金沢市北部に日本の中でも珍しい神社があります。その名も「はじかみ」神社です🙋
金沢市北部、二日市町に 日本で唯一【生姜】、香辛料をまつる 「波自加彌神社(はじかみじんじゃ)」があります。
波自加彌(はじかみ)とは…?
この波自加彌神社は調味、医薬、健康の神様であり、全国に類例のない『食産神』です。
はじかみとは「生姜、山椒や山葵」など 歯に噛んで辛い物、つまり香辛料全般を示す古語であり、古事記にも その名が登場するそうです。
いつかは訪ねて見たかった所。はじかみ大祭は📺のニュースで見てはいました😃
当日、Instagramで10月の「御朱印」が紹介されていて、💡😄行ってみよう🚘。 ただ…、実はいつも通ったりしてはしている道。大ざっぱな場所ではなんとく…と…📡ナビを頼りに出発🎶🚘💨
旧、大通りからちょっと山手へ。それでも曲がり角は狭く、軽四車ギリギリの山道👀❓
看板も無く、作業中の方にも道を尋ねる😅💦
ありました⛩️😃
境内の木々🌳🌲⛩️
当日は良いお天気☀
鳥居前の看板📱✨
由来等が書かれています📝
はじかみ、漢字では「矢生姜」や「薑」「椒」とも書き表せているそうです🤔!!
鳥居をくぐる⛩️🙏
かなり急な階段が小高い山頂へと導いてくれます。
急な階段を登り、社殿が見えるかと思いきや💦…またまた鳥居から折れ⤴上り階段😅が見えてきました😂💧
やっと社殿が見えてきました。少し汗ばむような日☀でしたが、木漏れ日🌳✨の景色もなかなか♡
社殿には七五三詣り👘のひと家族が訪れていました。パパ、ママも少し緊張した様子😄💓
社殿は、こぢんまりとしたものでしたが、登りきった階段の目の前の社殿はやはり何処となく良い雰囲気が感じられました。
この旗竿が目印のように、導いてくれます
このあたりでリーフレットより📝
御由緒「日本唯一香辛料の神」
波自加彌神社は、日本で唯一香辛料の神様をお祀りし、旧社格は郷社。1300年の歴史を誇る延喜式内の古社です。
創建は養老2年(718年)で、はじめは現鎮座地より後方山手にありましたが、寿永年間の【源平北国合戦】の際に兵火によって社殿を消失したため、現鎮座地にあった「田鹿八幡宮(たじかはちまんぐう)」の横に並んで社殿を建て遷座されました。
その後、波自加彌・八幡の両社が一つの社殿として造営合祀され「波自加彌神社・正八幡宮」または「やわた宮」と呼ばれ、加賀国の守護神として あるいは金沢北郊の大社として多くの信仰を集めてきました。
田鹿八幡宮がいつ頃からか 波自加彌神社と呼称されていたのかは詳しくはわかっていませんが、元禄7年(1694年)の「神社略縁起」には波自加彌神社と記されているそうです。
これは、波自加彌神社を八幡神より上位と考えて社名を変更したものと推察され、八幡宮にとっては、庇(ひさし)を貸して母屋を取られたことになります📝
祭事看板
奈良時代に加賀国で数ヶ月降雨が無く、草木はことごとくかれ、人に至っては多くが渇死するという事態が起こりました。身を清め断食して祈願すること37日目の満願日、神社近くより霊水がこんこんと湧き出した事により人々は救われました。
人々は神恩に報いるために供え物を求めましたが、長く続いた干ばつの為にめぼしいものがなく困っていたところ、たまたま自生する「生姜」があったので、これを献じて感謝の祭りを行いました。
この日が六月十五日であった為、毎年この日には「はじかみ大祭」が行われるようになりました。
祭典終了後、御神前にてお清めされた特製「しょうが湯」の振る舞いがあります。また生姜などの香辛料の生産者・香辛料の製品を扱う企業・飲食店の方々より香辛料に関する商品の奉納(生姜、菓子、飲料、美容品等)が拝殿に所狭しと奉納品が並びます。
… …と、目的の御朱印はといえば、、、こちらの拝殿ではなく 旧北国街道(いつも通る道)側にあるそうで💦 神木が繁るなかまた急な階段を降りる事に😅
かなり急勾配の階段でした↘📱💦
目的の「御朱印」をいただけるのは、旧、北国街道沿いにある波自加彌神社遙拝所(社務所兼宮司宅)でした😅
こちらが、波自加彌神社遥拝所⛩️🙏
看板を…📱📸
社殿、こちらも こぢんまりしながらも 綺麗で凛とした空気感を感じられました。
こちらは、金沢市無形文化財に指定されている「獅子舞」も有名な地です。
鎌倉時代に作られたと伝わる「麦喰獅子(むぎくいじし)」は金沢市の指定文化財となっています
📝名称の由来は夜な夜なこの獅子頭が神社の近くの麦畠を食い荒らしたため、金網をかけて出られないようにしたという伝説からです。 今も当時の宝物庫に金網をかけられ厳重に保管されているそうです。
そのほかにも、鎌倉時代作と伝えられる「木造随身像(もくぞうずいしんぞう)」能登の春日という仏師の作も、金沢市の指定文化財としてこちらに安置されているそう。
そして、やっと手にする事ができた 獅子舞柄の波自加彌神社の「御朱印」です。
10月はこの色付きのもの、透かし絵のものがあるそうです。
御朱印のコレクターではないのですが、丁度、季節は秋祭りの時期。市内北部では2、3人掛かりで獅子頭を操り 庶民にも武芸を奨励したという獅子討ちの獅子舞が盛んでした(コロナも少〜し落ち着きチラホラと秋祭り・獅子舞も復活しつつあるようです😀)
父の影響もありお祭りの太鼓は今の年齢になっても心躍りますね。…で、獅子舞柄の御朱印を頂きたいに、繋がるのでした💓
リーフレットの写真より
まさに「生姜」をお供え、お祀りしている写真になります。
行きは、細い道の曲がり角を何度も間違えつつ、拝殿にたどり着き、そして目的の「御朱印」は下の遥拝所だと😲伺い💦 ようやく御朱印を手にできましたが、行きは約40分。帰りは🚘5分での帰宅😂💧デシタ。
近かったのね…(☉。☉)!!
神木繁る少し小高い社殿の景色も1枚📱🌳入れながら、帰路僅か5分の「御朱印」の旅🚘でしたが、迷いながらも拝殿にも行けたことに感謝と、日本唯一「生姜」を祀る波自加彌神社を皆様にも知って頂きたくて
🍀久しぶりの「みどりのまとめ」を作ってみました🙇💓
境内の木々について📝の看板を追加です🙋😅
焼き魚に添えてあるはじかみ
関係ありかな🤔
珍しいね⛩🙏