肥料焼けを防ぐ㊙方法も紹介😉
肥料焼けとは…
①元肥、追肥に化学肥料を規定量以上にいれてしまい、水分により土壌に溶け出した肥料成分(主に窒素)が浸透圧の関係で植物本体の水分が土壌に移行して、植物が萎れていく。ひどい場合、成長が止まり枯死してしまう。
②未発酵の生の有機物(鶏糞、油粕、米ぬか、植物残渣など)を大量に地中に入れた時に微生物が窒素分を分解する時にアンモニアガスを大量に発生させて、植物の根を傷め黒く死んでしまい、やがて枯れていく。
肥料焼けを起こさないためには鉢植え、地植え、畑作、いずれも根に直接肥料が触れないようにすること。高濃度の肥料を使わないこと。
もうひとつ気を付けることが気温と水分です。梅雨以降気温が高く、土壌水分が豊富な時は化学肥料、有機肥料どちらも分解が早く、うっかりすると濃厚な肥料分溶出や有害ガス発生により大事な植物に被害をだしてしまいます。
有機肥料ならぼかし肥料など十分に発酵したものを土の表面に混ぜ合わせる。
化学肥料なら一気に水に溶け出さない、安定して肥料分が溶け出し、根に触れても害を与え難い物を選ぶ。
沢山ある化学肥料を選ぶ時には無難で品質安定しているマグアンプや、微粉などを使って刺激に負けない強い根を育てておくことも良いと思います🤓
梅雨以降は肥料は半量を根から離した位置に月に2回とかに分けて与えると安心です。また暑くなる前に根を強く育てる硫酸カリウムなどを与えたり、タンニン鉄など液体堆肥のような資材を使うのもとても良いですよ。簡単なのはハイポネックス微粉を鉢土に播いたり、夏の間、週一で水に溶かして与えることです。
私の住まいは田舎なので去年までハイポネックス微粉はHCでは見つけられなかったのですが💦今年はハイポネックス社の販売努力でどこでも置いてくれるようになり✨より手軽に身近な肥料に😄
もし、肥料を沢山入れてしまった😱時は…
①目につく肥料は回収する‼️
②肥料の入ってない土と混ぜ合わせ規定量に近くする
③畑なら通路の土を畝の土と混ぜ合わせ、広く散らす。埋めてしまった物は植え付けを2週間遅らせ、その間ところどころ深い穴を掘り全体に大量に水やりしてから穴に水やりをするのを何日か続ける
④鉢植えは思い切って土を替える。できない時は大量に水やりして肥料やを流し出す。ただし、この方法は簡単ですが根腐れさせてしまうリスクが高いです😰
植物の中でもキャベツやトウモロコシ、白菜、芍薬、ヒマワリ、カーネーションになどは肥料を好むので肥料焼けしにくいタイプではあります😉
よく勉強していて偉いです~❣✨