2024 7/22 に飛騨乗鞍山麓にある五色ヶ原の森ショートコース巡りに行きました⛰️🥾
入山制限されている森の為、専属のインストラクターが同行して、現地の自然を楽しく案内していただきました🎶
普段は見る事のない原生林⛰️今咲く山野草植物や沢山の木々、伏流水から流れる大きな滝など、貴重な自然景観を堪能してきた備忘録です🌳🌲🪵🌿☘️🍁
AM8:30五色ヶ原入山口案内センターへ🚙
五色ヶ原の森は、日本唯一のガイド付きで入山出来る原生林です🌳
事前に予約済み、初めてお会いしたご夫婦1組と一緒に歩きました⛰️🥾
こちらからスタート地点までマイクロバスで40分🚐
事前にいただいたパンフを見て、ちょっとワクワク🥳
バスはどんどん山の奥へ〜⛰️
途中で、昔の乗鞍登山口がありました
丹生川スギが多くありますが、花粉の少ない種類だそうです
バスは、沢山の白い花木が咲く細い林道を40分、ショートコースのスタート地点である、岩魚見小屋(標高1,600m)へ到着
シラビソショートコース楽しみましょう🎶
小屋のそば、一番に迎えてくれたのが
チダケサシ (乳茸刺)
ユキノシタ科
昔、乳茸をこの茎に刺して持ち帰ったことからの名前
あっ、可愛らしいお花があちこちに🤍☘️
コバノイチヤクソウ (小葉の一薬草)
ツツジ科 常緑多年草
コバノイチヤクソウは、草丈10〜20cm
花は1.2〜1.5cmで小さい
花柱は湾曲して、長く突き出ています
ユキザサ (雪笹) ユリ科
の実ですね🟢
若葉は山菜として食べられるそう
オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草) ラン科
別名 ノヤマトンボ
小さくてその辺に同化していて、見過ごしてしまいそうでした😆
通常投稿で名前を教えてもらいました👍
林道沿いにゴスワラコースへの入り口が🚪なんかカッコイイ看板👍
奥に広がるのはシラビソの林🌲
フワフワ〜クッションみたいな茶色い道🤎
毎年、落葉🍂後〜積雪〜葉っぱが土に還らないうちに又落葉🍂〜の繰り返しで積もり積もって、こんな柔らかな道になるそう
ガイドさんが、少しだけ入って体感させてくれました🤭
綺麗〜
キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)
キンポウゲ科 ヤマオダマキの黄花種
凛としつつも、清楚な色合いが大好きです💛
セリ科のお花かな、並んで咲いています🌿
近付いてみましょう
外周の花の花弁が長いので
ハナウド (花独活) セリ科
のようです♪
セリ科の特定は難しいです
間違っていたなら教えて下さいね
白い小花は可愛いです💕
チダケサシがあちらこちらに🤍
白い小花が可愛いです🤍🌿
水辺が好きなお花です💕
サワギク (沢菊) キク科
別名 ボロギク
緑の中に黄色いお花は鮮やか🌼
その名の通り、沢沿いに多いみたい
種には白い毛が生えており、風で遠くに運ばれる。その毛が綿くずのようにまとわりついた姿からボロギクという別名が😆
カツラの巨木
1mちょっとの所で切られた後、沢山の細い木が生えて大きくなっていました
自然の再生能力凄いです💪
ちなみにカツラの葉っぱはハート型ですね🫶
沢を渡って、シラベ沢口(標高1,640m)に
ここから探勝歩道に🥾
「シラベ」とはシラビソの別名で、地元の呼称
シラビソ小屋を目指しましょう♪
イヌトウバナでしょうか🤔
この野草は沢山咲いていました☘️
サンカヨウの実がなっていました
(サンカヨウは白い可愛いお花です)
こちらは、近年になってシカ🦌の食害に遭うようになってきたそうです😣
ツクバネソウ (衝羽根草) シュロソウ科
の花後ですね
もう黒い果実になっています⚫️
羽根つきの羽に例えらています
ズダヤクシュ (喘息薬種) ユキノシタ科
果実になりかけていましたよ
「ズダ」は長野県では喘息を意味し、この植物が喘息に効くので名付けられました
シラビソ、オオシラビソの若木が密生した樹林帯も続きます
素敵な緑の葉っぱ🌿
ゴゼンタチバナ (御前橘) ミズキ科
白い花がまだ咲いていました🤍
6枚の葉にだけ花が咲き、4枚の葉には花は咲かないんですって😆
ゴゼンタチバナの花も終盤
実になっているのもありましたヨ🟢
センジュガンピ (千手岩菲) ナデシコ科
数少ない出逢い、可愛らしい白いお花にキュン🫰
コバノイチヤクソウの可愛らしい群生があちらこちらで見られました🤍☘️
私はお初花で見惚れました🤍🫶
沢沿いに咲くチダケサシ🤍🌿
涼しげです👍
苔むした中にゴゼンタチバナの4枚葉と、
