我が家の猫たちが実際に食べて大丈夫だった植物たち
フウラン
フウランは昔から家にあった。
小さな姿と、夕方から強くなる香りが好きで、あまり花に興味がなかった頃の私がわりと初期に好きになった植物だった。
ネコも昔から家にいた。
野良ネコだったり、その野良が我が家の敷地内で産んだものの、野良親が死んで、子猫を家で引き取って育て、その子がまた子を産み、又私がペットショップで2000円で売られていた子を連れ帰ったり、ある時は迷い猫がそのまま飼い猫になったりした。
わりとネコたちとの付き合いは多く、長い。
田舎の我が家の庭にはたくさんの花が咲く。
春になれば水仙、それからスズランが咲き、夏には百合も大きな白い花をつけた。
後年知ったのだが、全てネコにとって有毒な花だった。
それでも、我が家の猫たちは外で遊び、寝て気ままに過ごしていた。
悲しい交通事故もあった。
ケンカして傷口から病気をもらったりしたこともあった。
だけど、植物での事故は一度もない。
と、思う。
細長いイネ科らしい葉っぱはよく齧っていた。
だけど、水仙の葉っぱを齧っているなんてのは見たことがない。
多分、ネコは食べていい草を知ってるのだと思う。
(注意は必要だ…。)
そこで、我が家のかわいいフウランだ。
フウランは歴代のネコたちに大人気だった。
蘭の種類はネコにも大丈夫らしい。
とはいえ、フウランが可哀想なので見つけたらやめさせるものの、細長い葉は写真のとおり、もうぼろぼろなのだった。
ちなみに、他の蘭も何種類かあるのだが、それは食べない。葉っぱの形のせいだろうか。
パキラ
パキラは新参者だ。
居間に置くシンボルツリーのような植物が欲しかった。
ネコに齧られても大丈夫な植物を検索して、比較的手に入りやすいだろうと、ホームセンターやら園芸店を回った。
しかし、冬も初め。
ほとんどなかった。
パキラならぐんぐん育つんじゃないか?と期待して小ぶりのを買った。
案の定、葉っぱは上に上に大きな葉を展開し、
案の定、葉っぱはネコに齧られた。
でも大丈夫だ。
上の葉はネコに届かない…!
どんどん成長して欲しい。
パピルス
とある店で、大きな変わった植物を見つけた。パピルスと書いてあった。
細長い葉っぱが長い茎の先に円を描いて並んでいる。
パピルスとは、古代エジプトで紙の原料に使われた植物では…?
エジプト、というか、古代遺跡全般大好きな私はうっかり買ってしまった。
パピルスは大きな鉢にたくさん葉をつけており、見応えがあった。
良い買い物をしたと思った。
写真のネコは今は亡きスミという黒猫だ。
スミはよく私の部屋に来た。
そして、パピルスを食べるのだった。
食べれるんか、それ…と、ネットで検索するとカヤツリソウ科らしく、大丈夫そうだった。
あれだけ立派だったパピルスはあっけなく猫草に変身した。
かわいいスミのため、パピルスの増殖を試み、根っこがでたりしたが、元の立派な姿には戻ることがなく、小さな地味な見た目の葉っぱになっただけだった。
@H 子どもの頃
度々、拾って来た🐈や、
迷い🐈を育ててました。
食べて良い🌱本能で分かる様ですね。
🐸🐸🐸