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日本をはじめ東アジアからフィリピンにまで広く生息しているリュウノヒゲ。
強く逞しい性質を活かし、植え込みなどで育てられていますが、適切な育て方をしなければ枯れてしまいます。
今回はリュウノヒゲの適切な水やりの方法について簡単にご説明します。
リュウノヒゲは別名ジャノヒゲ。
葉は10センチほどの高さまで育ち、ロゼット状に地面を覆うように広げる常緑多年草です。
名前の由来は、伝説に聞く龍の髭のような細長い葉がもととなっているようです。
寒さと暑さの両者、さらには日陰に強く、花壇のグランドカバーに用いられています。
特別な手入れは必要ないので、非常に育てやすいです。
リュウノヒゲは、一般的に行われている庭植えの場合には原則水やりは不要です。
時期別に水やりの方法を変える必要もなく、日照りが続かない限り、もしくは植え付け直後以外には、雨水等で十分になります。
鉢植えで育てる場合には、用土が乾き次第、たっぷりと与えるようにしましょう。
また新葉が出る時及び発蕾中は、乾燥させないようにした方が美しく育ってくれます。
リュウノヒゲは徹底した手入れの必要はありません。
鉢植えや日照りなどの例外ケースの場合にのみ、水やりさえしていれば生き続けます。
ただし花つきと実つきをよくしたい場合には、ある程度の日照を必要とするため、日陰で育てない方がよいでしょう。
今回は庭植えとして広く流通しているリュウノヒゲの適切な水やりの方法について簡単にご説明しました。
土がむき出しになっている庭が気になる方は、是非ともリュウノヒゲを植えてみてはいかがでしょうか。
手入れも楽なので、忙しい方にはもってこいでしょう。
トップ画像は、Photo by 文さん@GreenSnap
遠藤美香