warning
error
success
information
家庭菜園の醍醐味といえば、野菜を収穫して味わうことですよね。初心者が失敗しないためには、野菜選びがとても重要です。できるだけ栽培難易度が低く、簡単に育てられる野菜から家庭菜園をはじめましょう。今回は初心者でも比較的簡単に栽培できる、家庭菜園におすすめな野菜28選を、植える時期別にご紹介します。今から植えられる野菜がきっと見つかりますよ。
春や夏の時期の家庭菜園は、育てやすい野菜の種類が豊富で、夏野菜や秋野菜が収穫できます。ただし、基本的に日本の夏の暑さに弱い野菜が多いので、気温15℃以上になったら、早めに種まきをするのがおすすめです。
【種まき時期:5〜7月/収穫時期:種まきからおよそ30日】
爽やかな食欲をそそる香りが魅力的なシソは、栽培期間も短く、長期間収穫が楽しめます。また日陰で育てると、柔らかく食べやすい葉ができるので、日が当たりにくい場所で栽培できる野菜として重宝します。
【植え付け時期:4月上旬〜5月/収穫時期:植え付けからおよそ50日】
ミニトマトは小学校の宿題で課されるほど、育てるのが簡単な野菜の一つです。ただし、種まきから始めると少々難易度が上がるので、初心者は春に苗を買って育て始めましょう。乾燥気味に育てることが、甘く美味しいミニトマトをつくるコツです。
【種まき時期:4月上旬〜5月上旬/収穫時期:種まきからおよそ60日】
バジルは熱帯アジア原産のハーブで、日本の気候に合っていて春夏に育てやすいハーブ・野菜のひとつです。とくにトマトと一緒に育てるとコンパニオンプランツとして互いの生育を高めたり、防虫効果につながります。
【種まき時期:3〜4月、9〜10月/収穫時期:種まきからおよそ40日】
ほうれん草は種まきから1ヶ月前後で収穫できる、簡単に育てられる野菜です。プランターですくすく育っていくので、家庭菜園の初めの野菜にぴったり。暑さには弱いので涼しい時期に育てましょう。
【種まき時期:3〜4月、9〜10月/収穫時期:種まきからおよそ40日】
春菊は独特の香りをもち、冬の鍋の具材としても便利です。少々暑さが苦手なので、初心者は秋に種まきをするほうがいいでしょう。栽培期間も短めで、特に難しい手入れの必要もなく育っていきます。
【種まき時期:2〜3月、9〜10月/収穫時期:種まきからおよそ30日】
サニーレタス、またはリーフレタスとも呼ばれますが、小松菜と並ぶほど育てやすいでしょう。また、栽培中に間引きでとれたものは、ベビーリーフとしても食べることができるので、栽培の楽しさを感じやすいおすすめ野菜です。
【種まき時期:4〜5月、9〜10月/収穫時期:種まきからおよそ40日】
チンゲンサイは熱してもシャキッとした歯ごたえが失われいにくい中国野菜ですね。非常に強健な素質をもつので、調理する際に株元3〜5cmのこして、株元を水につけておくと、ふたたび葉が生えてきます。
【種まき時期:4〜5月上旬/収穫時期:種まきからおよそ60日】
ゴーヤは苦味が料理のアクセントとなる、栄養満点の夏バテ予防野菜として知られています。つる性なので、ネットに誘引すればグリーンカーテンとしても楽しむことができます。葉っぱも密集して生え、実つきもよいため、夏場の水切れには注意です。
【種まき時期:5月/収穫時期:苗植え付けからおよそ45日】
オクラは栄養も豊富な野菜ですが、家庭菜園で育てると一株からたくさん収穫できるので、栽培の楽しさを十分に楽しめるでしょう。果菜類はよく日光にあてると、おいしい実がつくので、日当たりの良い場所で育てましょう。
【苗植え付け時期:5月/収穫時期:植え付けからおよそ60日】
シシトウは種からではなく、苗を購入して育てると、栽培期間も短くて簡単に収穫できます。わりと肥料食いの傾向にあるので、追肥をしてあげるといいでしょう。一株からたくさん収穫できるので、コストパフォーマンスも高い野菜です。
【種まき時期:4月中旬〜5月中旬/収穫時期:苗植え付けからおよそ55日】
