長居植物園の池の辺り群生している「ヒメガマ」と「ガマ」を全て「ガマ」だと思い込んでいたが、先日、違うことに気付いた。💦 今頃の開花時期でなければ識別は難しいのかなぁ❓何処が違うのかみてみよう🚶♂️🚶🏻♂️🎶
長居植物園のスイレンが咲く
この岸の辺りに群生してのが「ガマ」と「ヒメガマ」だ
どちらも茎先に茶色のソーセージの様な、円柱状の独特の形の花穂、ガマの穂を付ける
全部「ガマ」と思っていたが、「ヒメガマ」に
今迄気づかなかった💦
ではみてみよう
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◉「ヒメガマ」の花の写真です↑
「ガマ」との違いは?
→「ガマ」に比べると小型です〜
→花穂の付き方に違いがあり簡単に見分けられる事が判った。
この写真で判りますか❓
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◉「ヒメガマ」と「ガマ」の一番判りやすいのが、雄花と雌花の付く位置です
写真は「ヒメガマ」です〜
→「ヒメガマ」は、雄花穂(上部)と雌花穂(下部)に軸(花柄)がむき出しになり5cm程の間隔がある
これが最大の特徴かなぁ❗️
→写真を見てもはっきりわかる
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◉この様に雄花穂と雌花穂が離れ、間の緑色の軸が見える
ヒメガマの名は、ガマよりも雌花穂や葉が細いことに由来する
何度となく見ていたが
今迄気づかなかった💦💦
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では「ガマ」についてはどうかなぁ?
「ガマ」の群生です
「ヒメガマ」より一回り大きい
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◉「ガマ」は、雄花穂と雌花穂の間隔がなく接している状態です
これが
見分けるポイントです
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「ガマ」の方が一回り大きい
◉「ガマ」の特性は?
→茎頂の穂状の花序(肉穂花序)は、2段階に別れている
→花穂の上部が雄花穂
→下の褐色のソーセージの様なものが雌花穂(長さ10〜30㎝). 花穂は、雄花穂と雌花穂の間隔はなく、接した状態で付いている
→雄花は花粉を放出後、花軸だけ残して脱落する
まぁ、アンテナが立っている感じかなぁ
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◉水辺に群生している「ガマ」
→晩秋になると、ガマの穂がほぐれて風によって飛散します(よく爆発する等の表現さていることもあるなぁ)
水面に落ちると、種子が実から放出されて水底に沈み発芽する。
そうです
◉余談ですが
「姫蒲」「蒲」の「蒲(ガマ)」の字については、水辺や岸辺を示す「浦」の字と同源で、「艸(くさかんむり)」をつけ、水辺に生える植物であることを表したもの
→「蒲の穂」は、かまぼこ(蒲鉾)の語源で、これは現在のちくわにあたるそうです。
以上 2023/6/21現在です〜