辛いお正月になりましたね、でも、被災地の皆さんがようやく一息つけ、電気や電波などのインフラが戻ったら、このバラの花を見て癒されて欲しいのです。
なお、品種の紹介は、NHK出版「別冊NHK趣味の園芸バラ大百科」、その他インターネット検索などを引用または参考にさせて頂いております。
※突然知ったかおるんるんさんの訃報。この投稿をかおるんるんさんに捧げます。天国でゆっくりとご覧になって下さいね。
2023年11月21日、福岡市動物園に1人。
バラ園の入り口はウッドデッキとチェアの空間
バラ園に西から入ると、そこはウッドデッキとトレリス、そして天井はウッドのパーゴラ。 ウッドデッキには木製のテーブルと椅子。誰かが1人コーヒーを楽しんでたので、全体の撮影は出来ず、ウッドデッキに置かれた鉢植えのバラ達を撮影。 バラの鉢植えって、大変なんですよね。 日当たり風通しは勿論として、通気性・水捌けの良く、更に保水力、保肥力もある土。 しかも2~3年おきに土を替えないと弱って、ネキリムシやらカミキリムシやら。 どれだけ失敗したことか😭💦💦
バラ園に入ります。
秋バラが美しい晩秋に福岡市植物園のバラ園を訪問しました。 魅惑のバラ特集として、説明文が掲示されていました。
ウッドデッキから降りると、両側をフロリバンダローズで挟まれた道になります。 最初に出会うのは、この白いバラ、アイスバーグ Iceberg。R.'Korbin'=Schneewittchen(ドイツ語で白雪姫)。花は直径8cm程の中輪。1958年、ドイツ、Kordes.R(コルデス社)作出。樹高1.4m、枝張り1m。 細い枝先にやや波打つ花弁20弁ほどのカップ咲きで房咲きになるので、やや枝垂れます。 四季咲きで開花速度は早いが多花性で花持ちも良く次々と咲き、長期間楽しめます。その代わり、多肥栽培を心がけること‼️ しかも病害虫にも強く、葉が全て落ちても咲く強さ!棘もさほど無くて、半日陰でも咲く、強くて使い勝手の良いバラ。 我が家では、この変異種のつるバラをアーチにしていましたが、カミキリムシにやられました。今は義母(義妹)の庭に、フロリバンダのこの子がが咲いています。 なお、花弁は雨粒が付くと、そこだけピンクになります。
道を進むと、先ほどのアイスバーグの枝変わり品種、ブリリアント ピンク アイスバーグのシュラブに囲まれます。 アイスバーグの枝変わりで、ピンク アイスバーグが生まれ、更に明るいピンクのこの品種、ブリリアント ピンク アイスバーグが生まれました。 花の大きさ、株の大きさは、元のアイスバーグとほぼ同じです。 アイスバーグの枝変わりでは外に、濃いビロードみたいな赤色の花の、バーガンディー アイスバーグもいます。 僕はバーガンディーが欲しかったけど、ピンクしか手に入りませんでした。でも枯らしちゃった。 一般的にバラの耐陰性は、花が白い程強く、花色が濃いほど日光が必要になります。 僕のピンクは日光不足でした😭💦
そのまま進むと円形のバラ園に入ります。
さてさて、円形の道を進むと、元気色のバラが待ってました。 花びらの下の縁はピンクがかってます。 残念ながら、名札が見つかりませんでした。 直射日光下での撮影と、手で日光を遮った撮影、どちらがお好みでしょうか。 遮った方が全体的には綺麗ですが、陰影が欲しければ、そのまま日光下ですね😉👍
真っ赤な花弁の裏は真っ白なバラ、ピカソ Picasso、(フロリバンダローズ)です。学名R.'Macpic'、1971年、イギリスのMcgredy,s(マグレディー)の作出。こちらも四季咲きで花径は8cm程です。花弁の縁に糸覆輪やかすりや筋が入ることがある、ハンドペイントを世界で初めて作りました。なお、ハンドペイントは気温が低いほど良く入ります。 棘は多いですが、半横張りでしなやかに広がり、生育旺盛で黒点病にも強く、育てやすい品種。鉢植えにも向きます。