果菜類は、実の中が空洞になる野菜が育てやすく、シシトウやオクラもにも言えることですが、中でもピーマンが一番育てやすいとも言われています。カロテンやビタミンCが豊富で、免疫効果を高めるので、夏バテ予防野菜としても人気です。
【種まき時期:4月中旬〜5月中旬/収穫時期:苗植え付けからおよそ55日】
ナスは幅広い調理法で美味しく食べられるので、家庭菜園で育てて収穫できると嬉しい野菜です。次々と実がつくので、長期間にわたって収穫が楽しめるのも魅力的です。ナス科の野菜に連作障害がでるので、畑で地植え栽培するときは前後作に気をつけましょう。
【種まき時期:3月下旬〜4月下旬/収穫時期:種まきからおよそ60日】
ズッキーニは栽培難易度がかなり低く、キュウリよりも断然育てやすいおすすめの野菜です。とくにつるなしであれば、栽培場所もあまりとらないのでベランダ菜園にも向いています。
【植え付け時期:4月、8月下旬〜9月上旬/収穫時期:種まきからおよそ60日】
大根はとても丈夫で、土質をあまり選ばずに簡単に育ちます。地域名がついた品種も多く、品種にあった種まき時期を守ることが大切です。また、土は深めに耕したり、深型のプランターで育てるようにしましょう。
【植え付け時期:4月上旬〜下旬/収穫時期:10月ー11月】
里芋は栽培期間が少し長めですが、難易度自体はかなり低い簡単に育つ野菜です。夏の暑さにも強いので、乾燥にさえ注意しておけば秋頃にたくさん収穫できます。
【苗植え付け時期:5〜6月/収穫時期:10〜11月】
サツマイモはあまり土質がよくない痩せた土壌でも、強健に育っていきます。むしろ、肥沃な土だと茎葉だけがよく伸びる、つるボケ状態になってしまうので注意してください。収穫後も貯蔵して追熟することで甘みがまします。
秋や冬の家庭菜園は、栽培難易度は低く簡単に育てられるものの、収穫まで時間がかかる野菜が多いです。ただ、春夏より害虫の量が減るので、初心者には秋からの家庭菜園もおすすめです。
【種芋の植え付け時期:2〜3月/収穫時期:8〜9月】
じゃがいもは買ってきたものを長時間放置していると、勝手に芽を伸ばすように、とても生命力の強い野菜です。プランターなら深さ30cm程度あるスタンダードポットや、9〜10号鉢で簡単につくれます。栽培期間は長いですが、あまり手がかかりません。
【種まき時期:3〜5月、9〜10月/収穫時期:種まきからおよそ35日】
ラディッシュは二十日大根とも呼ばれる、赤く丸いダイコンです。根菜の中でも栽培期間がかなり短く育てやすいので、はじめての家庭菜園の野菜としておすすめです。冷涼な環境が好みですので、初心者は秋まきからはじめるといいでしょう。
【植え付け:品種によっては11〜12月/収穫時期:種まきからおよそ40日】
カブは基本的に秋もしくは春に種をまいて育てますが、12月の気温が5℃を下回らない地域であれば、品種によっては冬に育てることもできます。栽培期間が短かく、プランターでも育てられます。
【種まき:3〜4月、7〜9月/収穫時期:種まきからおよそ60日】
ニンジンはサイズの品種が豊富で、家庭菜園初心者向けの三寸人参やピッコロキャロットなどが人気です。春まきもできますが、ニンジンは暑さに弱いので、初心者は秋に種まきをして冬に収穫をするのがおすすめです。
【種まき:10〜12月上旬、2月/収穫:種まきからおよそ200日】
エンドウは育てやすいマメ科の野菜で、品種や収穫時期によってサヤエンドウ、エンドウ豆、スナップエンドウなどを楽しめます。栽培期間は長めですが、栽培難易度自体はかなり低く、簡単に育てられます。
【種まき:4〜9月上旬/収穫時期:種まきからおよそ60日】
葉ネギは15〜30℃の温度があれば、簡単に育っていくので、家庭菜園初心者におすすめです。また、収穫するときに、根元を2cmほど残してカットすると、再び生え始めて数回収穫できる、コスパのよさも魅力です。
【種まき時期:3〜4月、9〜10月/収穫時期:種まきからおよそ30日】
