鉢植えと庭の真夏の水やりの様子
おおよそ鉢は200程度
地植えは庭とアプローチ花壇があり
屋上、ベランダ、庭、室内の4箇所に鉢が置いてあります
キッチン
起きると同時にキッチンへ
人間が水分補給をする間に窓にあるものと
室内のランの板などを集め水やりをします
これから長時間かかり倒れないように
補給が必要なのでここが一番最初になります
屋上
8時半ごろ
水を植物にかける前に何もないところに流し水温を確認
朝でもホース内の水がお湯になっている場合があります
ある程度水温が安定するまでデッキに打ち水し
水になってきたら植物にやります
水が早く切れる順番にやります
一番早く日が入る屋上の鉢植え40鉢くらいを始めます
サボテンやコーデックスが多め
水は早く切れますが乾燥にも比較的強く
夕方早めに乾いても割と耐える種類が多いですね
ひと口にサボテンと言ってもそこまで直射が得意でない種類もあり
このような箱に入れポリカーボネートの屋根で遮光してる鉢もあります
具体的にはアストロフィツムやギムノカリキウムの仲間
遮光のあるサボテンは花にかからないようにしながら
草体にも水をかけています
案外空気はジメジメが好きです
日向に置いている植物は午前の水やりでは
土にだけ水をかけます
葉水をあまり大量にやると葉焼けしたり
残った部分が茹ったりする場合があるので
多く水が残りそうな時は吹き飛ばします
アガベなんかは下の方の葉は影になり
なかなか溜まった水がなくならない
葉焼けはしないですが人間で言う低温やけどのようになることも
花の鉢なども同様に鉢底から抜けるまで水やり
鉢内の温まった空気を水と一緒に押し出して入れ替えます
屋上は一番長く日が当たるので
9時までには全て終わらせできるだけ気温のピークタイムに
べちゃべちゃの状態から脱出させます
アガベやパキポディウムなどのコーデックス
日照に強いサボテンなどは直射に当てており
朝は土だけに水をやるグループ
地面の温度が低いと生育が悪い植物が
暖かくなったら屋上に放り出されています
草体に水をかけないようにしていますが
自然降雨があっても冷え込まない時期は平気です
砂漠の日差しは大阪よりも強い
夕方はハダニ予防に全体を洗い流します
屋上の出入り口にある観葉にもついでに屋上ホースを使って水やり
階段途中の植物の水を確認したら屋上は終了
庭とアプローチ
上から順番に行くと見せかけて
次は外に移動します
基本的に屋根がないところが優先
アプローチ花壇はアガベやネイティブプランツが植えてあり
庭に比べると余裕があります
主にネイティブプランツの株元に水をやり
ついでに多肉類の方も染み込ませる感じ
あまりに乾いている時だけ多肉の株元も多めにやります
このシーズンになると地中の温度は30度前後
暑い日は31〜2℃まで上がったりします
多くの植物は生育が止まる温度
外気温も35℃越えで外にいるだけで危険
ネイティブ系や多肉系は地温がある程度ないと
成長しない種類も多いので土中30度前をキープできると
この時期は案外よく育ちます
ライラックなんかは高温障害で葉が傷んでいますが
まあギリギリ耐えている感じ
初年度を乗り切れれば根が深くなった分だけ年々強くなりますね
初年度は乾燥や高温から根の保護が多くの庭木で必要です
先に庭に向い何もない場所に打ち水し
ホースの水を更新します
レンガを敷いてあり何も生えていませんが
レンガ自体の保水効果と
その下の砂や土によく吸い込ませておく事で
庭自体の水分を増やしています
昔は庭木には水が要りませんでしたが
最近は表土はすぐに乾いてしまい
根の浅い種類や若木は水やりをしないと枯れてしまいます
根が深く張った木はそこまで水やりは必要ではないです
こちらも朝は葉に水をかけないので
水の行き渡りやすい場所に水を出しっぱなしで置いておき
自分は他の場所で一つずつあげないといけないところをやります
数分は水を出しておかないと庭土には染みないので
放置してある程度経ったら違う場所へ移動という流れ
主にアプローチにある鉢を違う水栓から水やりし
その間に庭のホースは流しっぱなしで
いくつか鉢にやったらホースを移動しに庭へと
行ったり来たりしています
じっとしてると蚊取りあっても蚊が来るし
ちょうどいいでしょう
ホーローやブリキなどは日向に置くと一気に熱くなるんで
日中に日陰になる場所にします
昔某テレビで車のボンネットで目玉焼きを焼くとかやってましたが
焼けないまでも根は傷む温度にはなります
