お正月の寄植えの「枝垂れ梅」を剪定。取り木にもチャレンジ。切った枝は挿し木にしました。
理想形と計画、相談と変更
お正月用の寄植えを解体した「枝垂れ梅」を、単体の盆栽にするための整枝を計画。先輩のご指南をいただき、プラン確定しました。
●理想形
将来の理想の樹形は、
「傘をしぼめた枝垂れ梅ではなく、短く太い上向きの主枝を作って、花付き小枝がふわっと枝垂れる形」
↑難しそう〜
●今春はガッツリ剪定
[赤色線で剪定]
小枝の幹から一番近い一つ目の芽から1−2cmくらい枝先側で切る。
●来年から
・枝が太くなる前に下向きの枝を都度上向きに矯正
・今後は成長した枝の下から出る小枝をカットして上からでる小枝を適宜残して幹周辺の空間が狭くならないように剪定
●取り木にチャレンジ_計画1
緑色の線で取り木にチャレンジはどうでしょう。
取り木は1箇所なのでしょうか。青色の線と2箇所してみたいなぁ。
○寄り道
取り木をしないとしたら、上段が正面になると思います。下段の向きは切り口が出ています。
3月16日現在
葉っぱがかなり出ています。
この状態でカットして大丈夫かしら。
→大丈夫とのこと、17日に実行しました。
●取り木にチャレンジ_計画決定
取り木後の根は充実した根ではないので、その根で支えられる分量か検討した結果、
当初より上の緑色の線で取り木にチャレンジすることにしました。
ご指南ありがとうございました。
3月17日 計画実行
今回の整枝はこのセットで行きます。
他に、今回カットした切り口ではない天辺の保護用に、色がシックな🤭カルスメイトも使いました。
予定通りにカット。
あまりにサクサク切れちゃうので、
ちょい待て!な気持ちになりましたが、
ガッツリいきました。
取り木するための皮ムキムキ。
特に上部は根が負担なく出られるように、切り口をできるだけキレイにと努めました。
枝が近くて、用意した大きなカッターでは作業が不自由で反省点です。
また枝が混んでて、削る場所に枝があったので、取り除く際硬くて手間取りました。
剥いた皮の上部は根出し用に水でペースト状にしたルートンを塗り、
下部とカットした枝の切り口全てにはトップジンMペーストを塗布しました。
天の古い切り口はカルスメイトにしました。
取り木の根出しまでの保湿は水苔にしました。
ふやかしてからメネデール漬けにした水苔で剥離面を覆い、厚めのビニールで巻いて下部は結束バンドで締め、上部は水やり用にふんわりテープで止めました。
剪定した枝は、メネデールに2時間漬けて、葉を小さくカットして赤玉に挿しました。
キッチンハイターで消毒しておしまい。
取り木は初めてで、楽しみです。
失敗したらまた挑戦したいです😉
3月25日現在の状況
幹からたくさんの枝が出ています。
お正月にまたお花を咲かしてくれるといいな。
芽を残したと思って剪定した枝からは葉が出ず、冬に根元からカットしようかな。
取り木は失敗の模様です。
根も葉も出てこなく、枯れていきそうです。もう少し粘ってみますよ😉
お返事が遅くなり申し訳ありません。
枝の剪定はコレで良いです。
この剪定の場合、枝を活かして、ギザギザになるようにします。
只、思った方向に出て来なかった場合は針金などで矯正が必要です。
取り木も良いと思います。接ぎ木跡は確かに気になりますし、この木の場合、腰高なのも気になります。
然し、どうして接ぎ木をするか、について考えてみて下さい。
台木は丈夫な、恐らく野梅の木であり、この枝垂れ梅を育てるのに充分な根を持っています。
取り木して発根したとしても、この根と同等な根が出なければなりません。
取り木は2箇所でも良いと思いますが、私は1箇所で良いと思います。
葉があっても、剪定は構いませんが、早いほうが良いと思います(*^^*)