こちらはフロリバンダローズの、Akane、アカネです。 2010年に日本で作出。 ネットで調べたところ、和バラ(わばら)で、芍薬の咲きかたを目指して作出されたようです。
こちらはハイブリッドティーローズ、Belle Epoque、ベル・エポックです。 1994年、イギリス、Fryerの作出。 花弁の表が黄土色、裏が銅色の個性的な品種とのことですが、秋だったせいか、表は赤、裏は白でした。
フロリバンダローズ、 Princess Aiko、プリンセス・アイコ 日本、京成バラ園芸の作出。2001年、日本バラ会国際コンクール銅賞受賞。 敬宮愛子内親王のご誕生を祝して2002年にこの名前で発表。 サーモンピンクの花弁が蕾から優雅に開き、花つきも素晴らしく、長く咲き続けます。
次は黄色いバラで有名な、ハイブリッドティーローズ、Henry Fonda、ヘンリー・フォンダ。学名 R.'Jacyes' 御存じの通り、有名な男優の名を冠してます。 学名はR.'Jacyes'1996年、アメリカ合衆国、Christensen.J.E.の作出。 花径は12cm、樹高1.4m 、枝張り1m。 澄んだ鮮やかな濃黄色の剣弁高芯咲き。黄色のバラでは最高クラスのバラ。早咲きで花つきは良いが香りはかすか。 黄色のバラでは、鉢植えに最適。 黄色のバラを愛したアメリカ合衆国の俳優にちなんだ名前です。
グランディフローラ(Grandiflora,Gf.)の名花、Queen Elizabeth、クイーン・エリザベス。R.'Queen Elizabeth' 1954年、アメリカ合衆国、Lammerts,W.の作出。 かなり強健で、高さ2m近くまで伸び、桃色の丸弁抱え咲きの花を咲かせ、花もちも良く、初心者にお勧めのバラです。 ただし、直立性で樹勢が強いため、広い庭が必要です。耐寒性、耐暑性にも優れます。 枝変わりで「つるクイーン・エリザベス」、花色が変わった「イエロー・クイーン・エリザベス」「ホワイト・クイーン・エリザベス」「コーラル・クイーン・エリザベス」「ミス大宮」「大宮人」があります。 品種名は故、クイーンエリザベス女王にちなみ、「バラの栄誉の殿堂」入りしたバラです。 ちなみに、亡き義母の庭にも複数の株があり、毎年花を咲かせています。 穆も譲って頂きましたが、5年ほど咲いてから、カミキリムシにやられました😱💦
足元には、白いミニチュアローズ、Snow Meillandina、スノー・メイアンディナ。R.'Meigovin' 1985年、フランス、Meilland,M.L作出。 花径6cm、高さ60cm程の四季咲きのミニバラです。 樹形は横張り性でまとまりが良く、花付き、花持ちも良いバラ。 ピンクのレデイ・メイアンディナ、Lady Meillandinaの枝変わり品種。
見上げると、クライミングミニチュアローズ、Red Cascade、レッド・キャスケードのアーチ。学名はR.'Red Cascade'(=Moorcap)、1976年、アメリカ合衆国、Moor,R.S作出。 花径2cm、高さ2.5mのミニチュアのつるバラです。四季咲きで、濃赤色のカップ咲きの花はダイヤモンドのような形。濃色のため、条件により日焼けする。房咲きで花付きが良く、春以降も繰り返し咲く。無香。花持ちが良く最後まで散らない。枝は細くしなやかで、自然ではほふくするため、フェンス、アーチ、低いポールに誘引する。生育旺盛だが、うどんこ病には弱い。なお、冬に短く切り詰めても開花する。
ハイブリッドティーローズ、Pascali、パスカリ、R.'Lenip' 1963年、ベルギー、Lens, L.作出。 クイーン・エリザベスとホワイト・バタフライの交配種。 花径10cm、樹高1.2m、枝張り1m 剣弁高芯咲き(写真は開き切ってます😅💦)。花芯が少し黄色みを帯びるが外弁ほど純白。数輪の房になり多花性。樹形はほぼ直立性で、枝は堅くよく伸びる。根元からのシュートは出にくい。耐寒性、耐暑性に優れる強健種(さすが、クイーン・エリザベスの血を引いてますね)。 「パスカリ」はキリスト教の復活祭を意味する。枝変わりの「つるパスカリ」がある。
