ミニトマトを種から育てるのは、初心者には難易度が高いということで、苗から育ててミニトマトの収穫に成功しやすい“家庭菜園の苗植えミニトマトつくり”に挑戦しました。
ミニトマトの苗を植える
ミニトマトの苗を植える時は、プランターの端寄りの部分に大きな穴凹をつくり苗を斜めにして植えます。
苗を斜めにして植えることによって根を張る部分が多くなるため、水分や養分を吸収するスピードが速くなり根付きが良く成長しやすくなるらしいのです。
植えたばかりのミニトマトの苗は、土に活着するまでに少し時間がかかるため、植え付けから1週間位は毎日水を与えていきます。
苗植えから8日目
苗植えから8日目。水分補給で土が痩せ細ってきて苗の根が出てきてしまったため、培養土を足します。
苗を支える支柱も最初は2本で行こうかなと思っていましたが、成長の様子を見てやはり3本に入れ直しました。
今日のお天気は曇りですが、土が乾いていたら成長を健やかにするために毎日しっかり水分を与えています。ミニトマトの葉がグングンと成長して伸びていっています。
スイートバジルをミニトマトと一緒に植える
苗植えから10日目。スイートバジルをミニトマトと一緒に植えると害虫を防止し、トマトの風味を良くしてくれるという事でスイートバジルをミニトマトの苗木の側に植えます。
苗植えから15日目
苗植えから15日目。わき芽を取り除きます。 わき芽を理解するのに少し時間が掛かりましたが、脇芽は茎と茎の間に生えてくる新しい芽のこと。
脇芽の様な不要な部分を小さい内に取り除いておくことで、トマトの実にしっかりと栄養を送り届ける苗が育ちます。
高さを調整して回転式にミニトマトを育てていくため、伸びてきた葉は負担にならない様に紐でゆるーく方向を定めておくと良いという事で、今日は紐で葉の方向づけも行いました。
苗植えから22日目
ミニトマトの花は少し大きめの黄色の花が咲くようです。
ミニトマトは、茎を伸ばして葉を付け、生殖成長(実を付ける)を繰り返す事で長い間収穫することができ、そのサイクルをうまく継続するために、1番花に実を付けることがとても大事と言われております。
苗植えから32日目
ミニトマトの栽培(苗植え)32日目。なんとついに実の姿が成り始めました。
ミニトマトの苗は黄色の花が散った後にその場に実をつけ、今は1.5㎝くらいの青々とした小さな実が可愛くなっています。
この小さな実が赤い丸々とした食べるミニトマトと成るのですね。
楽しみです!!
ミニトマトはどんどん成長
ミニトマトの苗はどんどんと成長していきますので、回転式に育てて沢山の実を収穫する予定です。
不要な花の下にある葉と脇芽は、マメに丁寧にカットし、トマトの実にしっかりと栄養を届けていきたいと思います。
栄養剤を与える
ミニトマトの栽培(苗植え)36日目。今日はミニトマトに実が成ったので、栄誉液入りの水を与えてあげます。
調べてみたところ、ミニトマトは早い段階から肥料を行うと、花が落ちやすくなり着果しない事があると聞いたので、栄養剤も実が成るのを待ってみて、小さな実がついた段階で与えてみることにしてみました。
おいしいミニトマトを育てたい!
おいしいミニトマトを育てるコツは、花が咲くまでの間は毎日水を与える必要があるらしいのですが、その後は、水はけをよくして土を乾燥気味にしておくことが大切らしく、ミニトマトは、水を多く与えると果実に含まれる水分が多くなり甘みが薄まってしまうようです。
おいしくな〜れ♪
家庭菜園もちゃんと育てようと思うと、とてもいろいろな事をちゃんと理解する必要があるんですね!
楽しいようで難しいです。
追肥を与える
ミニトマトの栽培(苗植え)39日目。今日はミニトマトに追肥を与えます。
追肥は植え付け後の約30日ごとに与えてあげるモノらしいのですが、肥料を与え過ぎると窒素過多になるケースもあるらしいです。
私は元肥の散布を1段目のミニトマトが結実した1回目の追肥から施肥を始めます。
葉が内側に巻き気味になり葉の色が濃くなると窒素過多になっているサイン。
葉がやや上向きに巻きはじめ、葉色の色が色褪せていると逆に窒素不足になっているサイン。
他のお野菜と同じように肥料を与えすぎると茎葉ばかりが生い茂り、1段目2段目は順調だけど、3段目以降は葉ばかり茂って花がつかないということがあるそうです。
苗植えから55日目
ミニトマトの栽培(苗植え)55日目。ミニトマトが大きく育ち始めました。ミニトマトの実も沢山姿を現してまだまだ青々としているけれど、艶々と美味しそうにミニトマトの実を増やしています。
ミニトマトの栽培(苗植え)58日目
ミニトマトの栽培(苗植え)58日目。だんだんミニトマトが艶々と輝きだしました。
沢山、実がなり続けて豊作中ですが、ここから実が赤くなるまでどれくらいの期間でしょうか。
毎日、眺めていても飽きない家庭菜園初心者のミニトマト鑑賞。
今日は葉が茂り過ぎて風通しが悪くなっている部分や葉の色が変色している葉の葉切りをしました。
苗植えから72日目
ミニトマトの栽培(苗植え)72日目、ついに!ミニトマトの実がっ!!赤く色付き始めました!!
ツヤツヤとグラデーションした沢山の実が育ち続けています。
ミニトマトの栽培(苗植え)76日目
ミニトマトの栽培(苗植え)76日目。 ついに、ミニトマトの完成!ミニトマトの大収穫となる日が訪れました!!
真っ赤でツヤツヤのミニトマトがこんなに沢山次々と姿をあらわしてくれました。
ミニトマトは順々に赤くなるのでミニトマトの収穫時を見分ける時は、まずヘタのまわりまで真っ赤かどうか、色をしっかりと確認し、ヘタが反り返っているトマトを収穫します。
ミニトマトは収穫後にどんどん熟して甘くなっていくため、ヘタがしおれていくのはしっかり熟している証拠だそうです。
ミニトマトを収穫する時は、実を優しく掴んで上方向にねじるとコブ状の部分がポキッと折れ、指でも綺麗にとれるそうなのですが、私は消毒済みハサミで切りました。
おいしいミニトマトの完成♪
今回は家庭菜園初心者の初のミニトマトつくりでしたので、細かい所までのお手入れなどが行き渡らなかったと思うのですが、何事もなく綺麗なミニトマトが沢山実りました。
初めての手作りミニトマトでも、ちゃんと甘みも鮮度も感じられる美味しいトマトの完成に感動でした。
家庭菜園初心者のミニトマトつくりは大成功
家庭菜園のお野菜つくりを通して、いつも食べているお野菜がどのように成長し、どのように作られているのかを体験できたのが、お野菜つくりの楽しさの中の1つだと感じました。
ミニトマトを育てている間は、毎日の水やりなどのミニトマトのお世話は、欠かすことのできない日課となりますが、お野菜の成長を眺めながら、お野菜と一緒に毎日を過ごしてみるワクワク感や自分で育てたお野菜を味わえるのは、とても魅力的な体験です。