巨大化してしまった苔玉ビカクシダを解体し、仕立て直した記録。
ビカクシダ、でかくなりすぎ問題
買った時はまだ小さく可愛かった苔玉ビカクくん。(普及種のネザーランド)
書斎のダクトレールに吊り下げて2年弱。
LEDだけでモンスター化してしまった…!
全長90センチくらいかな。
まずは解体してみる
なんというかね、もう貯水葉が綺麗に巻かれていかないのよ。
子株同士がもうケンカ&ケンカでグワッグワに盛り上がってる感じ。
これはこれでワイルドで格好良かったんだけど、一通り楽しんだので一度解体してみることに。
オペ台に置かれたビカクくん。これでもう見納め😢
あ、予想外に大変過ぎて解体中は写真撮る余裕なかったです。
一言で表すと、絶対に夜中に家の中ですべき作業ではなかった。
まず根が苔玉全体に回ってて、水苔がカチコチ。ハサミでガリガリ切ろうとしても全然歯が立たない。
たぶん8個とか株があったんだと思うけど、まっっったく綺麗に別れてくれん!
作戦変更し、1番デカい株の救出を最重要とし、それ以外の株を外して(潰して)いく感じに。
新しい苔玉作り
苔玉を吊るすための針金は、元々のものを流用。
針金ハンガーで自作しないで済んだ!
こんな感じに先をJの字に曲げる。
デカイ苔玉をAll水苔で作ると蒸れそうなので、芯は発泡スチロールに。
ビカ森さんの梱包に入ってた発泡スチロールを100均の排水溝ネットに入れる。
こんな感じにJの字の内側部分に核としてミシン糸で固定。
発泡スチロールの芯の上から、熱湯で戻したアク抜きベラボンを薄く包む。
そして排水溝ネット&ミシン糸でぐるぐる巻きに固定。
その後、同じく熱湯で戻した水苔を乗せてミシン糸でぐるぐる巻きを繰り返し、苔玉を大きくしていく・・・
そして、いきなり完成!
ビカクだけだとつまらないと思い、大型シダも同居させてみました。
いや、全体的にデカすぎる。
一緒に植えたのは、ネフロレピスの仲間のホウビカンジュというシダ。
遥々沖縄からやってきてくれました。
国内に生息するシダでは最大級にデカくなるらしい。
小さいものを買ってきて大きく育てようと思っていたら、既に最初からデカすぎた!
でかいビカクと大型シダが一緒に垂れ下がってるのって、めっちゃかっこいいだろうなと思いやってみました。
(植物屋さんでそれっぽいものは見たことあり)
新しい環境で貯水葉がもっと展開して、ホウビカンジュも沢山芽吹いて馴染んだら、もっともっとかっこよくなるはず・・・!
とりあえず今はみんな大好きメネデールを入れた水でジャブジャブ灌水中。
以上。