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バラ・ノヴァーリスは見た目が紫色ですが、青バラに分類されます。その理由はなんでしょうか。
このページでは、バラ・ノヴァーリスについて解説しています。育て方もまとめたので、ぜひご参照ください。
バラ・ノヴァーリスは四季咲きのバラの一種で、青バラ系の品種です。青バラといっても実際は淡い紫色の花弁で、青くはありません。園芸界では、青、赤紫、紫、アッシュ系紫の花弁を青バラとして分類します。
花の大きさは9センチほどで、樹高は1.5cm前後です。よく育つと2m近くにまでなります。
バラ・ノヴァーリスは、やわらかな香りが楽しめる品種で、花弁が多い特徴があります。非常に丈夫なのが特徴で病害虫に強く、寒さにも強いため、初心者の方でも挑戦しやすいバラです。
名前の由来は小説「青い花」の作者の名前からです。これはバラ・ノヴァーリスが青系なことが関係しています。
また、バラ・ノヴァーリスは鉢植えでも栽培ができます。
バラ・ノヴァーリスは鉢植え、地植えで育てられます。
鉢植えで育てる場合は、季節ごとで置き場所を変えてください。真夏は直射日光が当たらない場所、冬は冷えない場所、霜が付かない場所にしましょう。
地植えの場合は、風通しがよく、水はけのよい場所で栽培しましょう。
鉢植えで育てる場合は、バラ用土や草花用培養土など市販の土で栽培ができます。地植えの場合は水はけのよい土づくりを心掛け、元肥をしっかりと混ぜてから植えてください。
バラ・ノヴァーリスは季節ごとに開花します。年に4回開花するため栄養が必要です。
地植えの場合は元肥と冬に寒肥を与えてください。地植え、鉢植えどちらも3月、6月、9月に追肥をします。
地植えの場合は水やりは不要で、鉢植えでは土の表面が乾いたらしっかりと水やりをしてください。
バラの剪定は夏と冬に剪定をします。四季咲きは開花後に剪定をするとよいでしょう。
冬は12月から1月に、樹形と整える程度に剪定をしてさらに誘引もしてください。
夏はコンパクトになるように剪定するのがよく、だいたい、3分の2ぐらいを目安にカットしてください。
バラ・ノヴァーリスは自然と絡みつく特徴はないので、ヒモなどでくくりつけて誘引をします。横に伸ばすように誘引するのがよく、トゲが刺さらないように軍手をして作業をすることをおすすめします。
バラ・ノヴァーリスは非常に病気や虫に強いですが、気を付けるとすれば黒星病、うどんこ病、アブラムシに気を付けます。
こまめに葉、葉の裏、茎をチェックして、白い粉がついていないか、黒い斑がないか、小さな虫がついていないか見てください。
バラ・ノヴァーリスはフェンス、オベリスクに仕立てるとよいでしょう。
まずはしっかりと枝を伸ばすことが必要です。伸ばした枝を横に倒すようにしてフェンスに結びます。隙間ができないように均等に枝を伸ばしましょう。
垂直にオベリスクの芯を立てて土に固定をします。支柱はホームセンターで売られているものでよいです。つるが伸びてきたら、らせんを描くように芯に巻き付けていってください。
かたい枝を無理に曲げると、折れる可能性があるため、かたいものはそのまま自然に伸ばしておきましょう。
同じ方向の枝はネジネジに巻き付けます。つるの先端が飛び出さないようにヒモなどで支柱に結んでおくと見栄えがよいです。
GreenSnap編集部