猛毒アコニチンを有し、殺人事件のイメージが付き纏う妖しの花トリカブト。塊根から育ててみました。
メ◯カリで塊根を入手。だけどこんな猛毒が簡単に手に入って良いのでしょうか?
トリカブトに含まれるアコニチンはアルカロイドの一種で、TTX感受性ナトリウムイオンチャネルの活性化による脱分極を引き起こし、嘔吐・痙攣・呼吸困難・心臓発作を引き起こします。経皮吸収・経粘膜吸収され、即効性があり、有効な解毒剤は知られていません。
高圧蒸気処理して毒性を殆ど無くしたものを加工ブシ末といい、優れた通経作用・温腎作用があり、繁用される超重要生薬です。
2021/11/24、日向土・赤玉・鹿沼をほぼ同量の用土で深鉢に植え付けました。
ヾ(≧︎▽︎≦︎)〃ヾ(≧︎▽︎≦︎)〃 新芽が出ました🌱淡い色が美しい。
2022/2/11、植え付けからほぼ3か月です。
3/2、芽数が増えて、色が濃くなってきました。
上から見るとこんな感じです。
4/5、すくすく成長。
10/28、ついに蕾が‼︎
不思議なカタチの蕾です。11/1。
同日、ついに開花が始まりました♪
11/5の様子。えもいわれぬ風情‥
UPでどうぞ。
満開です。いつか野生の花も見てみたくなりました。11/7。
鳥兜は秋の季語。そこで一句。
暗中にこそ光あり鳥兜 猫凡
11/26、花は散り、若い果実が出来ていました。
冬が近づくと地上部は枯れ、翌年春に芽を出しましたが、下関の平野部は暑過ぎたのでしょうか、花は咲かずじまい。今年もそうでした。来年もし芽吹いたら、半日影の涼しい場所で管理してみようと思います。
あ、花屋で鳥兜売ってるのを見かけたこともあります😄
鳥兜以外にも猛毒の植物は周りにたくさんあるのになぜこれだけ別扱い🙄?