさは1円玉ぐらいで、咲き始めは高さ4〜5㎝の小さな小さな花です。
「戸倉セツブンソウを育てる会」
群生地の保護整備を行っているボランティアの方々には感謝の気持ちでいっぱいです🙏
種が地面の下に届くよう下草を刈る、イノシシなどに踏み荒らされないよう、木酢液を置くなど対策をして下さってます。
2年前の3/8はこの斜面全体満開の白い花たちが見られました🤍
上を向いて日の光を受ける
2年前の同じ時期はこんな感じで咲いてました。
珍しい八重咲も
小さな白い春の妖精たち🧚
今年も咲いてくれてありがとう🤍
春告 花
大事に保護して
後世にもこの可愛いさや可憐な節分草を
(*•̀ᴗ•́*)👍