フロリバンダローズ、Old Master、オールド・マスター 1968年、中国で作出。 詳細は図鑑にもインターネットでも出てきませんでした😅💦💦
フロリバンダローズ、Charleston、チャールストン。R.'Meiridge' 1963年、フランス、Mailland,A.作出。 四季咲き、花径7cm、樹高1m、枝張りも1m。 花色が咲き始めと散り際で大きく変わる品種の代表。花形は丸弁の半八重咲き。咲き始めは黄色で先端が少し赤みがかっているが、開くほどに弁端の赤が広がっていく。その色の変化は日照時間や気温によって左右され、強弱がある。秋花が特に美しい。香りは微香。枝は少し横張り気味で、シュートも発生しやすい。枝数が多く、特に鉢植えに適する。枝変わりに「つるチャールストン」があるが、つる性がやや不安定。
フロリバンダローズ、Playgirl、プレイガール。R.'Morplag' 1986年、アメリカ合衆国、Moore,R.S.作出。 四季咲き、花径7cm、樹高1m、枝張り80cm。プレイボーイとエンジェル・フェイスの交配種。 鮮やかな紫がかったピンク色の一重咲きで花弁は波打つことがある。香りは微香。花は数輪の房咲きで花付きが良い。早咲き性で花持ちは悪いが開花サイクルが短く、休み無く開花する。樹形は半横張りで分枝が多く、まとまり良い株になり、鉢栽培にも適する。うどんこ病には弱い。枝変わりに「つるプレイガール」がある。
続いて目を引く美しいバラ‼️ ハイブリッドティーローズ、Chicago Peace、シカゴ・ピース。R.'Johnago'。 1962年、アメリカ合衆国で作出。 花径15cm、樹高1.5m、枝張り1.4m。 「バラの栄誉の殿堂」入りした名花「ピース(1939年フランス、Mailland作出)」の枝変わり品種で、花色はサーモンピンク、弁底が黄色です。 ピースより色が少し濃い感じですね。 ピースは、1939年、第二次世界大戦中に作出され、元々は別の名前「マダム・アントワーヌ・メイアン(作出者メイアンの母)」の名前でした。大戦中に戦禍の中で失われかけましたが、アメリカ、イタリア、ドイツで密かに栽培され、イタリアでは「ジョイア(幸福)」、ドイツでは「グローリア・ダイ(神々の栄光)」として流通されていたことがわかりました。 そして第二次世界大戦の終戦の年、1945年に、世界の平和を願って「ピース(平和)」と改名されました。 なお、ピースの枝変わり品種としては、「クローネンブルク、Kronenbourg=R.Macbo'」という、花弁の表が赤、裏は黄色のハイブリッドティー、そして「つるピース」があります。 つるピースは昔、玄関外で育て、屋根を超えて大きな花を沢山咲かせてました。 カミキリムシのバカヤロー😭💦💦
ちょっと雨に打たれて痛んでますが、黄色いフロリバンダローズの代表種、Gold Bunny、ゴールド・バニー。R.'Meigronuri'。1978年フランス、Paolino,F.G.作出。花径7cm、樹高1m、枝張り80cm。 黄色の丸弁カップ咲きで弁先は波打つ。花弁数は約25枚で数輪の房咲き。香りは微香。鮮やかな黄色の花色はほとんど退色しない。棘も少なく多分岐でコンパクトにまとまる。黒点病にも耐病性がある。 枝変わりで「つるゴールド・バニー」があり、同様の強さがあり、枝は2.5mほど伸び、花茎が短いためコンパクトで見ごたえがある。昔、勤めてた病院の裏庭で、柵に誘引して良く咲かせていました。
