あわよくば、元気にしてあげたい。
ダイソー(一部キャンドゥ )で主に暖房直撃により枯死しかけていた子達の養生記録
1月末ごろお迎え時(ステレオスペルマム)
上部見切れてますが、左の幹はまだ健康な葉が多いものの、右は特に徒長しては枯死、徒長しては枯死…を店で繰り返していたようでした。
枯れているところを剪定した姿です。
周りにある巻き段ボールとプチプチは冬越し用に巻いていたもの。
2月1日 お迎え1日後(クロトン)
これは1日後で、お水を吸って健康な葉だけ辛うじて立ってくれた状態なので比較的マシな状態。
お迎え時は全ての葉が垂れ下がっており、また全ての葉の根本?が傷付いていました。(加圧された可能性)
この後、店との温度差への適応なのか、元々弱っていた葉だからなのかかなり落葉しました。
寒波到来あたり(2月5日)
右に見えるシンゴニウムも同じダイソーで、完全に挿し木?の茎先端部分が倒れている状態だったのを迎えたものです。
シンゴニウムに関しては葉の状態はそんなに悪くなかったです。
2月22日(クロトン新芽+カポックお迎え)
クロトンに新芽が数個出てきました。
葉をだいぶ落としていて心配だったのですが、ここでやっと安心できた記憶があります。
また、同時にカポックを迎えました。
しかしこのカポック、写真には無いですがカポックのあったケース全体が元気のないカポックばかりで、このカポックに関しては新芽が真っ黒で取れ、苗を取り出した時は健康な葉が一枚落ちました。
植え替えの時は根は健康的だったのですが、このとき気づくべきだったのです。
根が健康的なのに葉が水を吸えず衰弱していること、そして新芽が真っ黒になっていた事、そして幹色がとんでもなく悪い事に。
3月5日(カポック緊急手術)
水を他の植物と同じ基準で(基本葉水+土が乾ききってから)やっていたものの一向に良くなるどころか葉が萎びてくるばかりだったのでおかしいと思い根を確認。
健康だった根が全部腐っておりました。
起点はあの時悪いと思っていた幹だったようです。
かなり上まで削らないと腐食が取れなかったです。
施術中に落葉した葉(右)と、辛うじて一節分余裕を持たせることができた幹部分(左)をメネデール溶液で水差し2日程しても水を吸う気配がなかったので密閉挿しにする事にしました。
土はバーミキュライト、補助としてルートンを使用しています。
3月6日(カポック復活の兆し)
と、言うにはまだ早いのと、写真は真上からなので分かりづらいですが、幹を挿した左側の方のものがやっと水を吸うようになってくれました。
少し葉が持ち上がってきています。
3月8日
3月8日時点のステレオスペルマム。
新芽が徐々に開いてきました。
初期から健康的な株も含めて元から使っている土があまりよろしく無いもの+マグァンプkを入手したので、気が早いのは承知の上でこの日全部植え替え+元肥を導入しました。
こちらはクロトン
新芽が開いてきました。
ただ、元からある葉っぱが落ちはしないもの、急に傷がついたりなどして傷んできています。
湿度不足で縮こまって自分で傷を付けているのか…なかなか気難しい子です。
この時1番新しい根を出していたのはステレオスペルマムでした。
ネットでは育成に癖があると書いてありましたが、生命力が凄まじいので私にとっては1番頼もしいです。
3月10日(ディフェンバキア…?お迎え)
ステレオスペルマム、シンゴニウム、クロトンが死にかけていたお店からまたレスキュー。
しかしこの子に関しては持ち直させる自信がないです。
根は…ボロボロ取れる感じはなく、株にしっかりついている様子でしたが、サトイモの仲間の根なのに細くて茶色になってました…。
土もパッサパサでした。
この子は店先で死ぬよりは、うちで1日でも長く…と思い、看取る覚悟で迎えました。
側面①
側面②
3月11日(懲りずに…3株お迎え)
