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お庭や道端などでよく見かけるオランダミミナグサはどんな雑草なのでしょうか。このページではオランダミミナグサについて解説しています。花言葉はあるのか、ハコベとはどう違うのかもまとめたのでご参照ください。
オランダミミナグサはいたるところに生える雑草として知られています。水田、畑、荒れ地、庭、道端、空き地などどこでも見ることができる植物です。
オランダミミナグサの花期は3月から5月で、おしべが10個の白い花弁の花を咲かせます。高さは10cmから30cmと大きくはありませんが、花が美しく存在感があるのが特徴です。
花弁は5枚で表面に裂け目が入り繊細な印象があります。
雑草として扱われることもありますが、美しい見た目から栽培している方も少なくはありません。
オランダミミナグサは有毒植物ではないため、食べることができますが、青臭さもありあまり好んで食べる方は多くありません。食べてみたい場合は、天ぷら、お浸しにするとよいでしょう。
オランダミミナグサはハコベととてもよく似ています。オランダミミナグサはナデシコ科・ミミナグサ属の植物で、ハコベはナデシコ科・ハコベ属です。
同じナデシコ科で似ていますが、違いがあるので見分けてみましょう。
まず花弁の違いが挙げられます。オランダミミナグサは5枚花弁の植物です。それに対してハコベは10枚花弁に見えます。
しかし、実際のハコベの花は10枚花弁ではなくガク片が5枚含まれています。花弁の枚数が多く見えるのがハコベと覚えるとよいでしょう。
またハコベの花弁は切れ目がありませんが、オランダミミナグサの花弁の先端には小さな切れ目があります。これも両者の違いと言えるでしょう。
オランダミミナグサはどこにでも生えるほどの強い生命力を持っています。そのため、雑草として扱わレます。駆除する場合は、手で抜くのではなく除草剤をまきましょう。
除草剤を使用するとすぐに駆除ができます。種子が飛んでくるとまた生えてくるため、防草シートも敷いておくと安心です。
オランダミミナグサの花言葉は「純真」、「聞き上手」です。
これにはオランダミミナグサの見た目が関わっていると言えます。オランダミミナグサの葉はネズミの耳に似ているため、名前に「ミミ」と入りました。そのことから「聞き上手」という花言葉になったのでしょう。
「純真」という花言葉は真っ白な花弁を持つことからつけられたと考えられます。
オランダミミナグサは雑草として扱われますが、花はとても美しいです。キク科の植物のような可憐さがあるので、興味があれば栽培してみませんか。
ただし地植えをすると、すぐに繁殖することがあるので注意をしましょう。
GreenSnap編集部