シュラブローズ、Sommermorgen、ゾマーモルゲン、R.'Korfllwind'(=Oxfordshire)。1991年ドイツ、Kordes,W.作出。名前はドイツ語で、英語に訳すとSummermorning、夏の朝。 花径5cm、樹高1.1m、枝張り1.5m。 明るい桃色の丸弁平咲き、半八重。香りはかすか。強健で春から晩秋まで絶え間なく咲き続ける。実を着けないので、花がらを切る必要がない。樹形は横張り性で乾燥に強く耐病性にも優れ、たいへん丈夫。元肥は必要だが、ある程度大きくなれば肥料は不要。小さなつるバラとしてフェンスに誘引出来る。冬に切り詰めても開花する。 手がかからず咲き続けるため、修景用のバラとして重宝する。
フロリバンダローズ、Peacekeeper、ピースキーパー。 1995年イギリス、Harkness 作出。 四季咲きで中輪、中香。 国連の50周年を記念し、ピースキーパー(平和維持部隊)の名が付けられた。 しかし今の国連では、一部の常任理事国の拒否権により、本来はこのピースキーパーが派遣されるべき、ウクライナへのロシア侵略や、イスラエルとガザ地区の紛争に対し、全く介入できていない。
ミニチュアローズ、オレンジ・ホビット 沢山のオレンジの花をつけています。 詳細はわかりませんでした😅💦
ポリアンサローズ、Fairy Queen、フェアリー・クイーン。R.'Sperien' 1992年オランダ、ヤンスペック作出。 花径3cm、樹高2m、枝張り2m。 ポリアンサの「ザ・フェアリー、The Fairy」の枝変わりで濃桃色の「ラブリー・フェアリー、Lovely Fairy= R.Spevu'」の更に枝変わりによる濃ローズ色の品種。 「ザ・フェアリー」の美点を引き継ぎ、花持ちが良く春から秋まで咲き続け、結実しにくいため花がら取りの必要がない。乾燥地や痩せた土地でも良く育つ。枝は柔らかく、自然とアーチ状にたわむ。耐病性が強く、強健なため、修景用バラとして優れている。
フロリバンダローズ、Golden Border、ゴールデン・ボーダー。R.'Havabog' 1987年オランダ、Verschuren作出。 レモンのような淡い黄色の丸弁カップ咲きで、花付きがよく、大きな房咲きになる。咲き始めは濃い黄色だが、開くにつれて薄い色に変化し、満開になると2色の花が咲いているように見える。ほどよい芳香がある。修景用なので、夏の剪定は行わず、花がら摘みのみを繰り返す。直立性で棘が少なく扱い易い。耐寒性もある。冬に切り戻し、ブッシュ・ローズとして扱うと良い。
シュラブローズ、Mary Rose、メアリー・ローズ、R.'Ausmary' 1983年イギリス、D.Austin,D. 花径10cm、樹高1.5m枝張り1.3m ローズ色と呼ぶにふさわしい花色でカップ咲き。5輪程度の房咲きとなり、春の花は長く楽しめる。ダマスク系の香りを含む甘い香りで、暖かいところではいっそう強く香る。分枝も良く、沢山の小枝がある、形の良いシュラブを形成。枝には大小の鋭い棘がある。しなやかな枝はフェンスや壁面など、面を覆うように誘引またはアーチに絡ませるのに程よい長さ。花壇ではほかの花々と混植してもよく馴染み、地面近くにベッド仕立てにすると開花時には見事な景観を作る。 枝変わりに淡桃色の「ルドゥーテ」、白の「ウィンチェスター・カシドラル」がある。流通名はヘンリー8世が乗った旗艦名にちなむ。ほかのイングリッシュローズの交配親としても重要な品種。
シュラブローズ、Heritage、ヘリテージ。R.Ausblush' 1984年イギリス、D.Austin,D.作出。 花径8cm、樹高1.5m枝張り1m。 形の良い蕾からカップ形に咲き始め、外側の花弁が開くカップ&ソーサ形になる。花色は蜂蜜色を含んだ淡桃色で、外側に向かって淡くなり、外弁はほとんど白くなる。房咲きでほぼ上を向いて咲く。四季咲き性が強く、沢山の花を咲かせるが、花持ちはあまり良くない。フルーティーな甘さを感じさせる香り。樹形は直立性。シュートの発生がよく、枝は真っ直ぐ伸び、棘は少ない。節間が長く、暗緑色の葉はあまり込み合わない。ポールやオベリスクを支えとするほか、花壇では周囲とのバランスをとって剪定で樹高を調整する。春の開花期には、環境によってうどんこ病が発生するので防除が必要。枝変わりで白花の「ローズマリー」がある。