バイカオウレンの葉っぱの群生🍀
緑ばかりが涼しげで癒されます💚
➡️ バイカオウレンの花後
「らんまん」が懐かしい💖
森だから葉っぱばかりでごめんなさい😆
ヤグルマソウの葉っぱです🥳
白いお花を咲かせるけど、葉っぱだけでもいつもステキ💓
綺麗な赤い実🔴発見💡
タケシマランかな🤔
またまた赤い実発見🔴
実をよく見ると、凹んでる、臼の形がポイント💕
ヒメウスノキ (姫臼の木)
ツツジ科スノキ属
10〜30cmの落葉小低木
〜歩きながら横を見るとこんな景色👀〜
五色ヶ原は、およそ20万年前、乗鞍火山による大規模な火山活動をきっかけに誕生した溶岩大地です🌳
"ゴスワラ"と呼ぶそうです
この森の主役のひとつ
シラビソの木と葉っぱ🌲
シラビソ (白檜曽)
マツ科モミ属 常緑高木
別名 シラベ
日本固有種 亜高山地帯
珍しいおひとりさまに出逢えました
ショウキラン (鍾馗蘭) ラン科
"菌従属栄養植物“
葉もなく葉緑素も持たない菌根を形成し、菌根菌から養分を略奪して生きている
ウスタケ (臼茸) ラッパタケ科
毒きのこ⚠️らしい
この森でよく見かけました
臼みたいに凹んでいます
茹でこぼすと毒が抜けるからと食べてるYouTube動画があがってますが、マネはしない方が…🤭
ずっとこんな感じの沢沿いを歩いています🚶🚶♀️🚶♂️🚶♀️🚶♂️🎒🥾
時々渡る木橋も苔むしています💚
木橋は、前の人とは距離を置いて気を付けて渡ります🙋♀️
エンレイソウがありました
今は、実になっていますね🟢
清楚なサワギクもチラホラ💛
ボロギクなんて言わせない😆
目玉おやじも見れました〜😆
ギンリョウソウ (銀竜草)
ツツジ科 腐生植物
別名 ユウレイタケ
"菌従属栄養植物"
ベニタケ類の菌糸から栄養を得ている
コイチヨウラン (小一葉蘭) ラン科
草丈15cm程に、5〜6mmの花弁
小さすぎてうまく撮れない😅
シラビソの木の “凍裂(トウレツ)“
〜木に含まれる水分が厳しい冷え込みによって凍りつき、木が裂ける現象〜
シラビソは自分の樹液で修復しているそうです
ケロイドみたいで痛々しいですね
因みにシラビソの樹液は柑橘系の爽やかな香りがしましたヨ💕
コナスビかなぁ🤔
緑の中に黄色いお星様🌟
この森にはこのような
「倒木更新」 が多いんです💚
倒れた親木を苗床にして、次世代の幼木が育つ現象💚
ボタニカルなステキな世界🌳
チダケサシの群生🤍🌿
キツネノボタンかなぁ🤔
AM11:00 シラビソ小屋(標高1,490m) 到着🥾
綺麗な休憩小屋です🛖
小屋に上がる前に靴底を水洗いします
30分間、少し早めの昼ご飯休憩です🍙🍙🍙
こんな深い森の中でも、とても綺麗な洋式トイレ🚽充実しています🤭
ここからは3つの池との出逢い💚
シラカバ(白樺)とよく似た白い木の
ダケカンバ(岳樺)が仲良く並んでいました🌲
左←シラカバ 右→ダケカンバ
標高1,500mを境に下はシラカバ、上はダケカンバが生えやすいらしい
この森はちょうど1,600mくらい、2種の木が混生しています🌲
⬅️ シラカバ(白樺)
アイス ガリガリくんのバーの材料🥳
➡️ ダケカンバ(岳樺)
ペリペリと樹皮がめくれてきます
白樺みたいに白い木だけど、これで違いがわかります😆
ダケカンバ (岳樺)
めくれた樹皮には字が書けました🤭
(これは切って置いてあった、いらない木の樹皮なのであしからず😆)
昔、シベリア抑留された人が、この樹皮に木炭で手紙を書いたと聞きました
一つめの小さな澄池は通り越して、これは濁池💧
あまり水は溜まっていませんでした
サルオガセがありました
とろろ昆布みたい😆
「樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣」
別名 霧藻
水分と光合成だけで成長し、栄養を一切他から取ることはないと
まるで仙人のようです😆
ゴスワラの反対側斜面は、クマイザサ(九枚笹)がワサワサと茂っています
右➡️は、クマイザサのお花
可愛らしい白いお花🤍
AIでヤエムグラ属と出ました
クルマバソウと似てるけど、小さめだったから、クルマムグラかなぁ🤔
似てるお花の特定は難しいナ😅
トリカブトの蕾です
全草有毒⚠️特に根っこ⚠️
😱
8月には紫色の綺麗なお花が咲くのかな💜
〜オトシブミ〜
ガイドさんが見つけてくれました♪
オトシブミという甲虫🪲(何種類もいる)が木の葉を巻いて、幼虫の為の揺籃(ようらん)=ユリカゴを作ります🍃
この中には、卵が産み付けられ、揺籃は卵から孵化した幼虫の食べ物であり、敵や乾燥から身を守る棲み家でもあるんですって😉
