ちょっと難易度は高めですが、大玉トマトに挑戦!
大玉トマトのプランターと土つくり
トマトは根をしっかり張るため、土が多い方が肥料や水分の持ちも良くなるため、大きめのプランターを用意。
丸型だと苗1本あたり直径30cm(10号)の深さ30cm以上、長方形型は幅25~30cmで深さ30cm以上が目安です。
トマトを鉢やプランターで育てる場合は、赤玉土の小粒を7、腐葉土を2、牛糞堆肥を1の配合で混ぜ合わせた土を使うのが一般的ですが、私は自分で土を配合せずにトマトやお野菜専用の培養土を使いました。
トマトは茎から根が出やすい性質があり、寝かせて植えることで、茎の部分から根を出させます。
寝かせ植えはトマト本来の性質にも合い、病害虫に強くなる利点もあり、寝かせ植えは、吸水力、吸肥力が高まり、樹勢が強く、収量が増えるらしいです。
植え付けの際には、土に埋める部分の子葉と本葉は掻き取っと植えます。
シンプルに直立式の1本仕立てで支柱を立て、誘引のヒモは8の字にクロスして、締め付け過ぎないようにゆるく結びます。
大玉トマトの花の咲き始め
大玉トマトの苗に黄色い大きな花が咲き始め、成長程度もとても良く、葉の色も綺麗なグリーンで栄養もちゃんと行き渡っていそうな色です。
スクスクと成長
大玉トマトは順調に育ってきていましたが、北海道の7月の気候では、気温が毎日安定していないため、水やりがとても難しく感じました。
トマトは水の与えすぎにも注意が必要ですが、水が少ないと葉がションボリしてくるので、葉や花の様子などを伺いながら、水を与えるようにします。
大玉トマトの黄色い花
大玉トマトの苗は成長と共に、黄色い花の芽がどんどんと開花していきます。
一段目の花が咲いた時には、ミニトマトの栽培の時に覚えた人工受粉を行いました。
軽く指でピンピンとはじき、花粉を飛ばして人工受粉をしておくと、実つきがとても良くなります。
大きい花びら!!
大玉トマトもミニトマトと同じ黄色い花が咲くんですね!!
一段目の花がうまく着果したので、ここからの花つきもうまく咲いていきそうな予感!!と思っていたのですが……
大玉トマトの成長に異変が!!
大玉トマトの実が実り始めてから大玉トマトの葉の枯れがとても目立ち始め、元気が無い葉を沢山切り落としました。
全体的に元気があまり無いようなのですが… 大玉トマトの実は何個か育ってきている状態。
どんどん枯れていっています...
そこで...トマトは強い日光にあてて乾燥気味に育てるほうが味が良くなると言われているので、もっと太陽が当たる場所へと移動してみました。
光が不足してしまうと花数も少なくなり、質も落ちると言うことで、もっと太陽の光を与えてあげることにしました。
しかし、枯れ葉が目立ちます....
太陽の光がもっと当たる場所に移動させてから数日後。。。 また葉が枯れ出してしまいます。
なぜなのでしょう。。。
なぜなのでしょうか、、、
調べてみると、トマトの葉が枯れしてしまう場合は、水を与えすぎているか、土の水はけが悪い、植木鉢の通気性が悪いなどといった理由で根が加湿状態になっている可能性が高いそうです。
とりあえず、、
水やりは土が完全に乾いたら行うように改めて気をつけることに。
水の与えすぎが原因となると、、、毎日の水やりは不要で土の状態をよく観察して水やりすることが大切なのかもしれません。
大玉トマトを育てることの難しさをほんのり実感。
でも、なんとか実は少しづつ大きくなっていたので、みずみずしい大玉トマトの誕生を祈り続けます。
すると!新しい枝がスクスクと成長!!
なんと、元気のない大玉トマトの実が成っている枝とは別に、根の部分からちゃんと新しい健康的な枝がもう1本スクスクと成長してきました。
元気な黄色い花を咲かせています。
新しい枝の方についている葉は、緑がキレイな健康的な葉で、花の咲き方もとてもキレイです。
どうやら、大玉トマトは、新しい枝に、新しく美しい実をつけようと密かにもう1本の枝も成長させてきたようです。
凄いゾ!大玉トマト!
枯れかけた枝につけていた実がとても印象的です。
トマトの実は枯れ落ちることなく、なんとか赤赤とトマトの実として成長しており、枝は限界を感じる茶色に変色しても尚、トマトの実に栄養を送り続けているようです。
なんだか、この姿を見ていると少し感動してしまいます。
食べられそうには無いけれど、一生懸命に最後まで実を成熟させようとしているようです。
そして、すぐ隣ではスクスクと伸びてきている、もう一本の新しい枝から新しい大玉トマトの実となる黄色い花が大きく咲き、元気な大玉トマトの実は美味しそうに育っていく様子です。
大玉トマト1個目の収穫
食べられそうにはないけれど、、、
新しいトマトに栄養がいくように、頑張ってくれた枯れかけた第1号の大玉トマトを収穫。
これもひとつの作品の様に思えたので、しばらく飾っておくことにしました。
新しい枝に新しい実が沢山なる
新しくスクスクと伸びた大玉トマトの枝には、どんどん新しい花が咲き、実が先端からだんだん赤く色づいていきます。
大玉トマトの収穫!
ヘタ付近まで赤く熟してきたら、いよいよ収穫で、できるだけ軸の実に近い部分を短く切るようにします。
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おわりに
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今回の大玉トマトつくりは、ミニトマト菜園より成長に時間が掛かり、水加減なども少し難しかったのか、、枯れ果ててしまうのではないか...と心配するシーンもあり、ハラハラの大苦戦。
それでも、最後には沢山の実がつきましたので、諦めずに育て続けて良かったと思いました。
実った大玉トマトになんだか少し感動しました。
毎日トマトの成長を眺めたトマト日和。
上手く育たないこともあり、大玉トマトは初心者には少し難しいと感じた日もありましたが、次回はもっと上手に育てられるように頑張ろう。