フロリバンダローズ、Aspirin Rose、アスピリン・ローズ。R.'Taniripsa' 1997年ドイツ、Tantau,M.作出。 白に近い淡桃色の半剣弁平咲き。花つきが良く、数輪の房咲き、もしくは大房になって開花する。晩秋は花色がやや濃いめの淡桃色になり美しい。香りは微香。春以降も繰り返し次々と開花する。樹形は横張り性で、ややシュラブ状に生育する。枝数がやや少ないため、密な株立ちにはならないものの、耐病性がとても強く、修景用に利用するのに最適な品種の一つ。
シュラブローズ、Pat Austin、パット・オースチン、R.'Ausmum' 1995年イギリス、D.Austin,D.作出。 花径10cm、樹高1.2m枝張り1.2m。 花弁の表は濃いオレンジ色、裏は光沢のある黄色。花形はカップ咲きから、外弁が開いてカップ&ソーサ形になる。香りはティー・ローズの爽やかな香り。樹形は半横張り性で、枝はよく分枝し、シュートの発生も良いので株立ちになる。病気に強く強健。枝は固めだが大輪の花は重みでうつむき加減に咲く。葉は明緑色でよく茂る。個性的な花色は花壇でほかの植物と組み合わせると真価を発揮する。鉢栽培は剪定で樹高を1m前後に抑える。流通名は作出者が素晴らしい花色を喜び、思わず妻の名前をつけたという。
残念ながら、このバラの名札が見つけられず。 推測として、シュラブローズ、Charles Rennie Mackintosh、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、R.'Austin' の名を挙げ、以下、説明します。 1998年イギリス、D.Austin,D作出、花径8cm、樹高1m、枝張り70cm。 ライラック色のすっきりしたカップ咲き。四季咲き性。花付きが良く、日照時間が短い場所や半日陰でも花付きは変わることなく、かえって色が冴える。香りは淡い。半横張り性の小型シュラブで形の良い株立ちになる。細く堅めの枝は分枝がよく、細い枝にも蕾がつく。葉はつややか。花壇に植えると周囲との調和も良い。鉢栽培に最適のバラで、美しい樹形になる。流通名は20世紀初頭に活躍したスコットランドの建築家にちなむ。
ハイブリッドティーローズ、Gemini、ジェミニ。R.'Jacnepal'、1999年アメリカ合衆国、Zary,K.w.作出。Anne Morrow LindberghとNew Yearの交配種。お正月向きですね。 花径11cm、樹高1.3m枝張り80cm。 白地に桃色を帯びた珊瑚色の覆輪で、咲き進むにつれて濃い色合いになる。整った剣弁高芯咲きで、コンテスト用によく使われる。香りは微香。耐寒性に欠け、寒冷地では早めの防寒が必要。樹形は直立性で新芽が特に赤いのが特徴。生育旺盛。流通名は「双子座」を意味する。
フロリバンダローズ、Trumpeter、トランペッター。1977年、ニュージーランド、McGredy作出。 弁端フリルのカップ咲きから平咲き。中輪の房咲きで微香がある。株は横張り性でコンパクト。花持ちがよく、矮性品種ながらよく目立つ真っ赤なバラ。
フロリバンダローズ、バーンスタイン・ローズ、1987年、ドイツにて作出。 優しい黄色のバラですが、作出の後に似たようなバラの品種が多数出てしまい、もはや流通していない模様で、文献やインターネットを検索しても、具体的な情報は得られませんでした😅💦
フロリバンダローズ、スーパーレッドゴール。花弁の表は赤、裏は黄色の複色の輝くようなバラです。 こちらも作出年が古いのか、文献、インターネットともに具体的な情報はありませんでした😅💦