シャキッとした食感がサラダでもおひたしでも楽しめる水菜は、ビタミンCやカルシウムも豊富で、ぜひ家庭菜園で栽培したい野菜です。ただし、意外にもアブラナ科の野菜なので、連作障害にはきをつけましょう。
葉物野菜の一部や、スプラウト(新芽野菜)などは、真夏と真冬を除けばほぼ一年中、それも短期間で収穫ができます。とくにスプラウト系の野菜は土がいらず、容器とスポンジと水だけで簡単に始められるので、家庭菜園初心者にもおすすめです。
【種まき時期:真冬を除いて一年中/収穫時期:種まきからおよそ30日】
小松菜はもっとも育てやすい野菜といっても過言ではなく、真冬以外は時期も選ばないので、家庭菜園の最初の野菜としても、畑のちょっとしたスペースでの栽培にもおすすめです。
【種まき時期:真夏、真冬以外いつでも/収穫時期:種まきからおよそ30日】
ルッコラは独特なゴマにもにた風味とピリッとした辛さが特徴的なハーブのひとつです。耐寒性、耐暑性が共に高く、-5〜40℃まで耐えるとも言われています。真夏真冬をのぞけば、ほとんどいつでも栽培できるので、始めやすいのも魅力です。
【種まき時期:真夏、真冬以外いつでも/収穫時期:種まきからおよそ30日】
ベビーリーフは特定の野菜ではありませんが、おもにルッコラやリーフレタスなどの、葉物野菜の新芽を摘み取って食べます。種まきをずらしながらすると、長期間収穫をたのしめます。サラダやちょっとした彩りに便利な、簡単に育てられる野菜です。
【種まき時期:室内であれば通年/収穫時期:種まきからおよそ7日】
豆苗はスーパーで買ってきて食べ終わったものでも、種まきからでも、簡単に育てられる野菜です。土は不要で、水の交換さえ頻繁にしていれば、肥料などはなくても、種まきから7日程度で収穫できるほどに育ちます。
【種まき時期:室内であれば通年/収穫時期:種まきからおよそ7日】
ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽を食す野菜で、栄養豊富ながらも、種まきかた7日程度で収穫できる、家庭菜園初心者向けの野菜です。土もいらず、容器とスポンジと水があればいいので、簡単に家庭菜園を始められます。
家庭菜園で育てられている野菜をもっと知りたいかたはこちら!
家庭菜園を始めるときには、まずどのように栽培するかも大事ですよね。家庭菜園では、庭や畑での地植え栽培もしくはベランダなどでのプランター栽培がほとんどになるかと思いますが、実はどちらの方が簡単ということはありません。
野菜などの管理の手間に関してはどちらも一長一短ですので、以下を参考にしながらどちらが自分に向いているかを考えてみてください。
野菜を育てるというと畑や広い庭がないとできないと考えがちですが、じつはプランター栽培だから育てられない、という野菜はほとんど存在しません。どちらを選択するかで育て方や管理方法が少し異なりますが、庭でもベランダでも、畑でもプランターでも、育てやすい野菜さえ選べば、簡単に家庭菜園は始めることができます。
ご自身のライフスタイルや栽培にさける時間を考慮して選択するといいでしょう。
GreenSnapSTOREでは、初心者でも育てやすい野菜やハーブから、店頭にはないマニアックな植物まで、幅広く販売しています。買い得な家庭菜園キット販売もあるので、この機会にぜひお買い求めください♫
GreenSnapSTOREでは、育てやすい「野菜&ハーブ」のほか、人気の「観葉植物」や、かわいい「多肉植物」、季節のガーデニングに便利な「花苗」を販売しております。生産者や市場から直送でお届けするので、どこよりも元気な植物をお買い求めいただけますよ!
今回ご紹介した野菜はすべて、地植えでもプランターでも育てやすい、栽培難易度が低い野菜です。初心者はこれらの野菜から家庭菜園をスタートさせると、失敗せずに収穫を楽しむことができますよ。ぜひ育てやすい野菜から家庭菜園に挑戦してみてください。
GreenSnap編集部