別の駅のダイソーに行った時にレスキュー。
元々はコルジリネかドラセナがある店舗を探していたのですが…
※うちからホームセンターが割と遠いので
この駅のダイソーは大きめだと聞いていたのです。確かに大きめでレアな鉢もありましたが、キングバンブーでさえ3本セット中の1本が暖房で干からびてたこ煎餅のたこみたいになってました。
このフィカス(ティネケ?ルビー?)も、同種の健康な幼苗(写真右側)を既に迎えているのですが、殆どの葉を暖房で干からびさせられながらも生き生きとした新芽を伸ばしている様を見ていると居ても立っても居られなくなり、迎えました。
これは300円苗のウンベラータ
初めて並んでいるのを見ました。
葉のツヤも良く健康的な苗も隣にあったのですが、この葉が破れて少し萎れている方を迎えました。
これは同じ駅のキャンドゥの片隅で萎れていたフィロデンドロンです。
300円苗でした。
隣に入荷したてなのか、葉がツヤツヤとした、かつ種別の特徴が顕著な個体がいたので辛うじて種類がグリーンプリンセスである事は判明してます。
やはり水が切れていました。
この子も看取り覚悟で迎えています。
3月14日
フィロデンドロンはあれから葉水をこまめにやっていたら徐々に葉を持ち上げてくれました。
ただ、横で売られていた健康体と比べるとまだ葉はシワシワ、ツヤもなく、本来の姿を取り戻せていないようです。
ハゲていたフィカスは新芽が割れてきました。
前からいただき健康体の斑入りフィカスも芽を開けてくれている中、
先住のバーガンディが1番頑なに新芽を開けてくれないという悲しさ。
ディフェンバキア?は湿度管理をしていたところダメになっていた葉にカビが生えかけていたので葉を切除して外気管理にシフト。
余計に負担をかけてしまった…。
地中根は相当痛んでいる様子でしたが、ただ剥いてみると…
健康な緑色のぼこぼこが生えています。
新芽なのか、健康な気根なのかは定かではないですがこれを信じてもう少し養生させます。
3月15日(カポックの挿し木現在)
養生中のカポックはこんな感じです。
左の幹から挿してるものは本当に順調に水を吸ってくれています。
大きい葉が瓶のフチに絡まるので鉢の向きを途中でくるっと変えています
あんなにヘニャヘニャで一枚一枚が山折り状態だった葉っぱが今では立派に谷折りです。
横から見るとこんな感じです。
葉がシャキンとしただけで背丈まで違うように見えてくる不思議
吉と出るか、凶と出るか
ディフェンバキアの茎?幹?は変わらぬものの、葉がいよいよ弱り切ってきたのでなんちゃって簡易温室を作って養生を試みています。
これが吉と出るか、凶と出るか…。
買ってきたばかりの梅酒ビンの中にお湯を注ぎ、土台として逆さにした鉢を入れ、その上に置いて蓋を閉じてます。
瓶底に電気あんかを敷き、毛布を被せ、夜間の対策としています。
3月18日朝追記:
あんかと毛布のおかげか、しっかり保温加温がなされていました。
観察のためと換気のために少しの間蓋を開けたが、健康な幹部分の色変化等は見られませんでした。
3月18日夜追記:
丁度良いぬるま湯程度の保温を確認。
健康な部分の色の劣化等はなし。
茎ないし幹の軟化、萎れ等なし。
茎ないし幹に謎の隆起が見られる。
悪化した葉は完全に茶色くなる。
蓋に厚紙を噛ませて密閉を阻止する。
3月24日(クロトン、ステレオスペルマム他)
クロトンはだいぶ新芽が伸びてきました。
葉の形になってきている芽もいます。
ハゲてたフィカス (多分ティネケかルビー)も新芽がもりもり開いています。
ステレオスペルマムは毎日新芽を展開させてる気がします。
フィロデンドロン(恐らくグリーンプリンセス)は新芽が順調です。
葉のツヤはあまり戻ってませんが…。
弱ってた子が少しずつ元気になっていく姿に、私も元気がもらえます!
今後の展開も楽しみにしてます。