フロリバンダローズ、International Herald Tribune、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン、R.'Harquantum' 1985年イギリス、Harkness,R.作出。 ライラック色の半八重平咲き。開くと花弁の基部が少し白みを帯び、黄色い花芯が見える。秋の花色が絶妙で素晴らしい。香りは微香。花持ちは悪いが花つきがよく、次々と開花する。樹形は直立性で、コンパクト。棘が少ないので非常に扱い易い。花壇などに数本まとめて植えると見栄えがする。鉢栽培にも適する。流通名はパリに本部がある有名英字新聞社の社名にちなむ。
残念ながら、名札を確認出来ず。推測するに、フロリバンダローズ、Strawberry Ice、ストロベリー・アイスでしょうか?以下はストロベリー・アイスの説明です。 学名、R.'Strawberry Ice'。1973年イギリス、Beesの作出。花径8cm、樹高2.5m。 白地に桃色の覆輪で弁縁が波打ち華やか。八重咲きで5輪程の房咲き。覆輪は日差しが強い夏には色が濃くなり、秋には淡く変化する。微香性。樹形は横張りで、シュートの発生がよく強健。四季咲きつるバラとして扱うことができ、低いフェンスに沿って伸ばすと見応えがある。生育旺盛で太い枝が横に伸びるので、早めに仮留めする。耐病性がある。強い切り戻しにも耐えるので、花壇でも楽しめる。 …ちょっと赤みが強いから、合ってるか微妙です😅💦
フロリバンダローズ、Ehigasa、絵日傘。R.'Ehigasa' 1974年、日本、岡本勘治郎による作出。 花径8cm、樹高80cm、枝張り1m。 黄色の花は、咲き始めは花の外側にうっすらと朱赤色が入り、咲き進むにつれて赤みが広がる。カップ咲きからゆるく開く。香りは淡い。花色は日差し、気温等により微妙に変化するが、日照量により赤みの発現度が異なり、また、花の開きぐあいによっても変わる。樹形は半横張り性で、まとまりが良く、鉢栽培に適する。葉色は浅めの緑色。耐暑性があり、夏にも多くの花を咲かせてくれる。春は大きな房になって見事だが、秋は花数が少ない。
フロリバンダローズ、Tchin-Tchin、チン チン。R.'Meichanso' 1978年フランス、Paolino,F.G.作出。 花径8cm、樹高1m、枝張り80cm。 輝くような朱色の花は遠くからでもよく目立つ。丸弁高芯咲きで花付きがよいが、枝に鋭い棘があるので注意。微かに香る。樹形は横張り性。ARS(米国バラ会)ではハイブリッド・ティーに分類しているが、日本ではフロリバンダとして扱われている。枝変わりに一季咲きの「つるチンチン」もある。つる枝が3mも伸び、葉の色、形がフロリバンダとは幾分異なる。
フロリバンダローズ、Class Act、クラス・アクト。1988年、アメリカ合衆国、Warriner,W.作出。別名、White Magic、ホワイト・マジック。学名R.'Jacare' 花径6cm、樹高1.1m、枝張り1m。 花色はアイボリー色で、丸弁平咲き。大きな房になって開花し、花付きが良い。花持ちはあまり良くないが、開花サイクルが短く、次々と開花する。葉は濃緑色で、花色との対比が美しい。香りは微香。樹形は横張り性で、株のまとまりがよく、比較的にコンパクトに生育するので、鉢栽培にも向く。生育がよく育て易い。
フロリバンダローズ、Princess Michiko、プリンセス・ミチコ。R.'Princess Michiko' 1966年イギリス、Dickinson,C.作出。 花径8cm、樹高1.2m、枝張り1m。 美智子皇太后陛下が皇太子妃時代にイギリスの種苗家から贈られたバラとして有名。濃オレンジ色の丸弁の半八重咲きで大きな房となる。寒冷地ほど花色が良い。花付き、花持ちともに良く、強健。樹形は直立性で、棘が非常に多い。枝は全体的に赤みがかり、葉の縁にも薄く赤みが入る。株のまとまりは良く、コンパクトなので小さめの鉢などでも楽しめる。うどんこ病、黒点病にかかり易く、春の開花期から防除を。枝変わりで「つるプリンセス・ミチコ」がある。
