話せば長いことながら、話さにゃわからん。
数年前、奈良緑ヶ丘美術館で観たプロモーションビデオのロケ地がこちら『神子畑(みこばた)選鉱場跡でした。季節のよい時に再訪決心!
神子畑選鉱場跡
神戸市内から車を走らせること2時間弱。
あさきたじゃなく「あさご」と読む朝来市に到着。山間を進むとなんだか佇まいの美しい橋が見えてきました
鋳鉄の美しい橋は日本最古のもの。
一説にはあのエッフェル塔の設計をしたエッフェル社が絡んでいたとの説もあるそうです(HPにはその記載なし)。確かにパリを醸し出しています
国指定文化財
板張りも風情あり
この辺りは鉱脈の宝庫。かつてはお馬ちゃんも大事な運び手でした。軍馬の払い下げだったようです
『ナバロンの要塞』を彷彿とさせる選鉱場跡。神子畑と書いてみこばたと読みます。
反対側斜面が採掘場で、銀・銅・錫が含まれた岩石を粉砕。それを水と混ぜて金属比重を使い、この段々畑で銀は銀、銅は銅と分ける仕組みだったとか
年に何度かは見学できるらしい…またまた予習不足
網目にレンズを入れてのぞき屋。
こちらはインクライン跡。鉱物や人をてっぺん迄運びました
撮影スポット。俗な2人。
この選鉱場は24時間稼働だったので、電球で縁取られる山肌は殊更美しく、富の象徴でもあり、不夜城と呼ばれていたそうです。小学校、神社も併設されていました
コロニアル洋式。
国策でもあった神子畑選鉱場は、フランス人技師を招聘。幹部技師の住居でこちらは二番館と呼ばれていたムーセ氏の旧居。生野銀山にあったものをこちらに移築。
五番館まであった模様ですが、待遇面で莫大な費用がかかり、フランス人技師には早々にご帰国をお願いしたとか。さもあらん
瓦には菊の御紋。国策ですもん
室内に飾ってあった石。石英
金ピカの黄土石。奥はジオラマ
金ピカの石を持って喜ぶ俗な2人
ムーセ氏宅の百日紅は樹齢200年。白いお花が白いバルコニーにぴったりでした
そして巨大椎茸みたいなシックナー。
鉱物を取り除いた後のどろどろ(石のカス)をお水と分ける場所です
廃墟で燃える。
因みに同行した友人(インド系)の実家はゾロアスター教。鳥葬にする時の装置がこんな感じで似てると幼い時分の朧げな記憶を辿っていました。ふーん、そうなんだ
美術館PVの真似をして、大事に持ってきたぼくモルさんの鉢を写す。やはり土物が似合います(日陰で写したかったのですがお昼間近で日向になりました)。
ご興味のある方は拡大を。この段々畑みたいなのが、各金属を分別するフィルターになっているのです
山の向こう側(鉱山)と山のこちら側(選鉱場)を繋ぐため山裾(トンネル)を走っていた「1円電車」。おもちゃのように小さくて可愛い
最盛期は30両編成くらいで走っていたようです
座らなきゃ頭をぶつける小ささ、狭さ。
山の向こう側(明延鉱山)では本物に乗れる日があるとか。またリサーチにまいります
神戸市内
市内に戻り『フロインドリーブ』で一服。今年は創業100周年の節目でした。ドイツ人のフロインドリーブさん
三宮のオサレなお花屋さん
異国情緒たっぷりなきっちゃ店
懐かしさ溢れる昔ながらのきっちゃ店。煙草全面的OKで賑わっていました
オサレ〜。赤い電話ボックスが効いています
パッサージュ。パリオリンピックも閉幕、パラリンピックにバトンタッチ
オリエンタルな灯り
こちらはフランスの水兵さん。アメリカの水兵さんは帽子に赤いポンポンが付いているのだとか
神戸市役所に隣接される東遊園地
綺麗に刈り込まれた芝生。
花時計がツーブロック先に移転中で歩くのを断念。@スワンさんのご投稿で楽しみます
若者がたむろする先には
モーツァルト!じゃなく
犬小屋風自動芝刈り機基地。ローンバ君?芝はとても綺麗に刈れていますワン
テラリウム専門店。
古いもの新しいものが融合する神戸
おまけ
神戸のお土産といえば、伍魚福の「ピリ辛さきいか天」「備長炭カシューナッツ」とフロインドリーブのパイ「ミミ」です
朝来市は行ったことがありません😅
橋もお二人も美しい😍
たぶんゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ
フロインドリープは、以前神戸の友人にこのパイをいただいて、美味しさに感動🍪
お値段調べてびっくり🤣🤣🤣
カフェにも憧れています☕️🧁