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アスパラガスはパスタやサラダとして食べていることが多いと思いますが、どんな栄養が含まれているのでしょうか。このページではアスパラガスの栄養や選び方、保存方法、カロリーについて解説しています。ぜひご参照ください。
アスパラガスはキジカクシ科クサスギカズラ属の植物で、オランダキジカクシ、マツバウド、オランダウドとも呼ばれます。
地中海東部が原産で、草丈は1.5メートルほどの大きさになります。アスパラガスの花期は5月から7月で、クリーム色の小さな花を咲かせます。
アスパラガスには、βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、ルチン、アスパラギン酸、ビタミンUが含まれています。
アスパラガス100gあたりのカロリーは22kcalです。1本あたりはだいたい25gなので約5kcalです。
βカロテンは皮膚や粘膜を作ります。健康な皮膚や粘膜の維持によいでしょう。
ビタミンUは胃の働きを整えると言われています。胃酸の分泌を抑制し、胃の粘膜の代謝をよくします。胃もたれや胃の不快感がある方にアスパラガスはおすすめです。
食物繊維は腸の動きを活発にします。便秘がちの方によいでしょう。
アスパラギン酸はエナジードリンクにも配合される成分です。タンパク質の合成を助けます。アスパラギン酸が不足すると、疲れやすくなるため、運動をする方はこまめにアスパラギン酸を摂るのがおすすめです。
ルチンはビタミンの一種です。毛細血管を強くすると言われています。血圧の上昇を抑える働きがあるため、血圧の高い方に向いています。
アスパラガスの旬は5月から6月です。
おいしいアスパラガスはまず穂先を見てみましょう。穂先がしまっているものをおすすめします。茎が太くくねらずにまっすぐ伸びているのも良いアスパラガスです。
アスパラガスの切り口も見てください。切り口がみずみずしいものは新鮮な証拠です。アスパラガスは90%以上が水分でできています。水分の多さがおいしさの秘訣と言うことができます。しっかりと切り口に水分があるか確認してみてください。
アスパラガスは冷蔵保存と冷凍保存ができます。
アスパラガスの根元部分を薄くカットしてください。湿らしたキッチンペーパーを根元の切り口にまいて、ペットボトルなどに入れてアスパラガスを立てます。
アスパラガスの穂が上になるように、切り口の根元が下になるようにして保存をすると自然環境下に近く、アスパラガスが長持ちします。
ペットボトルなどの上からポリ袋やラップなどをかぶせて冷蔵庫に入れてください。野菜室はアスパラガスの保管に向かないため、おすすめしません。冷蔵保存であれば、3日ほど持ちます。キッチンペーパーはこまめに交換しましょう。
アスパラガスの根元を薄くカットします。下茹でをして、食べやすい大きさにカットしてください。キッチンペーパーでアスパラガスの水分をしっかりとふき取ってから、保存袋やタッパーなどに入れて寝かせた状態で冷凍庫で保管をします。
冷凍庫での保管であれば2週間ほど持ちますが、こまめに状態をチェックしてください。
アスパラガスは体によい成分が含まれています。疲れやすい方はアスパラギン酸を含むアスパラガスがおすすめです。炒め物やスープに入れておいしく食べてみませんか。
GreenSnap編集部