素焼きやプラ鉢も直に地面に置かずスタンドやフットポットに乗せ
地面からの熱の影響や虫が潜り込むのを減らしています
水やり後に茹ったりする危険性があるんで
できるだけマシになるように対処
最近はセリアで8号までのスタンド売ってるし助かってます
蒸れにも弱いネイティブプランツは植え付けの段階で
排水が良くなるよう高畝にしてあって
この時期は逆に表土が渇きやすくなり
溶岩石の防犯砂利をマルチングに敷き
レンガ同様保水を高めています
砕石や川石の砂利と違いアルカリにならないんで
酸性土壌を好む植物には向いています
バークチップなどでもいいですが梅雨にカビやすい難点はありますね
冬はこの上から敷き藁を敷いて防寒しています
ホースで水を流してる間に雑草などを取ります
暑さや生理落葉で落ちた葉はそのまま株元に残しておきます
自然の場合、自分で落としたものは必要があって落ちています
水分の蒸散を防ぐため古い葉を落として
同時に株元の土を保湿していたりするので
8月中は落ち葉取りは程々にします
涼しくなる頃には虫を越冬させないために取り除きます
例外はバラの葉が激しく落葉する場合は
黒星病で落ちる時が多いので全て回収します
薬を使いたいところですが30℃を超えると
薬害が出ることがあるのでこの時期は
病気の見えてる葉をむしる程度でやめておきます
曇って涼しい日があれば薬散をします
残念ながら枯れてしまった株もそのままにしておきます
抜いたところでいま補植はできませんし
特に背の高い株が枯れたのを抜くと
近辺の植物に影がなくなり葉焼けしたりします
概ね盆が過ぎるか夏休みが終わり頃までは放置
遅くても10時までを目安に庭の水やりを終え
残った鉢の水やりへ
手入れなど気になる事は夕方に回します
枝を切ったりも極力やりませんが
どうしても必要であれば切り口から焼け込みにくい夕方にやります
ベランダ
ベランダは観葉植物がほとんどで軽く遮光もしています
水も減りにくく温度も屋根の無い所に比べて
上がりにくくはなっているので一番最後
室内にある着生した植物も一緒に水やりし
少し置いて水が切れたら部屋へ戻しています
朝の光なら平気な種類もあるので
東側は10時ごろは光が当たっています
観葉植物は庭木よりも焼けやすく
やはり朝の時間は頭からはかけないようにします
夕方は全体に水をかけて葉も洗い流します
直射の当たらない場所や遮光ネットのある部分の鉢は
葉水もやり虫がついていたらついでに洗い流します
ハダニは割とすぐいなくなりますが
カイガラムシは水くらいではいなくならないんで
よく見て手で取っておきます
どこの鉢も水をやる時は底から出るまで
我が家は素焼きの鉢をメインに使っており
1日で水が必要になる事が多いです
水をやると一緒に土の成分や栄養も流れ出てしまうんで
定期的に液肥を与えたり年一度くらい植え替えが必要になります
真夏はどちらもやりません
案外暑過ぎると生育が止まる観葉植物も多く
やっても意味がなかったり
水分の蒸発が早く液肥が想定より濃くなってしまう場合があるため
これも8月末くらいまでは休止します
休眠中の球根などは影に置いて
渇きすぎない湿りすぎないバランスで水やりをします
種類によっては乾かしてもいいとは思います
夏期休眠の植物はあまり湿り過ぎると
腐ってしまうものが多く
置き場の最高温度と相談になります
冬型の植物でも早く起きる種類もあるので
異常な暑さでも油断はならなかったり
芽が出てたりしないかついでに観察しておけば
急に起きて水を切らしてしまったりしにくいですが
たくさんあると見逃しがちですね
窓辺の鉢もベランダのホースから水やりをします
鉢皿にちょっと出るくらいの量で調整
室内はネコがいるんで終日エアコンがかかっており
温度は上がりませんしそれくらいの量で
ちょうど翌日には表土が乾くように土を調整しています
窓から離れた位置のものは毎日は乾かないんで
必要であれば鉢ごと移動して水をやって戻します
室内で窓辺でなくライトもつけてない植物は
そのままベランダに残しておき夕方部屋へ入れます
それ以外の外に出した植物を元に戻したら
水やりルーティンが終了
大体毎日10時半前までに終わっている感じですね
おしまい
夕方は早くても4時過ぎてから
毛の生えてない植物は葉水もやったり
室内やベランダの鉢は乾いてなければ水をやらなかったり
という感じですが概ね同じ
朝より少し水やり時間が減らせます
茹だらせない乾かさないを基本に様子を見て
のんびり水やりをする毎日のルーティンでした