凄い匠の技👏虫の知恵には驚きますネ😉
揺籃が完成すると木から切り落とされて地面に落ちる事が多い〜
昔、手紙を直接渡したい人に、巻物になった手紙を落としておく「落とし文」の風習があり、それに似ていることからの名前ですって🫶
ま〜なんてステキ💓
水を満々とたたえた御池 (標高1,430m)
季節や雨量によって、水量が変わるそうです💧
今は割といっぱい満ちていて、下道、中道、上道の3通りあるうち、中道を通りました🎶
残念ながら、前方に見える乗鞍岳は雲の中☁️⛰️☁️
下道は水没していますね🤣
水がほとんどない時期は下道を通るらしいです
➡️ トチの実
この近くにトチノキがあったので、ガイドさんが実を見せてくれました🤎
飛騨のお土産、とちの実せんべいは美味ですネ😋
この森の辺りは、昔カナザワ町といい、大正7年まで続いた鉱山があり、当時3,500人もの人が住み、栄えていたそうです
ビックリですね🫢
セリ科のお花のバックに、炭焼き場の石垣の名残がありました🪨
炭のせいでこの辺の地面は所々黒かったです
長寿 ブナ(橅)の木の根っこがあらわに🥳
凄い根の張り方に自然の強さを感じました💪
森の中だけど、たまに青空を仰ぎみると💙
この森にある沢山の白い花木、ノリウツギが綺麗🤍🌿
少し坂を登って、八汐峠(標高1,476m)に到着🥾
前方には、最初の歩き始めた所が見えて\(^o^)/
沢山あるムラサキヤシオ(紫八汐)の木に実がなっていました🫶
オオカメノキ (大亀の木) ガマズミ科
別名 ムシカリ
木は沢山あり、赤い実になりかけていました🔴
早春には、ガクアジサイに似た白い装飾花をいっぱい咲かせていたんですね 🤍
ハートの苔むした岩💚💚💚
カワイッ💕🫶
誰、ぷりぷりオシリみたいって〜😆
ガイドさんが、ナンゴクミネカエデ🍁を置いてくれました🥰
ゴゼンタチバナの赤い実のなりかけに出逢いました🔴
素晴らしい滝が見えてきました♪
チダケサシも咲いています🤍
垂直に近いハシゴを後ろ向きになって下ります😨
横手滝が轟々とうなっていました😅
横手滝 (標高1,370m)
吊り橋の上から恐々パチリ📱
凄い音と水量に圧倒されました🥳
スマホを落とすといけないので、サッサと渡ります😮💨
横手滝
綺麗な眺めです🥰
マイナスイオンの宝庫💞
この辺り一面涼し〜い🌬️
布引滝 (標高1,360m)
このツアーの絶景スポット
ゴスワラの間から湧き出てくる水
私達が歩いてきた真下をこの水が流れていたんです😆
湧水→川→池→滝
素晴らしい自然を堪能出来ました💘
大水量にチダケサシもびっくり🫢
水飛沫も凄くて、とにかく涼し〜い
天然のクーラーでした♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
ゴール地点はもうすぐです🌳🥾
少し登ると〜
布引滝をバックに
⬅️ ノリクラアザミ
➡️ ヒヨドリバナ
⬆️↘️ ノリウツギ (糊空木) アジサイ科
↙️ ヤマブドウ (山葡萄)
美味しそうでした🍇
キバナノヤマオダマキが迎えてくれました💛
PM14:00 ゴール地点の出合い小屋に到着
お疲れ様でした♪
靴底、洗い場ありますね🥾
トイレ🚽綺麗です🤭
さぁ、バスに乗って帰ります🚌
あら、小屋の反対斜面に
ヤマオダマキ (山苧環) 発見💡
キンポウゲ科
萼片が赤褐色で華やか🫶
苧環とは、糸を巻く道具のこと
花の形がこの道具ににていることからの名前だそう
五色ヶ原案内センターに到着🚌
案内センター駐車場近くで迎えてくれました〜♪
⬅️ ホタルブクロ (蛍袋) キキョウ科
➡️ ムラサキツメクサ (紫詰草) マメ科
別名 アカツメクサ
「おかえりなさい、お疲れ様でした」
♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
おっと〜
大事なpicを入れ忘れました😅
(挿入の仕方もわからないので🙏)
森の途中で、いくつか見かけました👀
クマ🐻の爪痕が残る木🌲😱
ガイドさんは、ツアー中にも🐻出会った事があるそうです😱
今日は出会わなくて良かった😮💨
もう一枚、可愛いお花との出逢いがありました🤍🌿
ツルリンドウ (蔓竜胆) リンドウ科🫶
素晴らしい森で、ガイドさんのお話も楽しい思い出残るハイキングになりました⛰️🎶
長丁場のみどりのまとめ、最後まで見てくださった方は、ありがとうございました🫶
間違いなどは、ご指摘願います🤲
マイナスイオン 浴びました✨✨
ありがとうございます❣️