ハイブリッドティーローズ、Gemini、ジェミニ。R.'Jacnepal' 1999年アメリカ合衆国、Zary,K.W.作出。Anne Morrow LindberghとNew Yearとの交配種で、今の季節にぴったりですね。花径11cm、樹高1.3m、枝張り80cm。 白地に桃色を帯びた珊瑚色の覆輪で、咲き進むにつれて、濃い色合いになる。秋花は花色のコントラストが淡くなる。整った剣弁高芯咲きで、コンテスト用によく使われる。香りは微香。耐寒性に欠け、寒冷地では早めの防寒が必要。樹形は直立性で新芽が特に赤いのが特徴。生育旺盛。流通名は「双子座」を意味する。
ラージクライミングローズ、Altissimo、アルテッシモ、R.'Delmure' 1966年フランス、Delbard-Chabert作出。花径12cm、樹高3m ベルベット状の光沢のある緋赤色、丸弁一重咲きの印象的な早咲き品種。花弁数5~8枚。弁質が厚く、雄しべの黄色い葯がよく目立つ。1房に2~3輪開花するが、花茎が強く見応えがある。葉は濃緑色で厚く大きな円形の照り葉で、花とのバランスが良い。枝が太くて堅いので誘引には注意が必要。強健で栽培しやすく、長期間開花するが、つるバラとしては花つきが少ない。剪定で枝の長さをコントロールすれば、低いフェンスやオベリスクに誘引できる。
グランディフローラ、又はフロリバンダローズ、Jubile du Prince de Monaco、ジュビレ・デュ・プランス・ドゥ・モナコ、R.'Meisponge'=Cherry Parfait。 2000年フランス、Meilland作出。 半剣弁カップ咲き。白い花弁が咲き進むにつれ、徐々に鮮やかな赤に染まる。他に無い程の色の変化。ただし、日当たりが悪い場所では発色が良くない。また、寒冷地などでは赤一色になりがち。数輪の房咲きで花つきが良い。微香。樹形は横張り性で樹勢が強く育て易い。枝が柔らかく、株はこんもりと茂る。赤の白がモナコ公国の国旗の色であることから、故レニエ三世大公の即位50周年記念に捧げられた。
ハイブリッドティーローズ、Bettina、ベッティーナ、1953年フランス、Mailland作出。樹高1.2m、木立性。 花は半剣弁高芯咲きで、華やかな大輪。香りは中香。咲き進むにつれて花色は黄色からオレンジ色に変化する。直立性で、切り花にも向く。
ハイブリッドティーローズ、Chyo、チヨ(千代)、R.'Chyo' 1970年日本作出。樹高1.2m 四季咲き。花は剣弁高芯咲きの大輪のローズピンク色。香りは微香。うどんこ病にかかりやすい。
ハイブリッドティーローズ、Double Delight、ダブル・デライト。R.'Andeli' 1977年アメリカ合衆国、Swim,H.C.&Elli s,A.E.作出。 花径12cm、樹高1.2m、枝張り1m。 アイボリー色の花弁の縁に鮮やかな赤色。丸弁の浅いカップ咲きで、花弁数は40枚程。流通名は「二重の喜び」の意味で美しさと芳香にちなむ。樹形は横張り性。スレンダーで花茎は華奢に伸びるので、雨に当たるとうなだれるが弁質は良く、雨による花痛みは少ない。早咲き性で、ブラインド・シュートが出やすい。覆輪の色彩の強弱は日照と気温に左右される。枝は偏って伸び易く、やや扱いにくい。枝変わりに「つるダブル・デライト」もあるが、ほぼ春にしか花をつけない。
ハイブリッドティーローズ、Modern Times、モダン・タイムズ、R.'Modern Times' 花径12cm、樹高1.2m枝張り60cm。 ローズ色に白の鮮明なストライプ模様。整った剣弁高芯咲きで芳香あり。房咲きとなり花数は多い。直立性、枝は細くまばらな印象。樹勢は中程度で古株にも花をつける。たまにローズ色一色に戻るので、その枝は元から切ること。
職場近くの植物園にたまに見に行きます。品種には全く詳しくありませんが、四季咲きのバラは特に良いですね。春と秋では咲き方が少し違ったりして非常に魅力的です。
いつか育ててみたいですね。