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バラ・トロイメライはとても美しい品種で、ボリューミーな印象があります。育ててみたいという方も多いと思いますが、簡単に育てられるのでしょうか。
このページではバラ・トロイメライの特徴や基本的な育て方をまとめています。これからお庭にバラをお迎えしたい方やローズガーデンに憧れがある方はぜひご参照ください。
バラ・トロイメライとは、四季咲き性のあるバラの一種です。樹高は120cmから150cmで、直立するためすらっとした印象があります。香りが強く、開花期には花やかな香りが楽しめます。
花弁の色は淡いピンク色で、サイズとしては中大輪にあたります。
病気に強いだけでなく、耐暑性にも強いため、初心者の方にも向いていて、鉢植えでの栽培も可能です。
トロイメライという名前は、シューマンの「子どもの情景」の第七曲に由来しています。
バラ・トロイメライは明るい場所を好みます。ただし耐陰性もややあるため、半日陰でも栽培ができます。
地植えは移動ができません。明るい場所で長時間直射日光に当たらない場所を選んで栽培してください。
バラ・トロイメライの土は、バラ専用の土、草花用の培養土などで栽培ができます。地植えで育てる場合は、水はけ、水持ちがいい土づくりを心がけてください。
四季咲きのバラ・トロイメライは開花のためにエネルギーを必要とするため、肥料を必要とします。地植え、鉢植えともに栄養を与えてください。
地植えの場合は、まず元肥を与えます。冬は寒肥を与え、花期の前に追肥をしてください。寒肥は1~2月がおすすめで、追肥は3月、6月、9月がよいでしょう。
鉢植えの場合は、3月、6月、9月に肥料を与えてください。
バラ・トロイメライは、鉢植え、地植えで水やりが異なります。
地植えで育てている場合は、基本的には水やり不要です。降雨のみで十分です。ただし、気温が高い時期には水分不足になるため、カラカラになる前に水を与えてください。
鉢植えでバラ・トロイメライを育てる場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。鉢底から水が出てくるほど与えて問題ありません。
バラ・トロイメライは冬と夏に剪定をしてください。12月から2月、9月に剪定をするとよいでしょう。
誘引してつるバラとしても楽しめます。オベリスク、アーチ、フェンスに沿わせてみると美しくなります。
バラ・トロイメライには虫が付きにくく、病気にも強いです。
害虫は、うどんこ病、黒星病になる可能性はありますが、無農薬で栽培してもめったに病気にはなりません。
バラ・トロイメライの香りは、果物、森林の香りが混ざったようなふんわりした香りです。
開花すると、その存在がわかるほど、香りを感じることができるでしょう。
バラ・トロイメライは、見た目がとても美しく、花弁が多くぎっしりしたお花です。虫や病気に強いので、無農薬でも栽培でき、初心者の方にも向いています。お庭にお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部